5日から世の中もほぼ平常運転、ですね。
皆さんはどんなお正月を過ごされましたか。
僕は、例年だと大晦日まで演奏仕事があったり、
年を越しての制作仕事の締め切りがあったりということが多かったのですが、
今回はキレイに何もなく、実家も留守で家族集合もなかったので、
ほとんど毎日、オペラのDVDを見ていました。
オペラって、長いんですよ。
120分以内で終わるものはほとんどなくて、135分とか150分、長いと180分。
なので、見る側にも覚悟と気合と、まとまった時間が必要。
この正月はまさにうってつけのオペラ正月でした。
しかも、夕方4時前後からは小1時間昼寝もするので、寝正月でもあったりして。
忙しくててんてこまいの方々から見たら、余裕かまして憎たらしいかも知れませんね。
ホントに申し訳ない。
で、この正月に、新規に購入したものと、最近購入してまだ1回しか見ていないDVDを
だーっと見た訳ですが、そのラインアップはこんな感じです。
椿姫(ヴェルディ)、アイーダ(ヴェルディ)
このふたつは世界文化社の「オペラ名作鑑賞」シリーズ。他に
ほほえみの国(レハール)、
後宮からの逃走(モーツァルト)、
トゥーランドット(プッチーニ)、
ファルスタッフ(ヴェルディ)といったところ。
明日「喋々夫人」「ラ・ボエーム」(プッチーニ)もAmazonから到着予定。
僕は、オペラはまずモーツァルトが基本で、俗に言う4大オペラ、
「フィガロの結婚」「ドン・ジョバンニ」「魔笛」「コジ・ファン・トゥッテ」はとりあえず教科書で、
特に「フィガロ」と「魔笛」が大好きです。
僕の所有しているものでお気に入りは、
フィガロ(右)が1980年日本公演。ベーム指揮、ヘルマン・プライのフィガロ、
ルチア・ポップ、アグネス・バルツァほかのオールスターズによる超ゴージャスなもの。
これは、死ぬほど満足します。満腹と言った方が正解かも。
ベームは翌年81年に、プライもポップも若くして亡くなったので
その意味でも大変貴重なDVDです。
魔笛(左)は、1983年サヴァリッシュ指揮、クルト・モルやポップが出演。
魔笛はとてもファンタジックで夢と冒険のある楽しいオペラで大好きなのです。
4本ほどDVD買いましたが、歌手の力量もさることながら、
豪華でトリッキーな仕掛け満載の舞台装置や、
昔から定番とされてきた楽しい演出がてんこ盛りで、
僕的にはこれが決定版ですね。
他に僕が好きなのはビゼーの「カルメン」、ヨハン・シュトラウスの「こうもり」、
レハールの「メリーウイドウ」などなど(オペレッタと呼ばれるものも含む)。
ただ、オペラで避けて通れないヴェルディとプッチーニが僕的に弱かった。
なのでこの正月はこの二者の名作を制覇しようとしているワケです。
ヴェルディは素晴らしいです。大好きです。
モーツァルトに負けないくらい、いいメロディといいオケの宝箱です。ざくざく出てきます。
しかも、全編にわたり、オーケストラも歌も休みなしに演奏し続ける。これはすごい。
指揮者が疲れるでしょうね。
プッチーニはまだまだこれから勉強しますが、
どの作品もストーリーが重いので注意が必要です。
トゥーランドットは有名なアリア(歌曲)につられて
予習なしで全部見たら大変なことになります。
確かに名作だろうしこれはあくまで「作り話」だろうけど、
話の残虐さに僕はついて行けませんでした。
ところで、世界文化社から出ている「オペラ名作鑑賞」シリーズ、これはバツグンです。
DVD2枚と、とても丁寧で分かりやすい解説ブックレットがついて4800円。
Amazonあたりじゃもっと安いです。しかも、2種類のDVDの内容が、
いかにも王道のオーソドックス演出と、モダンなアレンジのシャレた演出、
という組み合わせだったり、
豪華でスケールの大きい舞台ライブと、
より音楽をリアルで近くに聴ける、スタジオ収録ものorオペラ映画、
という組み合わせだったりと、とても有意義な2枚組みなのです。
しかもその出典は現在他社から出ていないものでありながら、
豪華キャスト・指揮者の揃った、文句のないおいしい内容です。
これはいいですね。僕もあと2-3セット購入するつもりです。
今日は、とりとめのない内容ですいません。
オペラに関してはまたおいおい書かせていただきます。
それはそうと、5日、新宿で、僕はエンジェルを見てきました。
あ゛ーっ!!ひかないで下さい。けっして頭がおかしくなった訳ではありません。
このせち辛い世の中に、信じられないほどステキでキレイで、
感動を与えてくれる、そんな人がいるのです。僕にはエンジェルに見えます。
詳しいことは書きません。というか書けませんが、ホントに素晴らしいです。
僕も音楽家として、エンジェルは無理だけど、皆さんの癒しになれるよう
がんばっていこうと思います。
