☆♪☆ 鉄のみゅーじしゃん ☆♪☆

作編曲家・ギタリスト塩塚博のブログ。
近年は駅メロディの作曲で知られています。

ローリング・ストーンズの映画

2008年12月20日 13時15分54秒 | ライブ、コンサート、見てきました
「シャイン・ア・ライト」見てきました。

前の記事がジュリーニで、今度はストーンズですよ。
我ながら、頭が混乱しそうでっせ。

いやあ、ぶっとびました。すごいパワーですね。
撮影が2006年10・11月とのことなので、ミックとキースは63歳、チャーリーは66歳。
ミックもキースも、顔は、ウルトラマンに出てくる「ドドンコ」を操る「ミイラ男」。
シワが進化というか風化して歴史的な工芸品みたいになってるけど、
ミックの歌声は、相変わらず、というか以前にも増して、若い!!
ビックリしますよ。
ブリッジズ・トゥ・バビロンの頃よりも明らかに若返ってます。

人間の声は、年齢とともにシブく、重たくなっていくものですが、
これはどーゆー事なのでしょうか。
まさか、特殊な薬でも使っている訳ではないと思いますが、
日頃から節制とトレーニングを怠らないんでしょうね。

キースもいい伸びのある歌声で、けっこうビブラートも使ったりして、
味のあるボーカルです。
ギターはますますヘタになってましたが。

チャーリー。66歳(当時)で、ロックビートはしっかり叩けるのか。
叩いてます。迫力あります。
パワーアップ、グレードアップしてます。
いやーすごいです。

ロニーも、ベースのダリル・ジョーンズも、サックスのボビー・キーズも、
みんなよかった。
途中挿入される、60-70年代の若いミックもカワイイ。

ストーンズもそろそろ引退解散まで秒読みかな、ならば
最後の雄姿を見ておかないといかんかなと思って行ったけど、
これならとりあえずまだ5年は大丈夫でしょう。

ストーンズは、僕も随分入れ込みました。
アルバムも、ほぼ全作持っているし、ブートレッグも多数あります。
DVD、ビデオ、写真集も何冊もあります。
ギターだって、デビュー当時のキースが弾いていた
シルバートーンの「ミーティア」(テレビに出た時写ってましたね)や、
当時ブライアンが弾いていたグレッチの「ダブルアニバーサリー」、
ブライアンが66年以降弾いていたギブソンの「ES-330」。
みんなビンテージギター屋で購入して愛用、
特にグレッチはR&R、ロカビリー、ジャズと僕のメインギターになってます。

ビートルズと比べると、歌も演奏もヘタ、作曲能力は月とスッポン、
ルックスだって劣りますよ。
でもストーンズには、ロッカーとして、芸能人として光るオーラがある。
アウトローで、セクシーで妖しい。普通じゃない。退廃的なものも持っている。
特に、初期に於けるブライアン・ジョーンズの解き放つオーラは、すごい。

それと、ストーンズと言えば、ブルース。
ブルースへの愛は初期も現在も一貫してますね。
この辺も僕が大好きな所です。

この映画、ホント見てよかった。
今日はストーンズ聴こうかなと思ったけど、
やっぱりジュリーニのドボ8を聴いている私です。



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1 コメント

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Unknown (ミリオン)
2024-08-07 21:58:11
こんばんは。
DVDを見るのが楽しいですね。大好きです。頑張って下さい。来週の日曜日は、「サンデー・ジャポン」を見ます。
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