経産省の主催で「環境・エネルギー政策に関する国民対話」というのが全国で行われ、
広島でもあるということで参加してきました!
YMCAの地下ホールが満員でした!
経産省の政策説明
関係者3名からの意見表明
一般参加者との意見交換(意見・質問および対する回答)
という流れ。
2時間の予定でしたが、発言を求めた人全員が発言させてもらえ、
3時間近くになりました。
原子力発電が根幹となっているエネルギー政策。
さすが広島というべきか、
原子力への不安、懸念、利用すべきでない、被曝者を生み出さないでほしい
という声がものすごく多くありました。
このことは、しっかり受けとめてほしい。
もちろん私も意見を言ってきました。
1人2分という時間制限があって、言いたいことがたくさんある中、2点のみ。
*日本のCO2排出量は世界の中では約4%と少ない
*もっと多く排出している国がきちんと規制され同じ条件下で国際競争
という経産省の説明について
確かにCO2排出量が突出して多いアメリカに対策をしてもらうことは大切。
だけど国際会議での重要な論点として、「生活レベル」がある。
日本は、1人あたりにするとCO2排出量が世界で3番目であり、
世界中の人が日本人と同じレベルの暮らしをすれば地球が2.4個必要であるという
エコロジカル・フットプリントという数字がある。
こんな生活は成り立たない。
私たちが今の暮らしを続けながら、
例えばアフリカの人たちが「家庭に1台車を!冷暖房のきいた快適な暮らしを!」
と求めるのを否定することはできない。
世界中の人が同じ生活水準になるとして、
どんな暮らし方なら、地球資源の許容範囲であり、地球温暖化を防げるのか、
そこを考えていくべきであるというのが、まず1点。
それから、
ちょっと違うことでの例ですが。
昔は、テレビが壊れたら町の電気屋さんで直してもらっていたけれど、
今は構造?が複雑になり、たいていメーカーに送って修理、
または「買い換えたほうが安い」と買い換えを勧められる。
技術がどんどん進化し、高度になるにつれて、技術は私たちの手から離れてしまった。
そして、廃業する町の電気屋さんも。。。
それと同じことがエネルギーについても言えるのではないかと感じてます。
子どもの頃は、お風呂は薪でたいていたし、エネルギーは身近にあった。
けれど、今は買うものになっている。
例えば、広島県の森林率は70%で大きなエネルギー資源を持ちながら、
限界集落も多く、活用されていないばかりか山は荒れている。
国としては、高度な科学技術を確立して輸出することが
経済効果も生むし、望ましいことかもしれない。
けれど、それでは、エネルギーはさらに私たちの手から離れていってしまう。
もし、地方の自然を大切に思ってくださるなら、
山のエネルギーを利用することが、山の手入れにつながり、
小水力など、川のエネルギーを利用することが、
川やそこに棲む生き物を守ることにつながるような、
そんなエネルギーの仕組みづくりをしてほしい。
1部の人にしか扱えない高度な技術で作られるエネルギーを買わないといけない生活から、
誰もが扱えるローテクで自分たちでエネルギーを作り出せるよう、
そんな技術と、
エネルギーがここにあり、ここで生きていけるという自信を
私たちに取り戻させてほしい。
この度は、地方でも国民対話の会を開いていただき、とても感謝しています。
* * *
仲間たちの、
*エネルギー政策の長期ビジョンを!
*有限資源を燃料とするエネルギーから、再生可能エネルギーへの転換を!
*温暖化に対して予防原則を!
*温暖化対策コストだけでなく、対策せずに温暖化が進んだ場合のコスト負担を明らかに!
などなど、心強い発言も!!!
会が終わった後は、仲間3人で居酒屋へ(^^)
広島県で自然エネルギーをどう進めていくかという話で
とっても盛り上がりました\(^o^)/
早速、動き出す準備です♪♪♪
* * *
「エネルギー基本計画」について、広く意見を募集中です(パブリックコメント)。
6月8日締め切り。ぜひご意見を(^o^)/
http://search.e-gov.go.jp/servlet/Public?CLASSNAME=PCMMSTDETAIL&id=620210004&Mode=0
広島でもあるということで参加してきました!
