このお芝居、ヤヴァいです(ﾟДﾟ;) 『十二階のカムパネルラ』

昨日23日、劇団シアターキューブリック 『十二階のカムパネルラ』を、浅草「九劇」に見に行きました。
この劇団に関しては、8月に「銚電999」というお芝居を見に行き、レビュー記事も書きましたが、2回目になります。

37年という短い生涯で、多くの童話、詩、絵を遺した宮沢賢治と、その代表作『銀河鉄道の夜』。
明治時代に建設され、わずか33年で幻のように姿を消した日本初の高層ビル「浅草十二階」(凌雲閣)。
この2つの奇跡を題材にした、切なくもあたたかい、クリスマスのお話。



やられました。
なんて素敵で、なんて不思議な世界！！
まだ公演が残っているので詳細は書きませんが、心に沁みるファンタジーです。
SFマインド・鉄道マインドのある方は、さらに楽しめると思います。
終了後、あまりに爽やかな余韻が立ち込め、観客はしばらく席を立てませんでした。僕も皆も一心不乱にアンケートに記入していました。こんな光景を見るのは久しぶりです。

劇団員で友達の谷口礼子ちゃんも、他の役者さんもみな好演していましたが、この劇団の代表で作・演出の緑川憲仁氏がMVPですね。脱帽です。
出口で緑川さん本人にこの感激を伝えることができてよかったです。

24日・25日も2公演、残り4公演ありますので、皆さんもご覧になってはいかがでしょう。僕も、もう一度、見に行こうかな。
公演の詳細は
http://qublic.net/12kai/
今夜はいい夢見られそうです。