the morning star ~明けの明星~

日本でも世界でも子どもたちが安心して幸せに暮らせるように☆と願う活動主婦の日記。三原市の課題や三原応援情報を発信。

佐々木くんの国連視察報告

2010-06-13 06:43:43 | Peace!&九条の会・三原
2003年にイラクで殉職された奥大使、井ノ上書記官の想いを継いで行われることとなった
「奥・井ノ上記念日本青少年国連訪問団」。

高校生は「主張コンクール」の上位4人、
中学生は「作文コンクール」の上位4人が派遣されるのですが、
その1人に選ばれて、3月22~28日にニューヨークに行ってきた
佐々木大樹くんの報告会が開かれました。

小学生から大人まで80人のご参加。

写真を映しながら1週間の旅を話してくれました。

世界の大きな目標であるミレニアム開発目標、
各国の合意形成のための、粘り強く繰り返される話し合いや大きな流れをつくることの難しさ、
国力の格差や安保理理事国の存在・・・

国連の役割の重要さと同時に現状の中での限界、そして可能性をしっかり見てきたようです。

アメリカ追随になっているのではないか?
と鋭い質問もしてきたそう。

「世界での出来事を対岸の火事ではなく、自分のこととして考えてほしい」
との国連スタッフからのメッセージも伝えてくれました。

ニューヨークの街並み、
ブロードウェイのミュージカル、
ホテルでの朝食などなど、
新鮮に感じたエピソードの紹介も(^^)

1時間の予定が1時間半くらいのお話になりましたが、
みなさん、最後まで熱心にきかれ、終わってからもたくさんの質問が出ていました。


将来の夢「国連スタッフになりたい!」気持ちは、
子どもの頃(5歳頃?)の、開発教育のワークショップが原点だそう。
子どもながらに、先進国と途上国の格差の理不尽さを痛感したそうです。

尊敬する人は?との質問に、
「たくさんいて~~~」と答えつつ、
「杉原千畝は?」「中村哲さんは?」と訊かれると
「とても尊敬してます!」とそれぞれしっかり解説していました。

それからスウェーデン人の国連事務総長
ダグ・ハマーショルドをとても尊敬していると、
"The United Nations was not created to take humanity to heaven,
but to save it from hell."
というハマーショルドの言葉も紹介してくれました。

夢に向かって、何歩か近づいたようです



★6月21日(月)のエフエム尾道79.4
 ママブランチ『そぼくなエコ』10:30~
 佐々木大樹くんのインタビューを放送予定です(^o^)/



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