松本明子が、本気(マジ)だ!!

松本明子ちゃん。

1983年に歌手デビュー、その後「バラドル」として開花。
特に日本テレビ「電波少年」での活躍は素晴らしく、記憶に残ります。

ラジオ・ニッポン放送「高田文夫のラジオビバリー昼ズ」(1989～)の初代アシスタントとしても活躍し、
現在はこの番組に復帰して月曜にレギュラー出演しています。

僕はこの番組の音楽を担当しているご縁で1989年からのおつきあい。
この写真は2004年5月、「ビバリー15周年パーティー」での2ショットです。



普段からとても明るく可愛いアッコちゃんですが、実はスゴい歌唱力の持ち主です。
モノマネ番組で数々の歌マネが披露できるのも高い歌唱力の証明。
5年ほど前には、三宅裕司さんのSETに客演して歌姫の役を熱演・熱唱して高く評価されました。

小さい頃からピアノを習い歌を勉強した彼女は、芸能界で確かに成功しましたが、
やはり歌手・音楽家として認められ足跡を残したいとずっと想い続けていたのです。

その彼女がついに、本気の歌手モードに!!
デビュー曲「オス・メス・キス」の作曲者である後藤次利氏がプロデュース、
カバー4曲、オリジナル3曲からなるニューアルバム「くとうてん」を11月に発表しました。パチパチ。



奇しくも歌手デビュー30周年の、記念すべき「句読点」となる、素敵なアルバムです。

僕も購入して、何度も聴きました。
なかなか、いいですよ。お世辞抜きで。

参加ミュージシャンは後藤さんbの他、村上ポンタさんdsや北島健二さんg、向井滋春さんtb、本多俊之さんflら、ジャズフュージョン界の名手がズラリ。
大人が楽しめる、味わいのある内容です。
本人の充実感や楽しさが伝わってくるのが、僕も嬉しいです。

なんでも、制作費を彼女が自分で負担したのだとか。
節約家としても有名なアッコですから、この本気度は、ハンパないです。

ひとつだけ意見。
アッコの歌は素晴らしく上手いです。
だけど、せっかくプレーヤーがフュージョンなので、歌にも少しフェイクやアドリブの要素があってもいいかなと思いました。
アッコの歌は真面目で丁寧すぎる印象もありますが、でもこれはこれで好感が持てます。
次回作はさらに大人の領域へ進化してくれたらいいなと思います。

アッコちゃん、やったネ!!
素敵なアルバムを、ありがとう!!（＾∇＾）

「くとうてん」ホームページは
https://www.facebook.com/pages/%E6%9D%BE%E6%9C%AC%E6%98%8E%E5%AD%90/559012004151144