Fantasy Football(ファンタジーフットボール)戦記

NFLのFantasy Football(ファンタジーフットボール)のほかMLBやNBAについて語ります

ほぼ見えてきた2022年 Week1に先発するQB、NYJだけが分からない

2022年09月06日 20時12分30秒 | NFL 2022

先日記事にしたQBの動向ですが、Roster Cutを経てだいぶ絞り込まれました。

現時点で分かっている各チームのQB状況を整理しました(名前の後ろに*がついた選手はPractice Squadに登録されています)。

Team   1   2   3   4 備考
BUF 17 Josh Allen 18 Case Keenum 11 Matt Barkley *      
MIA 1 Tua Tagovailoa 5 Teddy Bridgewater 19 Skylar Thompson      
NE 10 Mac Jones 5 Brian Hoyer 4 Bailey Zappe      
NYJ 2 Zach Wilson 19 Joe Flacco 5 Mike White 15 Chris Streveler*  
BAL 8 Lamar Jackson 2 Tyler Huntley 12 Anthony Brown* 15 Brett Hundley  
CIN 9 Joe Burrow 8 Brandon Allen 6 Jake Browning* 7 Drew Plitt  
CLE 7 Jacoby Brissett 15 Joshua Dobbs 19 Josh Rosen 4 Deshaun Watson→SUS Kellen Mond(#0)を獲得
PIT 10 Mitch Trubisky 8 Kenny Pickett 2 Mason Rudolph 5 Chris Oladokun→KC  
HOU 10 Davis Mills 3 Kyle Allen 6 Jeff Driskel*      
IND 2 Matt Ryan 9 Nick Foles 4 Sam Ehlinger 3 Jack Coan  
JAX 16 Trevor Lawrence 3 C.J. Beathard 4 E.J. Perry* 6 Jake Luton  
TEN 17 Ryan Tannehill 5 Logan Woodside* 7 Malik Willis      
DEN 3 Russell Wilson 11 Josh Johnson* 4 Brett Rypien      
KC 15 Patrick Mahomes 4 Chad Henne 612 Shane Buechele 13 Dustin Crum Chris Oladokun(#0)をPSに
LV 4 Derek Carr 3 Jarrett Stidham 9 Nick Mullens→MIN 15 Chase Garbers*  
LAC 10 Justin Herbert 4 Chase Daniel 2 Easton Stick 1 Brandon Peters  
DAL 4 Dak Prescott 10 Cooper Rush* 15 Will Grier* 17 Ben Dinucci  
NYG 8 Daniel Jones 2 Tyrod Taylor 12 Davis Webb*      
PHI 1 Jalen Hurts 10 Gardner Minshew 13 Reid Sinnett* 8 Carson Strong Ian Book(#19)を獲得
WAS 11 Carson Wentz 4 Taylor Heinicke 14 Sam Howell      
CHI 1 Justin Fields 15 Trevor Siemian 14 Nathan Peterman*      
DET 16 Jared Goff 12 Tim Boyle* 10 David BloughMIN     Nate Sudfeld(#10)を獲得
GB 12 Aaron Rodgers 10 Jordan Love 19 Danny Etling      
MIN 8 Kirk Cousins 14 Sean Mannion 11 Kellen Mond→CLE 11 David Blough* Nick Mullens(#12)を獲得
ATL 1 Marcus Mariota 4 Desmond Ridder          
CAR 6 Baker Mayfield 14 Sam Darnold→IR 9 Matt Corral IR 11 P. J. Walker Jacob Eason(#16)をPSに
NO 2 Jameis Winston 14 Andy Dalton 16 Ian Book→PHI 19 K.J. Costello  
TB 12 Tom Brady 11 Blaine Gabbert 2 Kyle Trask 4 Ryan Griffin*  
ARI 1 Kyler Murray 12 Colt Mccoy 19 Trace Mcsorley* 16 Jarrett Guarantano  
LAR 9 Matthew Stafford 13 John Wolford 16 Bryce Perkins 14 Luis Perez  
SF 5 Trey Lance 7 Nate Sudfeld→DET 14 Brock Purdy 10 Jimmy Garoppolo Jimmy Garoppoloの契約見直し
SEA 7 Geno Smith 2 Drew Lock 17 Jacob Eason→CAR     Sean MannionをPSに

