the morning star ~明けの明星~

日本でも世界でも子どもたちが安心して幸せに暮らせるように☆と願う活動主婦の日記。三原市の課題や三原応援情報を発信。

おかしいことを「おかしい」と言う

2013-02-16 01:35:44 | エコロな暮らし
おかしいことを「おかしい」と、
ちゃんと言えるようになろう~という気持ちを、
「モダンタイムス」を思い起こしつつ書いた
昨日だったのですが、
おかしいことを「おかしい」と言っている人を紹介している記事を書き留めておきます。


◆文科省前抗議 「福島の子どもたちを一刻も早く避難させろ」
http://tanakaryusaku.jp/2013/02/0006666

2013年2月14日 01:53
原子力災害がもたらす悲劇をアピールする参加者。後ろの顔写真は広島の原爆犠牲者。
=13日夕、文科省前 写真:田中撮影=

 福島県の県民健康管理調査で新たに2人の子どもに甲状腺ガンが見つかった。昨年秋に甲状腺ガンと確認された1人の子どもと合わせて3人目だ。この他7人の子どもに甲状腺ガンの疑いがあるという。

 昨年の同調査では548人の子どもがB判定(甲状腺に5・1ミリ以上の結節あるいは20・1ミリ以上の嚢胞がある)とされた。

 昨年6月成立した「子ども・被災者支援法」をあざ笑うかのようなデータだ。実際、支援法は機能しておらず空念仏となっているとの指摘がある。

 「福島の子どもを西日本に避難させよ」。市民たちが文科省前で毎週水曜夕、抗議の声をあげ続けている(主催:脱原発国民の会)。昨年5月に始まった抗議行動は13日夕で40回目となった。

 東京地方はこのところ厳しい冷え込みが続く。霞が関を吹き抜ける冷たいビル風に体温を奪われながらも、約50人の参加者は「子どもたちを一刻も早く避難させろ」と訴えた。

 豊島区から参加した母親(40代)は小学校5年生の娘を持つ。「文科省の皆さんは深刻な被害を分かっているはずです。あなたたちはSPEEDIのデータを知りながら子どもたちを避難させなかった。依然として線量の高い所に子どもたちが住んでいます。今すぐ福島の子どもたちを避難させて下さい」。絶叫に近い母親の声が寒風をついて響いた。

 大阪市の瓦礫焼却に反対し、警察に不当逮捕されたモジモジ先生こと下地真樹・阪南大学准教授も駆けつけた。「役人が守ろうとしているのは汚染者だ。子どもを守れ、命を守れ。お前たちは何をしてるんだ」。モジモジ先生は容赦なく文科官僚を責めた。

寒風のなか約50人が集った。毎週、毎週市民に抗議される文科省とは、どのような施策を行っているのだろうか?=写真:田中撮影=

 「政治は子どもたちの避難の問題と向き合わなければならない」と声をあげたのは前衆議院議員の三宅雪子さんだ。三宅さんは昨年末の総選挙に「脱原発」を訴えて野田首相(当時)の選挙区・千葉4区から立候補したが、落選した。原発被害の救済に対してますます消極的になる、その後の政治状況を予感させるような選挙結果だった。

 効果の定かでない除染を優先し、避難は最小限度にとどめる。補償が膨らむことを恐れたのが民主党政権だった。安倍政権となってからは、原発事故などなかったかのように再稼働に向けたお膳立てが進む。

 安倍さん、次代を担う子どもをないがしろにして「美しい国」など作れないよ。


◆知事 怒り爆発「殺人に近い」…震災がれき焼却/新潟
http://blog.livedoor.jp/home_make-toaru/archives/6926350.html
(読売新聞)
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20130214-OYT1T01391.htm

2013年02月15日10:35 
とある原発の溶融貫通(メルトスルー)

 新潟県柏崎市と三条市で始まった震災がれきの本格焼却について、泉田裕彦知事は14日の記者会見で、「亡くなる方が出れば傷害致死と言いたいが(放射能の危険性を)分かっていて(埋却を)やったら殺人に近い」と述べ、両市の対応を改めて厳しく批判した。

 12日にも両市の対応を「犯罪行為」とやゆした知事。この日の記者会見では、「未来に対して責任を持てるのか」と怒りを爆発させた。

 三条市の国定勇人市長が知事の姿勢を「独裁」と批判している点については、「意見を言うなというのか。言論封殺をしろというのか。住民の声を聞かずにどんどん(埋却を)進めることを独裁と言うのではないか」と反論。さらに「国定氏は将来は(新潟に)住まないと考えているのですかね」などと名指しで非難した。


