よみがえるケインズ

ケインズの一般理論を基に日本の現代資本主義を読み解いています。
カテゴリーが多岐に渡りすぎて整理を検討中。

65:第20章:需要に対する雇用弾力性は物価のパラメーターとなる一方、雇用関数には非対称性が存在する

2021年02月04日 | 一般理論を読む
一般理論を読む  目次賃金・物価・利潤:あくまで需要⇒賃金・物価・利潤である ケインズの所論をまとめると 完全雇用下では労働の追加に対する労働の報酬は高くなり、他の生産要素の枯渇からも生産物の数量は減る。厳密な均衡条件のもとでは賃金・物価したがって利潤も需要と同じ割合で変化し、生産量と雇用量を含む「実物」ポジションは元のままであるなら、産出量は変わらないのでP=MVという貨幣数量説の世界 . . . 本文を読む