全チームのサイトにアクセスして、Rosterに載っている選手をまとめました。DETにいたDavid Bloughは、同じ地区のMINのPSにいつの間にか移っていました。Sam DarnoldはCARでIRに入りました。4~6週間の離脱になるという報道がありました。

現時点では、ほとんどのチームで「1」の選手がWeek1で先発QBとして出場するでしょう。ニュースを見ている限り、PITはMitch Trubisky先発を決めたようです。NYJだけが、怪我をしたZack WilsonとJoe Flaccoのどちらが先発するか見えていません。

2015年シーズンからアメリカンフットボールのFANTASY FOOTBALL を楽しんでいるトーマスといいます。NFLだけでなく、MLBやNBAについても語ります。


2022年のFantasy Draftが終わりました、QBはロートルコンビで初戦のDEFはBAL

2022年09月04日 20時34分35秒 | NFL 2022

筆者のFantasy Draftが今朝(日曜日の深夜)に終わりました。筆者にとってDraftがFantasyの楽しみの4割くらいを占めていますので、寝過ごさないように頑張りました。

筆者のリーグは10人で、昨シーズン4位だった筆者は7番目の指名順位でした。リーグの設定は(前シーズンはStraightでしたが)今シーズンはSnakeなので、7位→14位→27位→34位と変わっていきました。先に結果を示すと以下のようになります。

指名巡 全体順位 Player Pos Team
1 7 Austin Ekeler RB LAC
2 14 Deebo Samuel WR SF
3 27 Mark Andrews TE BAL
4 34 James Conner RB ARI
5 47 Marquise Brown WR ARI
6 54 AJ Dillon RB GB
7 67 Amon-Ra St. Brown WR DET
8 74 Aaron Rodgers QB GB
9 87 Josh Jacobs RB LV
10 94 Dameon Pierce RB HOU
11 107 Chris Olave WR NO
12 114 Tom Brady QB TB
13 127 Daniel Carlson K LV
14 134 Joey Bosa DL LAC
15 147 Eric Kendricks LB MIN
16 154 Trevon Diggs DB DAL
17 167 Green Bay Packers DEF  
18 174 Baltimore Ravens DEF  

簡単に筆者の意図を説明しましょう。

  • 実はこのドラフトではTEを早めに指名するつもりでした。本来はTravis Kelceを予定していたのですが、他のチームに1巡目に指名されてしまいました。仕方なく、第2候補のMark Andrewsを3巡目に指名するという予定に変更しました
  • こうなると1巡目と2巡目をRBとWRで分ける必要があるため、まず1巡目にRBのAustin Ekelerを、2巡目にWRのDeebo Samuelにしました。Ekelerは本来7位で指名できる選手ではなかったのですが、前述のようにKelceを繰り上げて指名したチームのおかげでスリップしてきました。おかげでこちらも2巡目に狙っていたSamuelを獲得できました
  • 3巡目のAndrewsはKelceの1巡目指名で残るか不安でしたが、何とか残ってくれました
  • 4巡目はWRよりもRBのつもりでした。狙っていたのはChase Edmonds移籍で昨年より出番が増えるであろう、James Connerでしたがこれも見事に取れました
  • 5巡目のMarquise Brownは、ついうっかりConnerと同じARIの選手でしたが、Kyler Murrayとの相性(同じOkrahoma大)と、DeAndore Hopkinsの6試合欠場を加味して指名しました
  • 6巡目は昨年より成績を伸ばすであろうA.J.Dillonを、そして7巡目は昨年後半に大ブレイクしたAmon-Ra St. Brownを指名しました。この選手も狙い通りです
  • そしてふと周りを見ると、予定していたQBがほとんど残っていない! ということでSafety bulbだったAaron Rodgersを選びました
  • Josh Jacobs、Dameon Pierce、Chris Olaveの3人は当たれば大きい期待枠です。特に後ろ2人は新人ですが、チーム事情から使われる回数が多いのではないかと読んでいます
  • 控えのQBは誰でもよかったのですが(いずれシーズンが始まってから選び直すつもりです)、たまたま2022年のNFL TOP 100で1位を獲ったばかりのTom Bradyが残っていたので指名しました
  • それから筆者のリーグで指名するDL、LB、DBについては、この順位でも残っているであろう3選手を予定しておき、そのまま指名しました。3人は、過去の実績を基にそれなりの成績を残すであろうことを予想しています
  • そして最後の17巡目と18巡目にDEFチームを指名しました。17巡目は本命のGB。筆者が推しているチームというだけでなく、今シーズンのDEFの充実ぶりを評価したものです。そして18巡目に指名したBALは、「Week1の相手がNYJだから」というそれだけの理由で指名しています。MINとたたかうGBはWeek1は外して、BALを先発に使う予定です

