昨年のブラジルへの旅を「ふかまちのまど」に書かせていただくことになりました(^^)
3月1日発行分です。
森とともに生きる①
2009年6月、日本からはちょうど地球の裏側の国ブラジルに行ってきました!ニューヨークで飛行機を乗り継いで24時間以上の旅。ブラジルには、地球の酸素の三分の一を供給し「地球の肺」と呼ばれる世界最大の森アマゾンがあります。その森が「あと50年で砂漠化してしまう」と予測されるほど危機的な状況に直面しています。旅の目的は、アマゾンの森林破壊を自分自身で見て感じること、そして森を守ろうとブラジルで植林活動をする人たちに出会うことでした。
アマゾン川の河口の町ベレンから小さなセスナ機に乗って上空へ。河口の幅が東京・新潟間の距離に匹敵するアマゾン川とその流域に広がる森のダイナミックさは日本での生活からは想像もつかないほどです。自然のままの原生林に密集して伸びる木々の高さは60メートル!15階建ビルくらいでしょうか。木の種類もとても豊富であることが上空からもよく分かります。その豊かな緑の濃淡の森が、突如途切れます。替わりに見えてくるのは、ヤシの木が整然と並ぶプランテーション、牛の放牧場、地面が剥き出しになった製材場、牧場か畑か次なる土地へ移った跡なのか打遣られた土地、アルミニウム地金生産工場・・・。剥き出しになったアマゾンの赤土は大地から血が流れているかのようでした。
日本資本による製紙会社やアルミ工場。アマゾンの森林破壊と私たち日本人の暮らしとは深くつながっていました。「森を守るためにできること」など、4回にわたって書かせていただきます。
写真:右側は木が伐採された跡。直線的なラインが痛々しい
3月1日発行分です。
森とともに生きる①
2009年6月、日本からはちょうど地球の裏側の国ブラジルに行ってきました!ニューヨークで飛行機を乗り継いで24時間以上の旅。ブラジルには、地球の酸素の三分の一を供給し「地球の肺」と呼ばれる世界最大の森アマゾンがあります。その森が「あと50年で砂漠化してしまう」と予測されるほど危機的な状況に直面しています。旅の目的は、アマゾンの森林破壊を自分自身で見て感じること、そして森を守ろうとブラジルで植林活動をする人たちに出会うことでした。
アマゾン川の河口の町ベレンから小さなセスナ機に乗って上空へ。河口の幅が東京・新潟間の距離に匹敵するアマゾン川とその流域に広がる森のダイナミックさは日本での生活からは想像もつかないほどです。自然のままの原生林に密集して伸びる木々の高さは60メートル!15階建ビルくらいでしょうか。木の種類もとても豊富であることが上空からもよく分かります。その豊かな緑の濃淡の森が、突如途切れます。替わりに見えてくるのは、ヤシの木が整然と並ぶプランテーション、牛の放牧場、地面が剥き出しになった製材場、牧場か畑か次なる土地へ移った跡なのか打遣られた土地、アルミニウム地金生産工場・・・。剥き出しになったアマゾンの赤土は大地から血が流れているかのようでした。
日本資本による製紙会社やアルミ工場。アマゾンの森林破壊と私たち日本人の暮らしとは深くつながっていました。「森を守るためにできること」など、4回にわたって書かせていただきます。
写真:右側は木が伐採された跡。直線的なラインが痛々しい
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