「タブレット純のエレジー・エナジー歌謡曲～暗い歌こそ生きる力～」

タブレット純。他に類例のない、スゴい歌手であり芸人。
美しく、妖しくて危なくて、儚いキャラクター。
情感たっぷりに歌い上げる美しく太い歌声と、ささやくような可愛い喋り声。
巧みなモノマネやちょいと倒錯した漫談。
巷では、このタブレット純に魅了される人々が急増しています。

そのタブ純が、書き下ろしの新刊著書「タブレット純のエレジー・エナジー歌謡曲～暗い歌こそ生きる力～」を10/22に発売しました。



公式な紹介コピーは
疲れ傷ついた心にこそ、歌謡曲はしみる。
恋にやぶれたとき、人生がどん底のとき、いっそ現実逃避をしてしまいたいとき……。
誰もが抱く哀愁にそっと寄り添い、ときに救いの手を差しのべる1曲を、ムード歌謡漫談の異端児・タブレット純が紹介。
著者初の書き下ろし本!

ということで、彼自身がこれまでの人生で出会った、数々の素晴らしい歌謡曲の名曲を紹介してくれる本です。
でも、単なるレビュー本ではなく、タブレット純くんの自伝でもあり、紆余曲折に満ちたほろ苦い青春物語になっているのです。

まず、純くんの文章力が素晴らしいです。
知っている曲はすごく共感できたし、知らない曲や歌手でも、その歌世界が、まるで何度も見て聴いたようにみずみずしいイメージとなって解像しました。

そして、幾度となく出てくるタブ純自身のエピソード。
そこまで公開しなくてもいいのに、というレベルまで彼の赤裸々な半生が見えて、タブレット純という人が持っている心の闇や、他の人にはない特殊な感性がよく理解できて、個人的にはますますタブ純を応援したくなりました。

皆さんも、よかったら読んでみてください。なかなか沁みる本ですよ。
発売元のヤマハさんの商品ページに、この本の詳細が載っていますので、参考になさってください。
http://www.ymm.co.jp/p/detail.php?code=GTB01094819

タブ純を紹介していただき、関わるようになって3年ほど経ちます。



この間に彼は進化を遂げ、かなり知名度も上がりましたが、僕はもっとブレイクして当然、と思います。
今後とも、僕にできることがあれば喜んでお役に立ちますよ(^O^)
マヒナスターズやGSのスタイルでやるバンドを組織して、ライブもぜひやりたいですねぇ。

というわけで、タブ純の著書、い～い本でした。
ますますの活躍を！