☆♪☆ 鉄のみゅーじしゃん ☆♪☆

作編曲家・ギタリスト塩塚博のブログ。
近年は駅メロディの作曲で知られています。

僕の初のアルバムが発売されます!!

2010年12月16日 17時54分19秒 | 制作した楽曲・本などの情報
2011年初頭を飾るビッグプロジェクト、僕のソロアルバムが出ることになりました。
よくある自主制作ではなく、大手のユニバーサルから、出ます。

これまで作編曲家としては沢山のCD・レコードで仕事をしてきましたが、
自分名義のアルバムは、初めてです。
秋からその制作作業にずっと携わっていましたが、12/13にすべて終了しました。

今日はいよいよその詳細な情報を公開させていただきます。

このアルバム、主に関東圏でこの16年ほどずっと親しまれている
僕の作品「SHシリーズ」をベースにして、
ロングバージョンあり、歌ものあり、そして弦楽四重奏あり、という具合に
バラエティに富んだ、僕の真髄をつぎ込んだアルバムです。

アルバムタイトルは「テツノポップ」。
「鉄のポップ」です。まぁ、ダジャレですが。

そしてサブタイトルが
~史上最強 駅メロ伝説『SH』スペシャル・コレクション~
という、仰々しいものがつきました。ちょっと恥ずかしい・・。

アルバムジャケットは、素敵なデザインのものになりました。 ご覧下さい。



発売日は、2011年1月26日です。
レコード番号はUICZ-4239、定価は2500円。

収録コンテンツを順に紹介します。

*テツノポップ・オープニングテーマ曲、エンディングテーマ曲

テツノポップの旅の最初と最後を飾る、スペシャル駅メロメドレーです。
「ソウルトレイン」のようなイメージで、
軽快にしてゴージャスなサウンドにしてみました。

SHシリーズからはSH1、SH3、SH6が登場する他、
僕以外の方の作曲による「せせらぎ」「春」「WATER CROWN」「Verde Rayo」
といった、関東のJR駅ではおなじみの曲も登場しています。

そしてここで楽しいナレーションを担当したのは、お笑い芸人の「ユリオカ超特Q」。
名前が超特急(Q)ということで、ちょっと強引ですが電車つながりです。

*SH1ロングバージョン「華憐」
*SH2ロングバージョン「庭園」
*SH3ロングバージョン「原子」
*SH4ロングバージョン「銀河」


このアルバムでは、発車メロディー「SHシリーズ」から何曲か、
元が10秒そこそこの曲をイメージをふくらませて、
ロングバージョン(3-4分)を作ってみました。
サウンドは基本的に駅メロのクリスタルな音色です。

SH1と2は、優雅なクラシック音楽的な発想で。
3と4は、フュージョンやプログレッシブロックの感じの発想で。
「原子」「銀河」は既に僕の周りでは人気曲です。

*「桜 花びら 時速300km」

今回SHシリーズを元ネタにしたボーカルものを2曲、作ってみました。
この曲は、SH1とSH2をベースにした、軽快なポップスです。
新人アイドルの藤岡リラちゃんが歌っています。この子は要チェックですよ。

*「Charming Zoo」

もう1曲の歌は御茶ノ水や国分寺で流れているSH6をベースにした、ロック。
もともとSH6は、SHシリーズの中でも、ロックやブルースに特有の
「ブルーノート音階」を使った、異色のロック駅メロです。
歌っているのは辻本祥子ちゃん。
アニメソングを何曲も世に出しているシンガーです。

*弦楽四重奏曲第1番「鉄道」(第1楽章、第2楽章)

このアルバムの企画が立ち上がった時、まっ先に
弦楽四重奏をやりたい、と希望を出しました。

僕は音大は出ていませんが、クラシック、
特にモーツァルト、ラヴェル、ブラームス、ショパンが大好きで、
日頃から研究に余念がありません。
そんな僕ですから、一度真剣にクラシックの様式で作曲してみたいと思い、
今回、SHシリーズを核にした弦楽四重奏に取り組みました。

第1楽章は、SH1を皮切りに、SH2、SH7のメロディーをちりばめ変奏した4拍子。
第2楽章は、SH5を生かした3拍子の曲にしました。

どちらも、完全にモーツァルトになりきったつもりで、
沢山のメロディーを書き下ろして完成させました。
今回の収録曲の中の、隠れた目玉です。

なお演奏は、駅メロをクラシックの編成に乗せて演奏する「電クラ」などの作品で知られている
「杉ちゃん&鉄平」のバイオリニスト岡田鉄平さんと、素敵な仲間の方々にお願いしました。

*星の宮殿
*旅立ちのワルツ


この2曲は駅メロフォーマットで作った、未発表曲です。
旅立ちのワルツは、短調の曲。
発車メロディーにもたまには短調などいかが?と思って作った曲です。

*エアトレイン

ラジオのニッポン放送で「飯田浩司の声だしていこー。」という番組を
月-金で担当する局アナの飯田浩司さんは、自他共に認める大の鉄道好き。

駅の様子やアナウンス、電車の到着・出発などを一人でやりきってしまう、
エアギターならぬ「エアトレイン」という芸を得意としています。
今回、四つの駅のバージョンを、コントなども交えて楽しくリアルに
やってくれました。曲間にお楽しみコーナーとして挿入されています。

そして、駅メロや戸閉めチャイムなどの音楽や効果音を
リアルに手弾きしてくれたのが、
Youtubeで駅メロメドレーを弾きまくって話題になった、松澤健くんです。
全体に流れるBGMは僕の作品。

このエアトレイン、飯田さんの番組でもコーナーを設けて
オンエアしていくとのことですから楽しみです。

*JR発車メロディーSH1~9、JR接近メロディーSH1~9

1993年12月に作られたSHシリーズ。
それぞれ3つの音色・キー違いのバージョンが存在していますが、
今回そのすべてをマスターを録り直して収録しました。
特に5秒程度の接近メロディーは現在あまり使われていない幻の作品です。
なお、このSHシリーズの全集はボーナストラックとして、
エンディングテーマの後に収録されています。

という訳で、新曲12曲、エアトレイン4チャプター、
SHシリーズ全集54チャプター、全部でなんと70チャプター。

現時点での僕の最高のものをつぎ込んだ、自信作が誕生しました。
できるだけ沢山の方に聴いていただきたいです。

駅メロ好きの方、僕の作品を可愛がって下さっている方、
よろしかったら周りの方にもお勧めしていただけたら嬉しいです。
ブログやHPお持ちの方はぜひ、このアルバムのネタを
どんどんコピペして掲載して下さいね。

この1回の記事では書ききれなかった情報や写真などを、
このブログ・Mixiで数回に分けて掲載します。
今後もぜひお読みください。

長い記事にお付き合いいただき、ありがとうございました。

コメント (7)
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