松ちゃんの『やりっ放し やられっ放し』

あなたが気になりだしてから 世界が息づいてる(松任谷由実『緑の町に舞い降りて』より)

まつやま

2007-03-21 03:22:47 | Weblog
夜内子で徒歩を終え、駅でを過し、朝から「町並み」を見て周るとすぐに、私はすぐ【松山】へ向かった。

―松山
「松山城」を中心にまわっているまちである。

なにか、あたたかそうな気を持った町であった。
夏目漱石、正岡子規、秋山兄弟が棲んだ町である。
なにを知っている訳でもないが、あたたかそうな町であるのは間違いなさそうである。

私は、とにかく風呂に入ろうと【道後】まで路線電車に乗った。
駅に着くと、『道後温泉本館』まで約二百㍍ほど立ち並ぶ土産屋通りを流し見ながら進むと
立派に構えた本館の建物が、懐古的で感慨深い。
こういうのが、いいと思う。

湯船も、狭く、全て石造りであり、そう立派ではないが
日本で最も古い温泉が、現代のデザインで素晴らしく綺麗なのも気持ち悪い。
(最も古い温泉)相応の体を保った造りであった。
湯も、気持ちいい。
湯船は苦手なのだが、本当は。

セコイほどに、一時間いっぱい浸かっていたので様々な人を見た。
話を聞くと、毎日来てるらしいおじさん。「やはりこの道後本館が良い」のこと。
彫り物関係の人。既に体に綺麗な模様がある御方もいれば
湯船に浸かって体に模様を入れようか考えている人も居るであろう。

風呂からあがり、温泉の近くの『正岡子規記念館』を訪れる。
近代俳句の第一人者である。
私が出会ったのは司馬遼太郎の『坂の上の雲』で、主人公の一人である。

調べてみると、30年余りの短い人生は濃密の極である。
なにか惹きつけられた。努力の人であるからであろう。

ヒトは自分にないものにあこがれる。だから私のように努力しない人間はあこがれるのかも知れない。

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4 コメント

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Unknown (さや☆)
2007-03-22 00:44:30
いーなぁ☆卒業旅行ですか??
ご卒業おめでとうございまーーす(*´∀`)♪
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Unknown (いち)
2007-03-23 23:23:11
これ卒業旅行やったん??!
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卒業旅行でありながら卒業旅行でない (@s #4)
2007-03-24 09:34:18
さやへ

ありがとうございます☆

いでしょー!?まぁ(卒業旅行)って銘打って飛び出したんじゃないけど、まぁ最後の旅として…ね。

わしーへ

いや、卒業旅行ではないかな。でも、『旅』する度に何かから脱却してる訳で、そういう意味で毎度毎度が『卒業旅行』といえる訳で…

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Unknown (いち)
2007-03-24 13:54:37
言い回しがむっこいわ(∩∀`*)
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