ということで、今シーズンもいよいよ金曜日に開始。毎週、筆者のチームの戦いぶりを紹介していきます。

 


2015年シーズンからアメリカンフットボールのFANTASY FOOTBALL を楽しんでいるトーマスといいます。NFLだけでなく、MLBやNBAについても語ります。


NFL TOP 100の1位はTom Brady、Aaron2人は昨年順位で据え置き

2022年09月02日 17時53分56秒 | NFL 2022
NFL.comでは2011年から、その年の活躍が期待される100人をランキング形式でまとめた「NFL Top 100」を発表しています。ランキングは選手同士の投票によって決まります。「この選手はほかの選手にどれだけ評価されているか」という尺度と考えればよいでしょう。来たるべき2022年シーズンのFantasyドラフト会議で指名する選手を考える材料にもなるはずです。
2021年のランキング(表のみ)
2020年の記事
2019年の記事
2018年の記事

予告した通り、日本時間の8月29日にNFL Top 100の1~20位が発表になりました(21~50位の記事はこちら、51~100位の記事はこちら)。

それから筆者が予想した20位までにランクインする選手の一覧記事とその順位を大胆に予想した記事もご覧いただいていたと思います。そして発表された2022年の最終順位は以下の通りです。

Rank Player POS TEAM -/+ 21 20 19 18 17 16 15 14 13 12 11
1 Tom Brady QB TB 6 7 14 6 1 1 2 3 3 4 4 1
2 Aaron Donald DT LAR   2 3 1 7 15 14 92        
3 Aaron Rodgers QB GB   3 16 8 10 6 6 2 11 6 1 11
4 Cooper Kupp WR LAR   89                  
5 Jonathan Taylor RB IND                      
6 T. J. Watt OT PIT 3 9                    
7 Davante Adams WR LV -1 6 57 35 45              
8 Patrick Mahomes QB KC -7 1 4 4                
9 Jalen Ramsey CB LAR 4 13 17 27 17              
10 Travis Kelce TE KC -5 5 18 21 24 26 91          
11 Myles Garrett DE CLE 5 16 80 49                
12 Derrick Henry RB TEN -8 4 10 99                
13 Josh Allen QB BUF -3 10 87                  
14 Trent Williams OT SF 28 42   81 57 47 45 47 60 99    
15 Tyreek Hill WR MIA   15 22 19 40 36            
16 Micah Parsons LB DAL                      
17 Justin Jefferson WR MIN 36 53                    
18 Shaquille Leonard LB IND 19 37 50 26                
19 Deebo Samuel WR SF                      
20 J. C. Jackson CB LAC 29 49                    

筆者からすると、「撤回したものの引退を表明したBradyは前シーズンよりも順位を落として12位になる」と予想したTom Bradyが1位になるとは青天の霹靂でした。

ご存じの通りこのランキングは選手同士の投票で決まるものなので、現役の選手たちの人気はPatrick MahomesやJosh Allenといった若手よりも、BradyやAaron Rodgersという老人(失礼)の方が高かったことになります。

筆者がFantasy FootballのMock Draftをやりすぎたせいかもしれませんが(NFL.comのFantasyによるドラフト指名順位平均では、AllenとMahomesが1位と2位で、Rodgersは8位、Bradyは10位でした)、選手間の人気はさっぱり予測がつけられませんでした。

