the morning star ~明けの明星~

日本でも世界でも子どもたちが安心して幸せに暮らせるように☆と願う活動主婦の日記。三原市の課題や三原応援情報を発信。

臨時議会H28年11月

2016-11-30 06:14:46 | 財政
11月29日、臨時議会がありました。

新庁舎建設のため、まず議会棟が取り壊しとなるので、10月の決算特別委員会を最後に、議会は引越しました。現在の場所は、JR三原駅北側の山の中腹にある「ゆめきゃりあセンター」。上がる途中に三原小学校の校舎、グランドがあり、子ども達の様子を微笑ましく見ながらの通勤です。

期間限定使用だし、会派ごとの控え室にせず、誰でも自由に使える休憩室で良いのでは~?と、無所属の私は気楽に言っていましたが、やはり会派のみなさんはそういうわけにはいかないようです。会派控え室にそれぞれ空調機がついたので便利になった・・・けれど、1人でエアコンを使うということが私の価値観的にしんどいので、現在、寒い日はコート・手袋着用で仕事していたり、、、(^^;)できるだけウォームシェアの場所へ進出していきたいと思います

議会引越し後、委員会などは行われてきましたが、本会議場は今回初めての使用です。

■本議会の主な内容は、
(A)人事院勧告を受けての職員給与調整:そのための条例改正と伴う補正予算
(B)合わせて、特別職常勤(議員など)についても調整(今回は引き上げ)

給与調整の主な点は、
・給料表変更と勤勉手当変更による引き上げ
・配偶者手当を段階的に引き下げ、子ども扶養手当を段階的に引き上げる
というもの

非常に悩みながら、
結果としては、可決の判断をしました。

自治体職員の給与を比較する指標として「ラスパイレス指数」というものがあります。
国の行政職の給与を100として、その差を表すものです。
H27年度、全国でいちばん高いのが兵庫県芦屋市104.7、いちばん低いのが大分県姫島村75.7

広島県内では、100を上回る市が7、下回る市が7。
三原市は下回るほうです。

(H26年度財政状況資料集より)
※H23、H24と高くなっているのは、比較対象である国家公務員の給与が時限立法で減少したため

ラスパイレス指数は基本給部分になるので、
実際に職員人件費が普通会計の中でどれくらいかかっているのか(占める構成比:赤色)、
そして、職員人件費を職員数で割った1人あたり人件費(青色)をグラフにしてみました。
AからNは、広島県内の14市ですが、一応、市は伏せています(^^;)

1人あたり職員給が低く、普通会計に占める割合が高いところは、
なんだかしんどそうです。
三原市は、この点、財政課の手腕か、職員課のがんばりかわかりませんが、
バランスが保たれていると思います。
丁寧に見るには、市民1000人あたりの職員数なども重ねて見る必要がありますが。

という、指標で見ると、職員給がやや低い現状です。

で、私が可否判断するために質問したのは、
(1)低い現状にはあるけれども、そうは言っても地域事情の考慮も必要ではないか
   備後地域の経済状況は考慮されているのか
(2)今回の人事院の勧告では、公務員高年齢層の給与が高いことの是正もあるが、
   その点の配慮はされているのか
です。

(1)は、人事院のような組織がなく調査がムリということでされていません。
一応、報道では、広島県内も、この冬ボーナスが伸びているということではありますが。

(2)は、全体で0.2%の引き上げですが、若年層の引き上げ率が高くなっている

ということで、
(A)人事院勧告を受けての職員給与調整:そのための条例改正と伴う補正予算
については、明確に反対する根拠が得られず、可決判断です。

(B)合わせて、特別職常勤(議員など)についても調整(今回は引き上げ)
のほうは、議員も実質生活給であり、職員同様の対応していると、
えっ?!それって、議会の問題ということですか?!という説明で、
質問を返せず、失態です。。
議員報酬140万円がしれっと追加補正。。
後悔の残る判断をしてしまったことを反省しています。

チェンジエージェントにならなくては!






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