YMCAの地下ホールが満員でした!
経産省の政策説明
関係者3名からの意見表明
一般参加者との意見交換(意見・質問および対する回答)
という流れ。
2時間の予定でしたが、発言を求めた人全員が発言させてもらえ、
3時間近くになりました。
原子力発電が根幹となっているエネルギー政策。
さすが広島というべきか、
原子力への不安、懸念、利用すべきでない、被曝者を生み出さないでほしい
という声がものすごく多くありました。
このことは、しっかり受けとめてほしい。
もちろん私も意見を言ってきました。
1人2分という時間制限があって、言いたいことがたくさんある中、2点のみ。
*日本のCO2排出量は世界の中では約4%と少ない
*もっと多く排出している国がきちんと規制され同じ条件下で国際競争
という経産省の説明について
確かにCO2排出量が突出して多いアメリカに対策をしてもらうことは大切。
だけど国際会議での重要な論点として、「生活レベル」がある。
日本は、1人あたりにするとCO2排出量が世界で3番目であり、
世界中の人が日本人と同じレベルの暮らしをすれば地球が2.4個必要であるという
エコロジカル・フットプリントという数字がある。
こんな生活は成り立たない。
私たちが今の暮らしを続けながら、
例えばアフリカの人たちが「家庭に1台車を!冷暖房のきいた快適な暮らしを!」
と求めるのを否定することはできない。
世界中の人が同じ生活水準になるとして、
どんな暮らし方なら、地球資源の許容範囲であり、地球温暖化を防げるのか、
そこを考えていくべきであるというのが、まず1点。
それから、
ちょっと違うことでの例ですが。
昔は、テレビが壊れたら町の電気屋さんで直してもらっていたけれど、
今は構造?が複雑になり、たいていメーカーに送って修理、
または「買い換えたほうが安い」と買い換えを勧められる。
技術がどんどん進化し、高度になるにつれて、技術は私たちの手から離れてしまった。
そして、廃業する町の電気屋さんも。。。
それと同じことがエネルギーについても言えるのではないかと感じてます。
子どもの頃は、お風呂は薪でたいていたし、エネルギーは身近にあった。
けれど、今は買うものになっている。
例えば、広島県の森林率は70%で大きなエネルギー資源を持ちながら、
限界集落も多く、活用されていないばかりか山は荒れている。
国としては、高度な科学技術を確立して輸出することが
経済効果も生むし、望ましいことかもしれない。
けれど、それでは、エネルギーはさらに私たちの手から離れていってしまう。
もし、地方の自然を大切に思ってくださるなら、
山のエネルギーを利用することが、山の手入れにつながり、
小水力など、川のエネルギーを利用することが、
川やそこに棲む生き物を守ることにつながるような、
そんなエネルギーの仕組みづくりをしてほしい。
1部の人にしか扱えない高度な技術で作られるエネルギーを買わないといけない生活から、
誰もが扱えるローテクで自分たちでエネルギーを作り出せるよう、
そんな技術と、
エネルギーがここにあり、ここで生きていけるという自信を
私たちに取り戻させてほしい。
この度は、地方でも国民対話の会を開いていただき、とても感謝しています。
* * *
仲間たちの、
*エネルギー政策の長期ビジョンを!
*有限資源を燃料とするエネルギーから、再生可能エネルギーへの転換を!
*温暖化に対して予防原則を!
*温暖化対策コストだけでなく、対策せずに温暖化が進んだ場合のコスト負担を明らかに!
などなど、心強い発言も!!!
会が終わった後は、仲間3人で居酒屋へ(^^)
広島県で自然エネルギーをどう進めていくかという話で
とっても盛り上がりました\(^o^)/
早速、動き出す準備です♪♪♪
* * *
「エネルギー基本計画」について、広く意見を募集中です(パブリックコメント)。
6月8日締め切り。ぜひご意見を(^o^)/
http://search.e-gov.go.jp/servlet/Public?CLASSNAME=PCMMSTDETAIL&id=620210004&Mode=0
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