後は表を見ながら気が付いたことを書いておきます。

  • Aaron DonaldとRodgersは昨年と順位が変わらず2位と3位でした
  • Mahomesは昨年1位から7位のランクダウン。Super Bowlに出場できなかったことが効いたようです
  • Trent WilliamsはOLで唯一の20位内ランクインでした
  • Shaquille Leonardの表記はNFL TOP 100に倣いました
  • 初ランクインした中で上位に食い込んだのはCooper Kupp(4位)と Jonathan Taylor(5位)でした。昨シーズンのLeading ReceiverとLeading Rusherなので当たり前と言えばそれまでですが、筆者はここまで上位に来るとは思っていませんでした
  • 筆者の予想と順位は少し違いましたが、DonaldとKuppそしてJalen Ramseyの3人がLARから一桁にランクインしました。Super Bowlを獲るとはこういうことなのですね。
  • ランキングを維持することの難しさは2021年のランキングに3人が入っていたSEAから見て取れます。Russell Wilson(12位→61位)とBobby Wagner(25位→29位)はランキングを下げつつ移籍し、DK Metcalf(22位)はランク圏外となりました

そして筆者のリーグのドラフトがいよいよ今週末にやってきます。今シーズンは10人のリーグで指名順位は7番目になりました。結果は別途こちらでお伝えします。

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2022年NFL TOP 100の1~20位を予想してみた、1位と2位はAaronなのか?

2022年08月28日 11時49分36秒 | NFL 2022
NFL.comでは2011年から、その年の活躍が期待される100人をランキング形式でまとめた「NFL Top 100」を発表しています。
ンキングは選手同士の投票によって決まります。「この選手はほかの選手にどれだけ評価されているか」という尺度と考えればよいでしょう。来たるべき2022年シーズンのFantasyドラフト会議で指名する選手を考える材料にもなるはずです。
2021年のランキング(表のみ)
2020年の記事
2019年の記事
2018年の記事

前回、筆者が記事を公開した後に、NFL.comでも上位 20 選手をアルファベット順に発表していました。どうやら筆者が前回書いた20人の予想は正解だったようです。

残った20人を改めて整理しましょう。「2021」の欄はNFL TOP 100の2021年版の順位です。一番右の列「上下」は筆者が改めてつけたランキングの上下予想です。

Player 2021 POS Team 上下
Patrick Mahomes 1 QB KC
Aaron Donald 2 DT LAR
Aaron Rodgers 3 QB GB  
Derrick Henry 4 RB TEN
Travis Kelce 5 TE KC  
Davante Adams 6 WR LV  
Tom Brady 7 QB TB
T.J. Watt 9 OL PIT
Josh Allen 10 QB BUF
Jalen Ramsey 13 CB LAR
Tyreek Hill 15 WR MIA
Myles Garrett 16 DE CLE  
Shaquille Leonard 37 OL IND
Trent Williams 42 OT SF
J. C. Jackson 49 CB RAC
Justin Jefferson 53 WR MIN ↑↑
Jonathan Taylor   RB IND ↑↑
Cooper Kupp   WR LAR ↑↑
Deebo Samuel   WR SF ↑↑
Micah Parsons   LB DAL ↑↑

実際の順番を並べようと考えたときに、毎年ベースボールマガジン社が発行している「カラー名鑑」の2022年版の表紙写真が目に入りました。

ご覧の通り、現在のNFLを引っ張る二人の「Aaron」、つまり2021年シーズン(と2020年シーズン)のMVPであるAaron RodgersとSuper Bowl LVIを制したLARのDEFの要であるAaron Donaldが並んで表紙を飾っています。この二人が、アメリカンフットボール・マガジン編集部が選んだ注目の選手ということですね(片隅にTom BradyとJoe Burrowも載っています)。

さらに参考になりそうな情報もありました。NFL.comに、Contributing ColumnistのAdam Schein氏が上位10人を予想する記事が載りました。

