宮崎先生Blog!K-1アマチュア公認ジム「空手道大誠舘」!

札幌空手の大誠舘!K-1アマチュア公認ジム!正道会館石井館長イズムを継承する空手道場です!

サバキ→倒す空手→総合格闘技空手

2018-12-29 23:28:04 | Weblog
サバキの空手ってご存知ですか❓

そうです一番最初に空手界にサバキという言葉を取り入れたのは、私が知る限りケンカ十段と言われた芦原会館創設者、芦原英幸館長です。そしてサバキは実際には、なかなか使うことが難しい技で、特に連打で来られたりパワー差があったりすると無理です💦

あくまでも、この技が来るというものが前提なのです。今の時代には申し訳ないのですが…古いんです。今は総合格闘技が巷を賑わしている時代です。総合スタイルで来られるとサバキは使用できません。

サバキをより実戦の中で使えるように進化させたものが石井館長が作り上げた正道会館の初期の空手です。その中で私の兄も育ち、私自身も育ってきました ✊
そして正道会館の空手をマスターしてくると、これは使えるものもあるな〜と思うようになってきました。

しかし、実際の試合の中で使えるもの使えないものと振り分けしていくうちに…サバキの技術よりもショートの攻撃で倒しに行く方が早いという事にたどり着きました。

あれから時代は30年過ぎ、空手の技術や、その他も色々進化し様変わりしてきました。

昔は空手は神秘的なものがあり、一撃で人は倒れるんじゃないか??極真空手は格闘技で最強じゃないか??様々な最強伝説が巻き起こりました。

そして格闘技ブーム到来❗❗K-1がありプライドがあり、そこに総合格闘技が出てきて、空手というものの限界というものが分かってきてしまいました💦💦

私が思うにサバキで決めて倒した瞬間から総合格闘技はスタートするのです✊ひっくり返って転んだ瞬間…これがチャンスなんですよ!! サバキはひっくり返してきてここで終わりです。

それに気付いた私は、今の私の師匠、禅道会の小沢代表に様々な技術を学ばせていただいております。

総合格闘技空手をやっている選手の道着を掴んだりサバいたりした瞬間に タックルやなげそして 次の瞬間には決められてますから💦💦

残念ですがこれが現実なんです❗❗サバキを経験して 、試合に使えるサバキも経験して、倒す空手を経験し、そして最後に行き着いた何でもありの総合格闘技空手。これらをマスターすることにより、より広く本物の空手が見えるになってきました。

そう考えると極真空手にしろ芦原会館の空手にしろサバキの空手にしろ正道会館の空手にしろ全ては総合格闘技の中の一部の動きなんだな〜と捉える様にすると総てが分かりやすいと思います。

長々と年末なのに真剣に語ってしまって申し訳ございません💦

今日、弱そうな人間がサバキを自慢してましたので、遠回しになりますがブログで本当の意味を書いてみました〜😁😁😁

ちなみに心輝会北海道顧問の私の兄も 総合格闘技から全をてマスターしてます。そういう人だからこそサバキを語っても意味があると思います✊

私の兄も、私もいつでも戦いますよ! それだけです✊ 兄は未だに本気で強いですから〜