意思による楽観のための読書日記

京都図鑑 *****

京都のガイド本は数多いが、初心者向きからリピーター、ベテラン向きまでしっかりと選ばないと自分のニーズに合わないことも多い。京都に生まれたが成人後京都を離れた私が、時間ができたので京都を再び訪れたい、と思った時に最適なものはなんだろうかと見てみると、表層的すぎるもの、グルメばかりのガイド、逆に深く歴史を語るものや、一部の仏像や庭園マニア向きなど、帯に短し襷に長し、ちょうどいいものがなかなか見つからなかった。

本書は、バランスよく京都見物者に向けた見どころを押さえ、庭園や仏像の主なものを集中的に詳しく解説、茶道、歌舞伎、西陣織などの文化を概説、京都の地理として名水や山、路地などを紹介し、京料理をおさらいして、年中行事を一覧している。絵と図を多用して飽きさせない工夫もあって初心者向きでもあり、一部のマニアでも参考になる。

これ一冊持って京都の四季を楽しめばさらに何度でも京都を訪れたくなると思う。ニッポンを解剖する! 京都図鑑 (諸ガイド)


↓↓↓2008年1月から読んだ本について書いています。

名前:
コメント:

※文字化け等の原因になりますので顔文字の投稿はお控えください。

コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

 

  • Xでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

最新の画像もっと見る

最近の「読書」カテゴリーもっと見る

最近の記事
バックナンバー
人気記事