そしてCBSがNFL TOP 100もどきのランキングを独自に発表していました。このランキングはCBS Sports Senior WriterのPete Prisco氏が書いたものですが、選手が選んだNFL TOP 100と割と近い順位になっているようです。

そしてこの二つの順位を見たうえで決めた筆者の予想は以下の通りです。

Player POS Team NFL CBS   筆者
Aaron Donald DT LAR 1 1   1
Josh Allen QB BUF 2 4   2
Patrick Mahomes QB KC 5 3   3
Aaron Rodgers QB GB 3 2   4
T.J. Watt OL PIT 6 7   5
Davante Adams WR LV 4 11   6
Travis Kelce TE KC 9 19   7
Cooper Kupp WR LAR 8 5   8
Jonathan Taylor RB IND   24   9
Jalen Ramsey CB LAR 7 10   10
Justin Jefferson WR MIN   13   11
Tom Brady QB TB 10 6   12
Deebo Samuel WR SF   26   13
Micah Parsons LB DAL   14   14
Shaquille Leonard OL IND   40   15
Myles Garrett DE CLE   9   16
J.C. Jackson CB RAC   53   17
Trent Williams OT SF   8   18
Tyreek Hill WR MIA   17   19
Derrick Henry RB TEN   22   20

1位はDolardでしょう。前年が2位だったわけですから、Super Bowl制覇したばかりの今、順位が下がる要素は思いつきません。

これに対してQBは序列に変化があり、Josh Allen→Patrick Mahomes→Rodgersになると考えました。Rodgersは2年連続MVPですが、やはりDavante Adamsを失ったことは大きい(と、他の選手が評価する)という見方です。昨年1位だったMahomesよりもAllenを上に置いたのは、昨年のPlayoffの大熱戦を見たからですね。結局MahomesともどもSuper Bowlには届きませんでしたが、Allenの株を大きく上げた試合だったと思います。

そして5位には昨シーズンのSack王、T.J.Wattを入れました。これはWRではLARのCooper KuppよりもDavante Adamsの方が上で、そのAdamsよりも(そしてTravis Kelceよりも)Wattの方がインパクトがあるという読みです。ただそのインパクトも、Rodgersを上回るところまではいかないのではないか、というのは筆者の願望も入っています。

そして昨シーズンの最多TD20で、Rushing王のJonatan Taylorを9位に入れました。LARから3人目となるJalen Ramseyをその下に入れたのは、Taylorの活躍度の方が上なんじゃないかなあという勝手な推測です。11位には伸長著しいJustin Jeffersonを入れて、撤回したものの引退を表明したBradyは前シーズンよりも順位を落として12位になると考えています。

13位以下は表に整理した通りです。昨シーズンの成績がいまいちだったTyreek HillとDerrick Henryは20位ギリギリの下位に落とし、J.C. JacksonとTrent Williamsをその上に置きました。

予想がどれだけ当たるかははっきり言って運次第です。どうなるかは日本時間の明日(8月29日月曜日)に公開になります。結果がまとまったら、また記事を書きますので、またその時に。

 
2015年シーズンからアメリカンフットボールのFANTASY FOOTBALL を楽しんでいるトーマスといいます。NFLだけでなく、MLBやNBAについても語ります。

2022年のNFL Top 100の上位20人は誰? 前年実績などから勝手に予測

2022年08月25日 18時13分24秒 | NFL 2022
NFL.comでは2011年から、その年の活躍が期待される100人をランキング形式でまとめた「NFL Top 100」を発表しています。
ンキングは選手同士の投票によって決まります。「この選手はほかの選手にどれだけ評価されているか」という尺度と考えればよいでしょう。来たるべき2022年シーズンのFantasyドラフト会議で指名する選手を考える材料にもなるはずです。
2021年のランキング(表のみ)
2020年の記事
2019年の記事
2018年の記事
2022年のNFL Top 100は、残すところ1位から20位の20人に絞られました(51~100位の記事21~50位までの記事もご覧ください)。
今回はその20人が誰かを当てる「クイズ」に挑戦しようと思います。
簡単なようでいて意外と難しい考察をしております。
 
