Fantasy Football(ファンタジーフットボール)戦記

NFLのFantasy Football(ファンタジーフットボール)のほかMLBやNBAについて語ります

10年以上前のNYGの主力選手は誰、クイズの景品でもらったUNOで振り返る

2018年02月25日 21時50分00秒 | NFL

昨日は筆者がいつも参加しているNFL飲み会のシーズン反省会でした。Super Bowlが終わった後に、シーズンの反省をするというものです。

そこでクイズ大会の景品として、NYGをモチーフとした「UNO」をGetしました。筆者はNYGのファンではありませんが、ちょっとだけEli Manningに思い入れがある身としては、この景品を選んで手に入れました。

しかし筆者がNFLを熱心に見るようになって日が浅いので、Eli以外の選手にはほとんどなじみがありません。

それでも「Tiki Barber」の名前くらいは知っているので、10年近く前であることはなんとなく察しがつきます。ということでこのカードがいつころ作られたものなのかを確認するのが今回のコラムの主眼です(実はケースの裏に書いてあったのですが、答えは後ほど明かします)。

UNOのカードに載っている選手の写真を見てみましょう。スキャンする際に並べ方を間違えたので右から左に数字が増えていきますがご愛敬ということで。もちろん当時のNYGの主力が載っているはずですね。

書かれた文字が小さいのでわかりづらいと思いますので、それぞれの写真がだれかを整理しました。

「0」がShaun Williams、「1」がEli Mnning、「2」がAmani Toomer、「3」がWill Allen、「4」がJeremy Shockey、「5」がMichael Strahan、「6」がCarlos Emmons、「7」がJim Finn、「8」がBrandon Jacobs、「9」がOsi Umenyiora、「REVERSE」がWill Peterson、「SKIP」がTiki Barber、「DRAW 2」と「DRAW 4 」がShockey & Barber、「WILD」がJeff Feagles、「ACQUISITION」がPlaxico Burressですね。

ではこれら選手が在籍していたのはいつなのでしょう。見る限りDRAW4とDRAW2に出現しているのが、ShockeyとBarberなのでこの二人が主力ってことなのでしょう。

折角なので年表を作りました。手掛かりになるのは2005年のルーキーだったBrandon Jacobsですね。つまりJacobsがここに入っているということは2005年以前ということはあり得ないことになります。では2006年以降もこの体制化というと、Will AllenとWill Petersonはどちらも2005年を最後にチームを離れています。つまり、このカードは2005年シーズンのNYGの主力選手を基に作られたことが判明しました。

 JNNamePOS2001200220032004200520062007200820092010
0 36 Shaun Williams SS →* * * * * *        
1 10 Eli Mnning QB       * * * * * * *→
2 81 Amani Toomer WR →* * * * * * * *    
3 25 Will Allen LCB * * * * *          
4 80 Jeremy Shockey TE   * * * * * *      
5 92 Michael Strahan DE →* * * * * * *      
6 51 Carlos Emmons LB       * * *        
7 20 Jim Finn FB     * * * *        
8 27 Brandon Jacobs RB         * * * * * *→
9 72 Osi Umenyiora DE     * * * * * * * *→
DRAW 2 - Shockey & Barber -   * * * * *        
REVERSE 24 Will Peterson CB * * * * *          
SKIP 21 Tiki Barber RB →* * * * * *        
DRAW 4 - Shockey & Barber -   * * * * *        
WILD 18 Jeff Feagles P     * * * * * * *  
ACQUISITION 17 Plaxico Burress WR         * * * *  

 しれっと書きましたが、UNOのルールをご存知の方には、「ACQUISITION」という、Plaxico Burressが印刷されたカードに目が留まったはずです。「こんなカードあったっけ?」と。

実はこのカードは、UNOが出しているSports Team EDITIONに特別に追加しているもので、このカードの所有者は特定の「獲得したいカード」を宣言できるというものです。そして、指名されたカードを持っていた対戦相手の全員または一人から「獲得したいカード」を受け取り、代わりに自分の手札を一枚返します(獲得したいカードを誰も持っていない場合は、色を変えられます)。Wild CardをACQUISITIONしていいとも悪いとも書いていないので、ここは良く分かりませんが。

