省力部分

それどころか、一度はアメリカという国に渡って、【アメリカ】に触れてみたいとさえ思っている…

これで文化も嫌いなんて言ったら、それは矛盾というものでして…
つまり、アメリカ政治が憎いのである。

この場合、政治と文化は切り離して考えるべきである。
とすると、文化というのは、その国の性格と言え、その性格は国家の成り立ちと共に形成されてきて
国家の成り立ちとは、政治である。そう考えると、政治と文化とはそれぞれ同位であるが

文化というのは時折、政治の道具につかわれる。同位に位置しながら、二番手に成り下がることもある。
歴史の教科書を見よ！文化面の少なさ。
文化とは、政治より重要しされうることは極めて難しい…？
……

はは…
考えが変わった、こうキーを打ってる内に。
「では、政治は決して文化に追い越されないのか？」という疑問。
文化は政治を動かすか？そして、食い潰し得るか？であるが
食い潰すかも…!!

例えば、日本の歴史を顧みると
江戸時代前期・島原の乱然り、その後の鎖国政策然り…etc？
なるほど、食い潰すことは希である。
幕末の『攘夷』論風が吹き荒れた時に多くの外国人と、開国論者が殺されたが
それは一時的であり
薩摩も長州もイギリスと組み、明治期における文明開化や欧化政策など

結局は文化はというのは、政治というものと必ずいつもニコイチでありながら
政治を横目にしてすぅーっと風通しよく通っているのである。
だから、幕末・明治時代など、今一番見習うべき理想像があるのではないか？
日本という国家を守るため、そして国家があり続けるために、長いスパンで看、
滅茶苦茶にされた西欧国家の良い所を盗って(日本文化とは他文化良い所盗りである。)

でも、その西欧諸国に対して毅然とした態度で臨むというね。
日本は、そのアメリカナイズされた日本文化でアメリカに立ち向かっていっても別に矛盾しないのである。
確かに、アメリカナイズされてるけど、そっくりそのままアメリカ文化に見えますか？
そう、結局は我々日本という国、日本人という人種、日本という文化は

他人の良いとこを盗んで、自分のものにしてしまう。
そして、自分のものと言い張る、というか盗んだものを既に変形させている！
文化と政治とは、つまり、ニコイチに見えてニコイチでない複雑怪奇な関係である。

それら自体がそうであるのか、それとも我々が適材適所でそう見なさなければならないのか…
アメリカ文化は魅力的であるけど、アメリカ政治は全くそうでないし、吐き気さえ催す

果たして其れは矛盾しないはずなのである。