今日の「あゝ響バカ一代」

ども、久しぶりの、ウイスキー星人です。

サントリーのブレンデッドウイスキーの最高峰「響」12年・17年が好きで好きで、「響バカ一代」を名乗ってもう何年になるでしょうか。
12年が終売、つい最近17年も終売し、現行品の「ジャパニーズハーモニー」も市場にほとんど出回らず、あったとしても驚くほどの高価(ﾟДﾟ;)・・ということで、「響」に拮抗するフルーティーな味わいのウイスキーを探す旅を、この1年半ほど続けています。スコッチのシングルモルトも随分買ったし、シーバスリーガルのミズナラはかなりいい線行きました。

ニッカも、期間限定ですがそういったフルーティーな味わいのものをいくつか出しました。一番最近、10/20に発売になった「ブラックニッカ・リッチブレンド・コンフォートアロマ」も、しっかり購入しました。写真の一番左、もう飲んじゃったので中身がなくてすいません。2000円前後。



はい、美味しいウイスキーです。ピート香は薄く、フルーティーで「響」に近づけた商品と言えます。
ただ、ニッカのモルト「余市」や「宮城峡」の姿があまり見えない。ニッカの誇り、矜持のあまり感じられないウイスキーです。
だったら僕は隣の「スーパーニッカ」をこれまで通り愛飲します。過去の「スーパーニッカ」や「G&G」のような強烈なものではなくだいぶソフトになったものの、「余市」モルトのコクのある味わいが感じられ、適度な甘味もあり、大好きです。

ところでサントリーのブレンデッドウイスキーは、よく味が変わります。「角瓶」などはこの10年間で正式に2度味が変わり、マイナーチェンジもしています。
「リザーブ」は、1年ほど前は「ジェムソン」のようなアイリッシュウイスキーが少量ブレンドされていたようで、いまいち好みではなかったのですが、最近買ったら、「白州」モルトのフルーティーな味わいをベースにした、甘くてとても美味しいウイスキーになっていました。いいじゃないかー!(^^)!
そして「ローヤル」。1本2800円ほどする、サントリーとしては「響」以外では最高級品です。これも1年前より美味しくなっています。「山崎」モルトをベースに「白州」やグレーンウイスキーをブレンドして、コクがあり甘くフルーティーな味は、間違いなく「響」に一番近い味と思います。
そして、奥の手として、「ローヤル」7と「リザーブ」3をブレンドして水割りにすると、ますます「響」に近づきます。
「響」好きの方には一度お試しいただきたい、邪道なブレンドです。

今日も今日とて、寝る前の静かで心安らぐひとときを過ごしたいと思います。
あゝ「響」バカ一代。