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日本被団協、首相と面会

2025年01月09日 15時07分28秒 | 一言

石破氏は「核抑止力」論に固執

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(写真)ノーベル平和賞を受賞した日本被団協の田中熙巳代表委員(左から4人目)らと面会する石破茂首相(右から2人目)=8日、首相官邸

 日本原水爆被害者団体協議会(日本被団協)の田中熙巳(てるみ)、田中重光、箕牧智之(みまきとしゆき)各代表委員らは8日、首相官邸で、石破茂首相と面会しました。面会後、オンラインで記者会見した田中熙巳氏は、日本被団協の要望を伝え、首相の安全保障の見解に反論する時間が設けられず、収穫のある面会ではなかったので残念だと述べました。引き続き面会を申し入れて議論したいとの考えを示しました。

 面会は約30分間。石破首相は、日本被団協のノーベル平和賞受賞について祝意を述べる一方、「非常に厳しい国際情勢で日本の現状はやむを得ないが、将来の核なき世界を目指すという思いは同じだ」などと、核抑止力」論に固執しました。

 日本被団協が日本政府に核兵器禁止条約の署名・批准を求めてきたもとで、箕牧氏は、今年3月の核兵器禁止条約第3回締約国会議にオブザーバー参加するよう要請しました。石破首相は全く答えませんでした。

 田中重光氏は、長崎の「被爆体験者」に被爆者健康手帳が交付されるよう考えてほしいと述べました。

 他のメンバーは、自身の被爆体験や核兵器廃絶への思いを訴えるとともに、原爆犠牲者に対する国家補償を求めました。

 田中熙巳氏は会見で「被団協の要望について総理が答える時間帯が特になかった。総理の日頃の見解を一方的に聞かされる場面になってしまい残念だ」と語りました。また「総理の考え方を聞いて意見を述べる場が設けられないといけない。それが実現できるよう努力していきたい」と述べました。



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