the morning star ~明けの明星~

日本でも世界でも子どもたちが安心して幸せに暮らせるように☆と願う活動主婦の日記。三原市の課題や三原応援情報を発信。

森とともに生きる⑤

2010-06-22 14:28:40 | エコロな暮らし
昨年のブラジルへの旅を「ふかまちのまど」に書かせていただくことになりました(^^)
毎月20日の締め切りに間に合うように(21日の朝もありで(^^ゞ)原稿をだしていたのですが、
今月は20日に編集さんからの着信を見て「あーーーーっっ!!!」とあせりました(^_^;)

7月1日発行分。連載最後になります。



森とともに生きる⑤

 ブラジルの熱帯雨林アマゾンのことをお伝えしてきましたが、最後は日本の話です。

 日本は国土の約7割が森林で、世界でも有数の森林大国。水質浄化や土壌保全など森の果たしている機能を換算すると、その価値は70兆円とも言われています。しかし、近年その機能が弱ってきていることを多くの人が感じておられるのではないでしょうか。

 「木を植えることは貯金するより価値がある」と言われた造林ブームの時代から木材の輸入自由化を経て林業は衰退し、かつて9割以上だった木材自給率が今は3割を切っています。それに伴って日本の森林は荒廃し、土砂災害を引き起こす、野生の動物が食べ物を求めて頻繁に里へ下りてくるなどの問題が起きています。

 日本の森林・林業再生のために「木材自給率50%」という目標が掲げられ、地域の木材を使って住宅を建てる場合に補助金が出るなどの制度も始まりました。また、化石燃料が有限であることから、森林資源は再びエネルギーとしても注目されています。広島県ではひろしま「山の日」県民の集いが6月に開かれるようになって今年で9年目。サテライト会場の1つである本郷の中央森林公園も、6月6日、たくさんの方が里山の手入れにボランティア参加され、にぎわいました。

 木でつくられたものを大切に使うこと、日本産の木材を使うこと、そして植林や山の手入れなどに参加して、日本と世界の森を守りましょう。



イラストは「100倍使えるカット集③野外活動・あそび バリエーション」(斉藤みお著、草土文化発行)より
「ふかまちのまど」掲載分も同じ。

ネットワーク『みどりのはらっぱ』のイメージイラストも
斉藤みおさんにご了解いただいて、この本から使わせていただいています。




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