よみがえるケインズ

ケインズの一般理論を基に日本の現代資本主義を読み解いています。
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正社員の新規求人数が示す景気の後退局面と政府の無策

2024年07月16日 | 日本経済を読む
本ブログ 総目次へ戻るこのカテゴリの目次へ戻る  前回はコロナ禍からの回復が鈍いと表現したが、実はそれに続く円安で景気は「はっきりとした後退局面」に入っている。消費者物価の上昇、経常利益の増大(前回解説)、地価上昇と見た目は景気が良いように見えるし、それに伴って税収も増えている。我々の生活は下降気味なのだが・・・ 筆者は「景気の判断は労働経済指標で行う」よう主張している。その中でも正社員の新規求人 . . . 本文を読む