ではまた。
皆さんはどんなお正月を過ごされましたか。
僕は、例年だと大晦日まで演奏仕事があったり、
年を越しての制作仕事の締め切りがあったりということが多かったのですが、
今回はキレイに何もなく、実家も留守で家族集合もなかったので、
ほとんど毎日、オペラのDVDを見ていました。
オペラって、長いんですよ。
120分以内で終わるものはほとんどなくて、135分とか150分、長いと180分。
なので、見る側にも覚悟と気合と、まとまった時間が必要。
この正月はまさにうってつけのオペラ正月でした。
しかも、夕方4時前後からは小1時間昼寝もするので、寝正月でもあったりして。
忙しくててんてこまいの方々から見たら、余裕かまして憎たらしいかも知れませんね。
ホントに申し訳ない。
で、この正月に、新規に購入したものと、最近購入してまだ1回しか見ていないDVDを
だーっと見た訳ですが、そのラインアップはこんな感じです。
椿姫(ヴェルディ)、アイーダ(ヴェルディ)
このふたつは世界文化社の「オペラ名作鑑賞」シリーズ。他に
ほほえみの国(レハール)、
後宮からの逃走(モーツァルト)、
トゥーランドット(プッチーニ)、
ファルスタッフ(ヴェルディ)といったところ。
明日「喋々夫人」「ラ・ボエーム」(プッチーニ)もAmazonから到着予定。
僕は、オペラはまずモーツァルトが基本で、俗に言う4大オペラ、
「フィガロの結婚」「ドン・ジョバンニ」「魔笛」「コジ・ファン・トゥッテ」はとりあえず教科書で、
特に「フィガロ」と「魔笛」が大好きです。
僕の所有しているものでお気に入りは、
フィガロ(右)が1980年日本公演。ベーム指揮、ヘルマン・プライのフィガロ、
ルチア・ポップ、アグネス・バルツァほかのオールスターズによる超ゴージャスなもの。
これは、死ぬほど満足します。満腹と言った方が正解かも。
ベームは翌年81年に、プライもポップも若くして亡くなったので
その意味でも大変貴重なDVDです。
魔笛(左)は、1983年サヴァリッシュ指揮、クルト・モルやポップが出演。
魔笛はとてもファンタジックで夢と冒険のある楽しいオペラで大好きなのです。
4本ほどDVD買いましたが、歌手の力量もさることながら、
豪華でトリッキーな仕掛け満載の舞台装置や、
昔から定番とされてきた楽しい演出がてんこ盛りで、
僕的にはこれが決定版ですね。
他に僕が好きなのはビゼーの「カルメン」、ヨハン・シュトラウスの「こうもり」、
レハールの「メリーウイドウ」などなど(オペレッタと呼ばれるものも含む)。
ただ、オペラで避けて通れないヴェルディとプッチーニが僕的に弱かった。
なのでこの正月はこの二者の名作を制覇しようとしているワケです。
ヴェルディは素晴らしいです。大好きです。
モーツァルトに負けないくらい、いいメロディといいオケの宝箱です。ざくざく出てきます。
しかも、全編にわたり、オーケストラも歌も休みなしに演奏し続ける。これはすごい。
指揮者が疲れるでしょうね。
プッチーニはまだまだこれから勉強しますが、
どの作品もストーリーが重いので注意が必要です。
トゥーランドットは有名なアリア(歌曲)につられて
予習なしで全部見たら大変なことになります。
確かに名作だろうしこれはあくまで「作り話」だろうけど、
話の残虐さに僕はついて行けませんでした。
ところで、世界文化社から出ている「オペラ名作鑑賞」シリーズ、これはバツグンです。
DVD2枚と、とても丁寧で分かりやすい解説ブックレットがついて4800円。
Amazonあたりじゃもっと安いです。しかも、2種類のDVDの内容が、
いかにも王道のオーソドックス演出と、モダンなアレンジのシャレた演出、
という組み合わせだったり、
豪華でスケールの大きい舞台ライブと、
より音楽をリアルで近くに聴ける、スタジオ収録ものorオペラ映画、
という組み合わせだったりと、とても有意義な2枚組みなのです。
しかもその出典は現在他社から出ていないものでありながら、
豪華キャスト・指揮者の揃った、文句のないおいしい内容です。
これはいいですね。僕もあと2-3セット購入するつもりです。
今日は、とりとめのない内容ですいません。
オペラに関してはまたおいおい書かせていただきます。
それはそうと、5日、新宿で、僕はエンジェルを見てきました。
あ゛ーっ!!ひかないで下さい。けっして頭がおかしくなった訳ではありません。
このせち辛い世の中に、信じられないほどステキでキレイで、
感動を与えてくれる、そんな人がいるのです。僕にはエンジェルに見えます。
詳しいことは書きません。というか書けませんが、ホントに素晴らしいです。
僕も音楽家として、エンジェルは無理だけど、皆さんの癒しになれるよう
がんばっていこうと思います。
ではまた。