最近のUNO(の日本語版)には、「とりかえっこワイルドカード」というカードが2016年リニューアル版から追加されましたが、これは「手札を全部交換する」というカードなので、上の「ACQUISITION」カードとは意味が違います。

たまたまネットで検索をしたら2005年にはNew York Mets EditionのUNOを発見しました。ここにも「ACQUISITION」カードがあって、こちらでは「Pedro Martinez」が印刷されていました。NYGバージョンのBurressも、Maetinezも移籍してきたばかりの選手が「ACQUISITION」カードを飾っているようです。ちょっとでも現実の選手獲得と結び付けようとする、ゲーム制作者の苦心が分かりますね。

さて2005年シーズンのこの時点、NYGの選手も2年後のSuper Bowl 42(2007年シーズン)でNEに勝つという未来図は描けていなかったことでしょう。

あのHelmet CatchのDavid Tyreeは、2003年のドラフト6巡目指名ですので、もうこの時点でNYGの選手でしたが、カードを彩る選手には選ばれませんでした。また、ACQUISITIONカードに載ったBurressは、Super Bowl 42の決勝TDを挙げていますね。

一方のBarberは2006年限りで引退、Shockeyは2007年シーズン途中で怪我を負いSuper Bowl 42には出場できていません。ただしShockeyは移籍したNOでSuper Bowl 44に出場し、TD Recieveをしていますね。

わずか2年先のNYGの未来は、このカードからだけでは読み取れません。もちろんこの時点でEliが2018年シーズンも(1試合先発QBを外されはしましたが)、まだNYGの先発QBでいるなんて考えられなかったはずです。もちろん、このカードに載っている選手で現役で生き残っているのはEliだけ。ただEliの来シーズンがどうなるかはまだ分かりません。

最後にTiki Barberと同じ「21」のTシャツを買ったのでご報告?を。以前、こちらでも記事を書いたTim Dankan(NBA)のものですね。

今週、金曜日に某所に着ていく予定があるため急きょ買いました。ホントはこのチームの「12」がほしかったのですがさすがに売っていませんでした。胸にNBA Finalのトロフィーが入ったこのTシャツを今週の某イベントで着ている人物はきっと筆者です。「ブログ見てます」と言っていただけると嬉しいです。

2015年シーズンからアメリカンフットボールのFANTASY FOOTBALL を楽しんでいるトーマスといいます。NFLだけでなく、MLBやNBAについても語ります。

AFC東BUF バッファロー・ビルズ NFC東DAL ダラス・カウボーイズ
MIA マイアミ・ドルフィンズ NYG ニューヨーク・ジャイアンツ
NE ニューイングランド・ペイトリオッツ PHI フィラデルフィア・イーグルス
NYJ ニューヨーク・ジェッツ WAS ワシントン・レッドスキンズ
AFC北BAL ボルティモア・レイブンズ NFC北CHI シカゴ・ベアーズ
CIN シンシナティ・ベンガルズ DET デトロイト・ライオンズ
CLE クリーブランド・ブラウンズ GB グリーンベイ・パッカーズ
PIT ピッツバーグ・スティーラーズ MIN ミネソタ・バイキングス
AFC南HOU ヒューストン・テキサンズ NFC南ATL アトランタ・ファルコンズ
IND インディアナポリス・コルツ CAR カロライナ・パンサーズ
JAX ジャクソンビル・ジャガーズ NO ニューオリンズ・セインツ
TEN テネシー・タイタンズ TB タンパベイ・バッカニアーズ
AFC西DEN デンバー・ブロンコス NFC西ARI アリゾナ・カーディナルス
KC カンザスシティ・チーフス LAR(旧STL) ロサンゼルス・ラムズ
OAK オークランド・レイダース SF サンフランシスコ・49ers
LAC(旧SD) ロサンゼルス・チャージャース SEA シアトル・シーホークス

日和ったMcDanielsに怒りの鉄槌を、Reichを最後に出そろった2018年シーズンの新HC

2018年02月12日 22時40分00秒 | NFL2018

どういう理由があったかは知りませんが、一度決めたことを撤回して元の鞘に収まるとは日和ったと言われても仕方がありません。INDのHDに就任する予定だったのに断りを入れてきたJosh McDanielsのことですね。

