台湾で山と積まれた果物が見たい!物量で私を圧倒してほしい!!
台湾で何が見たいかというと、私の好物の団地類以外だとこれですね。
昨年から台湾華語教室(台湾で話されている中国語。使用する漢字は日本でも昔使っていた画数の多い繁体字)に通っているのですが、先生が台北出身で本業は台湾文化を大学で教えている人なので、レッスンの前に台湾文化についてお話をしてくれます。
先生が日本に来て驚いたのは、日本人があまり果物を食べないこと。ホームステイ先の人に聞いたところ、どうやら日本人は果物をデザートと捉えていて贅沢品のように思っているからだと分かったそう。確かに台湾に比べると果物の値段は格段に高額で、先生も日本に住むようになると段々と食べる量が減っていったそう。台湾では毎日5~6種類の果物を食べており、その準備はお父さんの仕事だったとのこと。先生は夏になるとスイカを半玉ずつ食べていたそうで、家族全員がそのペースで食べるとなると、確かに男手で準備したほうが良さそうです。
私は暑さが苦手なのと、台風襲来で計画が変更になりがちなので夏場に台湾に行かないのですが、昨年7月に初めて夏場の台湾に行きました。奥の緑色の長いのがスイカです。日本にあるような縞々のもありますが、このように縞なしの長いものも一般的。
切るとこのようになります。中は赤いです。
これも同じく昨年7月の桃園。大渓というバロック建築が連なる老街にあった果物屋さん。赤や黄色のトロピカルフルーツが豊富です。
同じく昨年7月。カルフールの果物売り場。いろいろな種類のマンゴーが山積みでした。
愛文マンゴー、西施マンゴー、烏香マンゴーが全て65元(250円くらい)。日本では2~3倍しますよね・・・。
日本では愛文マンゴーしか流通していませんが、現地ではいろいろな種類が出回っています。このバラ売りはさらに安くて59元(220円くらい)でした。
私はもっぱらファミマで切ったマンゴーを買っていましたが、十分美味!!単価は忘れたのですが、これ全部で134元(500円位)だったので200~300円かな。
次は冬場の果物。
釈迦頭は傷がつきやすく保存が難しいので日本では冷凍ものしか流通していません。4つで100元ということは、ひとつ90円くらいですか・・・。
↑この3枚は2013年2月の台南。籠盛りがかわいいですね。
同じ時期の台南。有名な莉莉水果店でマンゴーかき氷を食べようとしたら、マンゴーは夏しかないよと言われしょんぼり。今見返したら釈迦頭が真ん中にあって、一押しっぽいですね。この時は知らなかった・・・。釈迦頭の段ボール箱は可愛いと思ったらしく、写真を撮っていました。
これは2016年の台北。右下の赤い果物が何だかわからなかったのですが、台湾華語レッスンで先生に教えてもらえました。これは蓮霧(レンブ)といって、台湾では冬の定番の果物だそう。特大ピーマンのような容姿で、味は梨や林檎に似ていて爽やかで、食感はサクサクしています。
上の2枚は、2015年3月に高雄からバスで一時間くらいの山の中にある旗山に行った時のもの。旗山はバナナの名産地で、かつて日本に大量に輸出していたそう。みずみずしいバナナが山積みでした。二枚目はパパイヤとパパイヤ汁を売る屋台。おばちゃんの前にあるもの。柿の種かと思ったら何かのカプセルでした。
これは2020年1月の台南。レモン山積み。一斤21元(約80円)です。一斤は600グラムなのですが、何個くらい買えるのでしょうか?ちなみにかなり小さめのレモンでした。
こちらは2019年12月の竹南の果物屋。何もかもが黄色いです。冬場なので柑橘系が多くなった結果だと思われます。左から、仙桃7粒100元(約380円)、台東産の釈迦頭一個40元(約150円)、小蕃茄一箱230元(約870円)、古坑産の柳丁6斤(3.6kg)100元(380円)です。
仙桃は現地でも珍品だそうで、桃という字が入っていますがそれは形を指しているそう。味は水分のないパサパサしたもので、ゆで卵の黄身とか焼き芋などと表現されていました。
小蕃茄は小さいトマトのこと。値札の下にあるのは小蕃茄ではなく柳丁です。
柳丁は、オレンジの一種でジュースにすることが多いようです。
竹南に行ったときと同時期の苗栗のスーパーマーケット頂好(ディンハオ)の品ぞろえ。夏に比べると寂しいですね。日本の愛媛みかんが特価109元(約400円)と高額で売られていますが、やはり買う人が居るということですよね。我々が何百円も出してマンゴーを買うのと同じだなと思いました。
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