テレビじじいの観戦日記

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柔道日本一に曲者加藤博剛

2012-04-29 18:31:50 | いろいろスポーツ
全日本柔道選手権の3回戦まで見て、競馬の天皇賞を見て、また柔道に戻ったわけだけど、両方とも伏兵が勝つ結果に。

テレビじじいにとって、三冠馬オルフェーブルが惨敗し、ビートブラックが勝った京都よりも、東京の柔道のほうがずっと面白かった。

ロンドンオリンピック100キロ超級代表候補って、世界ランキング22位以内の条件があるそうで、3人しかいない。その上川大樹も高橋和彦も鈴木桂治もみんな負けてしまった。

決勝には、きょうの試合だけ見たら一番強いのではないかと思った石井竜太が進出。準決勝では内股で鈴木を投げてぶっ壊してしまった。鈴木は右肩が痛くて試合にならなかった。

もう一人は、90キロ級だという加藤博剛。これが曲者なんだな。寝技が強いんだそうだけど、あれ、何やったのって感じで相手を投げていた。

体重で40キロ、身長は20センチほどの差がある両者。テレビじじいは、今日の調子から見て、石井が加藤をぶん投げると予想していた。

ところが。

試合開始から、加藤が速い動きで石井を圧倒。抱きついたと思ったら(何が起こったのかよく分からなかった。そんなふうに見えたんだけど)、石井を仰向けに倒してしまった。隅落としだとか。

柔道はいくら柔よく剛を制すといっても、大きくて強い選手が勝つべきだと以前から思っている。ヘーシンクよりでかくて強い奴が欲しい! 東京オリンピックのトラウマさ。ただ、きょうは加藤の曲者ぶりにただただ感心させられた。