先週のSuper Bowl LIIが始まる時点で、NEのDCであるMatt PatriciaはDETのHCに、OCのMcDanielsはINDのHCに就任することが内定していたという報道がありました。ただ、さすがにSuper Bowl LII前に発表するわけにいかず、終了後に正式発表という段取りになっていたようです。

実際、Patriciaは既報の通りDETのHCに就任したわけですが、なんとMcDanielsはINDのHC就任を辞退して、NEのOCとして留まることにしたのです(報道によると、複数のアシスタントコーチがMcDanielsの下で働くことを前提にコルツを契約していたとのこと)。

この理由については、ネット上で公開されている憶測記事などを読んでいただくとして、こんな話は一般社会でも通じません。筆者もかつて転職をした経験がありますが、転職先と合意までしておきながら、直前に「やっぱりやめました」なんて言ったら、社会的に抹殺されます。

ここまでコケにされたINDとしては、怒りの鉄槌をNEに落とすべきでしょう。INDのGMは会見でMcDanielsの辞退について淡々と話をした後、「The Rivalry is Back On(再びライバル心が芽生える)」と捨て台詞を吐いて会見を後にしました。多分このセリフが、控えめながらも本心なのでしょう。

さらにINDは2014年シーズンPlayoffのDeflategate事件の被害者(対戦相手)でもあるわけで、NEへの恨みは積み重なっているはず。2018年シーズンはアウェーでNEと対戦する予定ですが、このときチームとしての怒りをぶつけてほしいものです。

以前書いたHCの情報ですが、INDを最後に新HCが全員決まったので表に整理しました。

AFC  就任前期今期結果NFC  就任前期今期結果
BUFSean McDermott20177-99-7 DALJason Garrett201013-39-7 
MIAAdam Gase201610-66-10 NYGBen McAdoo201611-53-13 Pat Shurmur
NEBill Belichick200014-213-3 PHIDoug Pederson20167-913-3 
NYJTodd Bowles20155-115-11 WASJay Gruden20148-7-17-9 
BALJohn Harbaugh20088-89-7  CHIJohn Fox20153-135-11 Matt Nagy 
CINMarvin Lewis20036-9-17-9 DETJim Caldwell20149-79-7 Matt Patricia
CLEHue Jackson20161-150-16 GBMike McCarthy200510-67-9 
PITMike Tomlin200711-513-3 MINMike Zimmer20138-813-3 
HOUBill O'Brien20149-74-12 ATLDan Quinn201511-510-6 
INDChuck Pagano20128-84-12 Frank ReichCARRon Rivera20116-1011-5 
JAXDoug Marrone20173-1310-6 NOSean Payton20067-911-5 
TENMike Mularkey20169-79-7Mike VrabelTBDirk Koetter20169-75-11 
西DENVance Joseph20179-75-11 西ARIBruce Arians20137-8-18-8 Steve Wilks 
KCAndy Reid201312-410-6 LASean McVay20174-1211-5 
LACAnthony Lynn20175-119-7         SFKyle Shanahan20172-146-10         
OAKJack Del Rio201512-46-10 Jon Gruden SEAPete Carroll201010-5-19-7 
(名前が紫字は2017年シーズン後に退いたHC、「結果」欄が▲は2018年シーズンが正念場のHC。2019年1月4日更新。TENのHC交代があった件をアップデートしました

McDanielsに逃げられたINDは急いで面接を始め、今シーズンのPHIのOCだったFrank ReichをHCとして迎え入れることにしました。PHIのHCであるDoug Pedersonは選手時代はQBで、1996年シーズンのSuper BowlでBrett Favreの控えQBとして勝利していたのは有名な話です。

Reichも選手時代はQBでBUF時代は9シーズンにわたってJim Kellyの控えだったとのこと。つまり控えQBとしてですが4年連続でSuper Bowlに勝てなかったわけですね。

