意思による楽観のための読書日記

万葉集の名歌 佐佐木幸綱 ***

4500首もあるといわれる万葉集から100首を選び、20の覚えていきたい歌、できれば覚えたい歌30首、なるべくなら知っておきたい歌50首を選定した。

是非とも覚えておきたい歌
東(ひんがし)の 野に炎(かぎろい)の 立つ見えて かへり見すれば 月傾きぬ 柿本人麻呂
もとの漢字表記は
東 野炎 立所見而 反見為者 月西渡
最後の句の読み方はどうだろうか。

春の野に 霞たなびき うら悲し この夕影に 鶯鳴くも 大伴家持
あおによし 寧楽(なら)の京師(みやこ)は 咲く花の 薫ふがごとく 今盛りなり 小野老
田子の浦ゆ 打出て見れば ま白にぞ 不尽の高嶺に 雪は降りける
春過ぎて 夏きたるらし 白たえの 衣乾したり 天の香具山 持統天皇
銀(しろがね)も 金(くがね)も玉も 何せむに 勝れる宝 子に及かめやも 山上憶良
あかねさす 紫野行き標野行き 野守は見ずや 君が袖振る 額田王

万葉に使われた漢字表記がどのように読めるのか、いろいろな解釈を知ってみたいものだ。


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