日本はコロナ感染者の第三波が来ていて、渡台どころではなくなっていますが、台湾国内の友人に聞いたところ、台湾国内では新規感染者はほぼ抑えられていて、市民は以前とほぼ変わらない生活に戻っているとのことです。
12月2日のクラブツーリズムの情報サイト・クラブログの情報によると、台湾では4月13日以降市中感染者が出ておらず、すべて輸入症例(台湾入境の際の検査で判明)だとのこと。
ただ、まだ予断を許さない状況なので12月からは、マスク着用の罰則付き義務化が決定となり、冬に向けた対策を行っています。
日本からの観光目的での渡航ですが、外務省の台湾渡航情報によると今年の3月19日から、外国人の観光目的での入境は一律禁止されています。これには友人宅の訪問も含みます。
また、
2020年12月1日から2021年2月28日までの間、台湾に入境又は台湾でトランジットを行う全ての旅客は、身分(国籍・地域)及び訪台目的に関わらず、例外なく搭乗前3営業日以内に検査したPCR検査陰性証明を得なければ、訪台便に搭乗できない。
との一文が追加されています。
トランジットでも入境できなかった頃に比べると緩和されたとも言えますが、搭乗前3営業日以内のPCR検査必須ということなので、ハードルは高いですね。
またニュースによると台湾交通部(交通省)観光局は、台湾と海外との観光を目的とする往来が、来年第4四半期(10~12月)に再開されるとの見通しを示しました。
観光業界団体の中華民国旅行商業同業公会全国聯合会(旅行公会全聯会)は、国内旅行の推進策「安心旅行」が10月31日に終了したことで観光業界の1,000社が来年の春節(旧正月)までに倒産するとの予測を示しました。
台湾政府の観光局の日本語サイトでは、オンラインセミナーを行ったり、メールマガジンを発行したりして日本人へのサービスを行っていますので、行けるときが来るまでこうしたもので繋いでいくしかないですね。
また、台湾駐日経済文化代表処では、台湾関係の最新情報を入手できます。
台湾在住の友人も、今年は日本に行けなかったと悲しんでいました。
お互い我慢して待つしかなさそうです。