the morning star ~明けの明星~

日本でも世界でも子どもたちが安心して幸せに暮らせるように☆と願う活動主婦の日記。三原市の課題や三原応援情報を発信。

「広島県を訴えた!」ストップ本郷処分場の行政訴訟第9回

2022-04-22 14:40:19 | ストップ本郷処分場
【本郷産廃処分場の建設・操業の差し止め】を求めて業者を訴えた仮処分命令の裁判は、2021年3月25日に、私達原告が勝訴。それに対して、業者が異議を申し立てて行われてきた異議審が2022年4月13日に結審した。

業者側は直前に大量の書類を出してきたとのこと。きくところによると、企業弁護士は、こういう策をとるらしい。ルール違反ではないけど、良いやり方じゃないよねと思う。

それに対して、これまで原告側の立証にご尽力くださった地質学の先生が、徹夜で反論書を作成してくださった。

結審に詰めかけた原告・応援団は約80人。

判決は6月から7月にかけて明らかになる。もしも、判決が覆された場合は、処分場の建設が進むことになる。どうか引き続きのご注目を!!!

 * * *

もう1つの裁判。【本郷産廃処分場の許可取り消し】を求めて2020年7月15日に広島県を訴えた行政訴訟は、2022年4月19日に第9回目の公判が行われた。

業者相手の建設・操業差し止め裁判は【処分場の危険性】が争点で、「危ないから建設しないで」と訴えているのに対して、広島県相手の行政訴訟は【県の判断の順法性】が争点で、「広島県の判断は違法だから取り消して」と訴えています。

被告である広島県は、「コロナで時間がとれなかった」と回答を引き延ばしたり、焦点をぼやかした曖昧な回答文を出してきたり、ずっとのらりくらりとした印象。

それを少しずつ少しずつ、原告側弁護団のみなさんが、クリアにしてくださっている。

曖昧さを削り落として明瞭にしていく中で、広島県が当初の主張(見解、認識)を変えて原告の主張を認めざるを得なかったり、広島県の主張の矛盾が明らかになったり、追い詰めている感じはある。

けれど、今はまだ事実の確認のプロセスで、判決は行政有利になることが多いので、先は見通せない。

次回の公判は7月26日(火)15時。実質的なやり取りは「進行協議」という傍聴できない場で行われて、公判はあっという間(5分とか!)に終わってしまうけれど、【傍聴】というアクションで関心や注目を示すことが、とても大切。行ける方がおられたら、一緒に行きましょう!

JAB相手の4月13日に結審した裁判が、もしも・・・仮処分決定が覆されて建設が認められ建設が進んだ場合は、県の判断を争う行政訴訟も意味がないものになってしまいます。

 * * *

原告団代表の山内さんのお宅におじゃました時にいただいた桜の花のシフォンケーキ
とってもお忙しい中、「ケーキづくりがストレス解消♪」と。



【ストップ本郷処分場FBページ】3月2日投稿 
行政訴訟第8回公判

昨日は、寒い雨の中、第8回目の行政訴訟でした。

終わってからの集会で、弁護団から「争点を絞り込む最終段階」「第3コーナーに差し掛かったところ」とのこと。

あっと言う間の短い公判でのやり取りは、「条件が整ったら許可しなくてはならない」と主...

ストップ本郷処分場(広島県三原市)さんの投稿 2022年3月1日火曜日



【ストップ本郷処分場FBページ】12月15日シェア
行政訴訟第7回公判 
ストップ本郷処分場(広島県三原市)さんの投稿 2021年12月14日火曜日



▼「広島県を訴えた!」ストップ本郷処分場の行政訴訟第5回(2021-08-04投稿)
https://blog.goo.ne.jp/the_morning_star/e/93f355aa8015cf0a9f6594beda549f72


【ストップ本郷処分場FBページ】4月14日投稿 
建設差し止め裁判仮処分異議審の結審

 裁判所門前から、債権者(原告)4人は、先日亡くなられた債権者の遺影を持ち、弁護団7人とともに、支援者からの拍手のなか異議審会場へ送り出された。
 門前集会では、原告団山内代表から、急逝された債権者の裁判にかけたこれまでの闘いや思いが語られ...

ストップ本郷処分場(広島県三原市)さんの投稿 2022年4月13日水曜日


▼2022年4月13日の中国新聞朝刊(中国わいど欄)

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