まず2021年に20位内までにいて、既に2022年にランクインした選手を見てみましょう。
 
2021 Player 2022
8 DeAndre Hopkins 37
11 Stefon Diggs 26
12 Russell Wilson 61
14 Alvin Kamara 51
17 Xavien Howard 56
19 Budda Baker 67
20 Dalvin Cook 31
 
これらの選手は、2021年シーズンの実績で、2021年シーズン前にランキング20位以内から滑り落ちたということになります。
ただ、まだこの7人はいいほうかもしれません。前年の20位内をキープできなかったものの、2022年の100人の中には入れたわけですから。
 
ではまだランキングに登場していない選手を昨年のランキング上位から20人並べてみましょう。
これらの選手には2021年シーズンの実績をもとにした「寸評」と「上下予想」も加えています。
 
2021 Player 2022 POS TEAM 上下 寸評
1 Patrick Mahomes 1 QB KC   人気と実績のあるQB
2 Aaron Donald 2 DT LAR Super Bowlを制したLARの精神的支柱、All pro
3 Aaron Rodgers 3 QB GB   2期連続MVPだが前期の負け方が悪い、All pro
4 Derrick Henry 4 RB TEN   8試合出場ながら937Yds、10TD
5 Travis Kelce 5 TE KC   6年連続でReceiving1000Yds越え、10TD、All pro
6 Davante Adams 6 WR LV   Receiving Yds3位、移籍は吉か凶か、All pro
7 Tom Brady 7 QB TB   Super Bowl制覇に比べ実績は落ちる、All pro 2nd
9 T. J. Watt 9 OL PIT 22.5SackでSack王、All pro
10 Josh Allen 10 QB BUF Mahomesに迫る勢い
13 Jalen Ramsey 13 CB LAR Super Bowl制覇、All pro
15 Tyreek Hill 15 WR KC   Receiving Yds7位、9TD
16 Myles Garrett 16 DE CLE   全試合に出場。自己最多の16Sack、All pro
18 Deshaun Watson 18 QB HOU × 出場ナシ
22 DK Metcalf 22 WR SEA × 12TDだがReceiving Ydsは967
23 Khalil Mack 23 OL CHI × 7試合の出場にとどまる
29 Julio Jones 29 WR ATL × 10試合の出場でTDは1
30 Aaron Jones 30 RB GB × 10TDだが、Rushing Ydsが799に
31 Jamal Adams 31 SS SEA × 12試合出場でSack数が9.5から0に激減
36 David Bakhtiari 36 OT GB × 1試合出場にとどまる
37 Shaquille Leonard 37 OL IND ? Fumbles Force8は全選手中最多、All pro
 
前年13位のJalen Ramsyまでは、100位より下に落ちるとは考えられません(つまり20位以内に残る)。理由は寸評に書いた通りです。
しかし「上下予想」に×をつけた選手は、20位以内をキープできないと考えられます。そして1番目の表にも名前が載っていないわけですから、2022年は100位以内にも入れなかったことを意味します。
 
迷ったのはAaron Jones(昨年30位)ですが、RushingとReceivingを合わせて19TDを挙げた2019年シーズンがピークで2020年シーズンは11TD、そして2021年はA.J.Dillonとの併用もあってTDは10ながらRushingTDは4となり、Rushing Ydsは1000を切りました。こうなるとReceiving TDが8でRushingTDが12のAustin Ekeler(2022年は46位にランクイン)を上回る順位になるとは考えられません。
 
もう一人迷ったDK Metcalf(昨年22位)はReceiving Ydsが967(全体28位)となりました。Receiving TDでは全体4位といっても、2022年は46位にランクインしたMike Evansの14よりも劣っています(EvansのReceiving Ydsは1035の23位)。目立つWRではありますが、こうなると20位内をキープするのは無理(結果としてランク外)と判断しました。
 
昨年37位のShaquille Leonard(昨年までDariusと名乗っていたのでご注意ください)はFumbles Force8が効いて、100位圏外に落ちる可能性は低いと考えました。そしてもう一つ、LeonardはAll Pro(断りがない限りはFirst Teamのこと)にも選ばれています。これを加味するなら、昨年よりも順位を上げて20位以内に残るという予測が成り立ちます。
 
