JR線路脇に不審な刈り込み…実は大麻栽培
(From: 読売新聞)JR武蔵野線の線路脇で大麻を栽培していたとして、千葉県警は11日、自称千葉県流山市前ヶ崎、飲食店従業員岡野芳紀容疑者(28)を大麻取締法違反(栽培、所持)の疑いで現行犯逮捕したと発表した。
発表によると、岡野容疑者は10日午後7時40分頃、同県松戸市大谷口、JR武蔵野線の線路脇で大麻草43本を栽培していた疑い。また同日、大麻草から葉を摘んで所持していた疑い。
8月2日にJR東日本が「線路内に大麻草のようなものが勝手に植えられている」と松戸署に通報。現場付近の変電所で作業中の同社員が不自然に刈られた線路脇の草むらを不審に思い、写真を撮ってインターネットで確認したところ、大麻草に似ていたという。
逮捕当日、岡野容疑者はフェンスを乗り越えて敷地内に侵入、ペットボトルで大麻草に水をやり、葉を摘んで戻ってきたところを張り込み中の捜査員に取り押さえられた。
調べに対し、「7月上旬から自分で吸うために種をまいて栽培していた」と容疑を認めているという。
草丈50センチ~2メートルの大麻草が約15メートルの範囲に栽培されており、県警は栽培時期や種の入手経路を調べている。