JMITU 春闘勝利へ中央行動
![]() (写真)大幅賃上げを目指して請願デモを行うJMITUの人たち=12日、東京都千代田区 |
春闘の要求提出・団体交渉がすすむなか、JMITU(日本金属製造情報通信労働組合)は12日、春闘勝利を掲げ、中央行動に取り組み、国会請願デモや省庁交渉を行いました。この中で物価高騰を上回る大幅賃上げや労働基準法骨抜き化を阻止して労働時間短縮実現などを訴えました。
国会内で開いた決起集会で、三木陵一委員長は、「物価高騰は続いており、すべての労働者に大幅賃上げが必要だ」とし、ストライキを構え、組合加入を広げようと強調しました。
労働時間短縮の闘いでは、滋賀の職場で月100時間もの残業の是正を求めた裁判で、裁量労働制適用を無効とする勝利判決を得たと紹介し、「労働時間規制を骨抜きにする労基法改悪を許さず、時短を実現しよう」と呼びかけました。
職場報告で、日本IBM支部の代表は分割会社キンドリルで65歳まで賃下げなしの定年延長を勝ち取ったと発言。大手警備のCSPセントラル警備保障支部は昨年に続きストを構えると述べ、兵庫地本はパートの賃上げを求めストを構えるとの報告が相次ぎました。
省庁交渉では、厚生労働省に対して、賃下げ・リストラにつながる「ジョブ型」制度推進の撤回、労基法骨抜き化の断念を要求。中小企業庁に大企業の下請けたたきへの指導を求め、総務省にNTT完全民営化反対を主張しました。
日本共産党国会議員団が請願を受け、決起集会で堀川あきこ衆院議員が国政報告を行いました。
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