前年15位のTyreek HillはAll Proには選ばれておらず、Receiving Yds1239は7位でReceiving TD9は9位でした。しかしさすがに圏外まで落ちるとは考えられませんでした。昨年8試合の出場にとどまったDerrick Henryも同様で、さすがにランク外はないと思います。
 
選手同士で選ぶNFL Top 100では長くランクにいた選手は記憶に残るため、前年の成績が下がってもランク内にとどまれる傾向があります。快速WRという印象が強いHillと2020年シーズンの2000Rushing Ydsの記憶が残るHenryは、まだ今シーズンは20位内に踏みとどまるのではないかと考えました。
 
ここまで評価をした結果、×が付いている選手は7人となりました。この7人に代わってランクに入ってくる選手が誰かを考えればいいわけです。Fantasyの指名ランキングやAll Proのリストを参考にして考えてみましょう。まず以下の3人は議論の余地なくランクに入るでしょう。
  • Rushing Yds1位で20TDのJonathan Taylor(All pro)
  • Receiving Yds1位でSuper Bowlも獲ったCooper Kupp(All pro)
  • All pro 2ndだったけどReceiving Yds2位でJustin Jefferson(2021年は53位)
そして残りですが、筆者は以下の4人を予想しました。
  • Receiving Yds5位でRushing TDが8のDeebo Samuel(All pro)
  • 15試合に出場してAll Proにも選ばれたTrent Williams(2021年は42位)
  • 13SackでAll proに選ばれDROY(Defensive Rookie of the Year)も獲ったMicah Parsons
  • 全体2位の8INTでAll pro 2ndのJ.C.Jackson(2021年は49位)
Samuelはチーム内での使われ方に不平があるようですが、Rushingも行けるWRとして2021年にリーグを席巻しました。All Proにも選ばれており、初ランクインは逃さないだろうと予想します。
一番微妙なのがJ.C.Jacsonですが、7人がランクインするなら、前年の49位からランクが下がりランク外に消える可能性は低いと考えました。
 
筆者の予想は以下の通りです。この選手を忘れてない?など皆様からの突込みは大歓迎です。
次回は、実際の順位発表がある日本時間の8月29日月曜日までに、この20人が1位から20位までのどこにくるかを勝手に予想します。お楽しみに。
 

2015年シーズンからアメリカンフットボールのFANTASY FOOTBALL を楽しんでいるトーマスといいます。NFLだけでなく、MLBやNBAについても語ります。


フッター

2015年シーズンからアメリカンフットボールのFANTASY FOOTBALL を楽しんでいるトーマスといいます。NFLだけでなく、MLBやNBAについても語ります。

AFC東 BUF バッファロー・ビルズ NFC東 DAL ダラス・カウボーイズ
MIA マイアミ・ドルフィンズ NYG ニューヨーク・ジャイアンツ
NE ニューイングランド・ペイトリオッツ PHI フィラデルフィア・イーグルス
NYJ ニューヨーク・ジェッツ WAS ワシントン・フットボール・チーム
AFC北 BAL ボルティモア・レイブンズ NFC北 CHI シカゴ・ベアーズ
CIN シンシナティ・ベンガルズ DET デトロイト・ライオンズ
CLE クリーブランド・ブラウンズ GB グリーンベイ・パッカーズ
PIT ピッツバーグ・スティーラーズ MIN ミネソタ・バイキングス
AFC南 HOU ヒューストン・テキサンズ NFC南 ATL アトランタ・ファルコンズ
IND インディアナポリス・コルツ CAR カロライナ・パンサーズ
JAX ジャクソンビル・ジャガーズ NO ニューオリンズ・セインツ
TEN テネシー・タイタンズ TB タンパベイ・バッカニアーズ
AFC西 DEN デンバー・ブロンコス NFC西 ARI アリゾナ・カーディナルス
KC カンザスシティ・チーフス LAR ロサンゼルス・ラムズ
LAC ロサンゼルス・チャージャース SF サンフランシスコ・49ers
LV ラスベガス・レイダース SEA シアトル・シーホークス