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賃上げ・時短へ決意固め

2025年01月09日 15時06分18秒 | 一言

全労連・国民春闘共闘が旗開き

田村委員長あいさつ

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(写真)2025年全労連・国民春闘共闘新春合同旗びらきで主催者あいさつする秋山正臣全労連議長(壇上)=8日、東京都文京区

 全労連と国民春闘共闘委員会は8日夜、東京都内で新春合同旗開きを行いました。労働基準法の解体を許さず、ストライキを構えた闘う労働組合のバージョンアップですべての労働者の大幅賃上げ実現や労働時間短縮への決意を固め合いました。

 主催者あいさつで全労連の秋山正臣議長は、能登半島地震から1年、軍拡や大型開発でなく被災者本位の復旧・復興を訴えました。

 実質賃金マイナスが続く中、春闘で暮らしを改善させる大幅賃上げを勝ち取る必要性を強調。ストを経験した労働者が少ないからこそ争議権行使の準備を強め、ストを背景とした交渉力強化を図ろうと語りました。

 平和を願う人々との連帯を強め、即時停戦、平和の実現、核兵器廃絶を強く求めると訴え。組織拡大に向け労組を身近にする「対話と学びあい」を実践しようと呼びかけました。

 来賓あいさつした日本共産党の田村智子委員長は、参院選・都議選の年だとして、自民党政治を終わらせる展望を開く闘いの1年にしたいと表明。くらしを守る闘いでは、大幅賃上げが土台だとして、「ともに春闘を闘い、大幅賃上げ、雇用安定を勝ち取る決意だ」と語りました。

 自公政権が狙う労働時間規制改悪と闘い、「労働時間短縮の闘いにともに力を合わせたい」と訴えました。

 全労協の渡辺洋議長は「最低賃金、今すぐどこでも1500円以上を掲げ続けなければいけない」と訴え。自由法曹団の山添健之事務局長は「冤罪(えんざい)のない社会、結婚の自由の保障を求める前向きな動きを、労働者の権利確立をはじめ憲法を守り生かす闘いに広げよう」と述べました。

 新日本婦人の会の米山淳子会長、農民連の長谷川敏郎会長があいさつしました。


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