◆漂う核のゴミ 警鐘を鳴らす 倉本聰
http://www.tokyo-np.co.jp/article/entertainment/news/CK2013021402000148.html
東京新聞 2013年2月14日 朝刊

 雪がしんしんと降る北海道富良野市の郊外。トドマツの原生林に囲まれた脚本家・倉本聰のアトリエは、昼間でも静寂が支配する。夕張、芦別、上砂川…、周りの炭鉱町をモチーフに作・演出した舞台「明日、悲別(かなしべつ)で」が全国各地で巡演されている。そこに込めたのは「世の中を少しでも変えたい」という思い。厳冬の森にあって倉本は熱い思いをほとばしらせた。(浅野宮宏)

 エネルギー政策の転換という国策で衰退した架空の炭鉱町「悲別」を舞台にしたシリーズ最新作。原発問題を織り込んだ。きっかけは東日本大震災による福島第一原発事故。「『悲別』って石炭で食っていた地方の町が崩壊し、町全体が捨てられ、古里を失う棄民の物語。でも福島は違う。町があるのに帰れない」

 調べて知る。炭鉱閉鎖と原発が始まる時期が符合し、炭鉱労働者が原発労働者になっていた。しかも東京のために送電されていた福島原発。浮かび上がったのは、地方を踏み台に中央が豊かさを保つ図式。「原発で下請けに採用され、一番危険な所に放り込まれ、日本の高度成長を支えた人間が捨てられる怒り」が創作の源になった。

 経済至上主義の呪縛からか原発と決別しない国や財界、電力による豊かな生活に飼いならされた日本人。一方で、復興が進まない被災地、相変わらず増え続ける使用済み核燃料という核のごみ。「このままじゃ、ごみ屋敷。あまりに無責任すぎる」と憂える。

 「~悲別で」では旧坑道に埋められたタイムカプセルに入った希望を目指す前作の筋立てはそのままに、核のごみを炭鉱跡に埋める話を盛った。「三百メートルの地下に希望が埋まってて、千メートルに今度は絶望を埋めようっていうのか」のせりふで、今日の課題を未来に丸投げしてしまっている同時代人に警鐘を鳴らす。

 「実は、『北の国から』も同じテーマなんですよ。正直に言うと。エネルギーを自分でつくる話でしょ。その問題を露骨に出していたら絶対つぶされるんです。糖衣錠のように、核の部分を隠して、うんと甘みをつけ、テレビ局もだまさないといけない。それがテレビドラマの手法」。老成してなお気鋭。脚本家の真の顔が眼前にあった。
       ×

 富良野GROUP「明日、悲別で」の東京公演は十九~二十一日、東京・初台の新国立劇場中劇場で。六千三百円ほか。トゥモローハウス=(電)03・5456・9155。

 くらもと・そう 1935年、東京都生まれ。脚本に「前略おふくろ様」(75~77年)、「北の国から」(81~2002年)など。1977年、北海道富良野市に移住。84年、富良野塾をつくり役者、脚本家を育てる(2010年閉塾)。06年、富良野自然塾を開き、被災者支援にも取り組む。


◆福島民報
【国策への異議1】司法判断に悔しさ 訴え続けた不安現実に
http://www.minpo.jp/pub/topics/jishin2011/2013/02/post_6147.html
【国策への異議2】「避難者の無念晴らす」 敗訴20年、新たな闘い
http://www.minpo.jp/pub/topics/jishin2011/2013/02/post_6159.html
【国策への異議3】公聴会で反対訴える 推進の動きに訴訟決意
http://www.minpo.jp/pub/topics/jishin2011/2013/02/post_6162.html
【国策への異議4】「防げず、申し訳ない」 かつての仲間が脳裏に
http://www.minpo.jp/pub/topics/jishin2011/2013/02/post_6174.html
【国策への異議5】反原発のよりどころ 発言、動向監視される
http://www.minpo.jp/pub/topics/jishin2011/2013/02/post_6196.html
【国策への異議6】庶民の権利守りたい 裁判に向け参加者募る
http://www.minpo.jp/pub/topics/jishin2011/2013/02/post_6209.html
【国策への異議7】〝逆風〟の中で提訴 表立った参加見送りも
http://www.minpo.jp/pub/topics/jishin2011/2013/02/post_6221.html
【国策への異議8】不安より大きな期待 "利益共同体"が多数派
http://www.minpo.jp/pub/topics/jishin2011/2013/02/post_6232.html
【国策への異議9】原告は全て県内住民 印紙代金めぐり交渉
http://www.minpo.jp/pub/topics/jishin2011/2013/02/post_6242.html




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