今回のMcDaniels辞退でお鉢が回ってきたHC職ですが、ぜひ成果を上げて、2018年シーズンにある直接対決でNEに一泡食わせてほしいものです。

残りのHCについては表にある通りです。いずれ時間があればもう少し書くかもしれません。

2015年シーズンからアメリカンフットボールのFANTASY FOOTBALL を楽しんでいるトーマスといいます。NFLだけでなく、MLBやNBAについても語ります。

AFC東BUF バッファロー・ビルズ NFC東DAL ダラス・カウボーイズ
MIA マイアミ・ドルフィンズ NYG ニューヨーク・ジャイアンツ
NE ニューイングランド・ペイトリオッツ PHI フィラデルフィア・イーグルス
NYJ ニューヨーク・ジェッツ WAS ワシントン・レッドスキンズ
AFC北BAL ボルティモア・レイブンズ NFC北CHI シカゴ・ベアーズ
CIN シンシナティ・ベンガルズ DET デトロイト・ライオンズ
CLE クリーブランド・ブラウンズ GB グリーンベイ・パッカーズ
PIT ピッツバーグ・スティーラーズ MIN ミネソタ・バイキングス
AFC南HOU ヒューストン・テキサンズ NFC南ATL アトランタ・ファルコンズ
IND インディアナポリス・コルツ CAR カロライナ・パンサーズ
JAX ジャクソンビル・ジャガーズ NO ニューオリンズ・セインツ
TEN テネシー・タイタンズ TB タンパベイ・バッカニアーズ
AFC西DEN デンバー・ブロンコス NFC西ARI アリゾナ・カーディナルス
KC カンザスシティ・チーフス LAR(旧STL) ロサンゼルス・ラムズ
OAK オークランド・レイダース SF サンフランシスコ・49ers
LAC(旧SD) ロサンゼルス・チャージャース SEA シアトル・シーホークス

増刷とオードリーの週刊文春登場を寿ぐ、「NFL倶楽部」書籍版を2倍楽しむ~完結編

2018年02月11日 21時30分00秒 | NFL2017

今朝、最新のNFL倶楽部(Super Bowl LII編)を見たところ、書籍「オードリーのNFL倶楽部」の増刷が決まったと言っていました。筆者が以前指摘した誤りは、2刷時点で修正し反映されているのか気になるところです。

ちょっと古くなりますが、発売日直後の週刊文春の長寿コーナー「阿川佐和子のこの人に会いたい」にオードリーが出ていましたね。さすが書籍の版元だけあって、宣伝には貪欲ですね。

もちろん一般の方々に向けて、2月5日のSuper Bowl LIIを天下の週刊文春を使って告知したわけですから、日本のフットボール業界にとって、価値があるといってよいでしょう。折角なので、週刊文春の当該記事の写真だけ貼っておきます。

これまで筆者はこの書籍内のプレイ解説「若林の熱視線」に乗っかって、そのプレイがいつどこのものか、そしてそれをGame Passで観ようとしたら何分何秒に合わせればよいかをまとめた記事を2本書いてきました。

今回はその完結編として、残りの9本をまとめます。最後の9本もなかなか手ごたえがありました。

先に一カ所あったエラーの指摘から。25話目の写真(A)ですが、本来「D.ワトソン」と書くべきHOUのQBが「R.ウィルソンに」なっていました。146ページの写真に引きずられたミスだとは思いますが、どっかのタイミングで直しておいてください。

 
 書籍からわかるファクト実際の試合
  選手名 時間帯 状況と結果 スタジアム MC 推測 試合日 Week 結果 Game Pass 備考
19 Tom Brady、Rob Gronkowski(NE)、相手チームは判別不能 3Qだが時間帯は不明 残り17ヤード(画面では16ヤード)でBradyからGronkowskiのパスが通りTD Gillette Stadium 尾崎 2015年シーズンの DIVISIONAL 2016/1/16 Playoff Divisional KC 20 - NE 27 1:21:47 カメラが引き気味なので、写真からは相手チームがどこかわからない。解説に森清之さんがいることから、Playoffではないかと推測。ゲーム履歴から3Qの8:24のプレイであると判明
20 Aqib Talib(DEN)、Matt Prater (DET)、ただし後者はJersey Numberのみ 2Q 1:03 DEN 7 - DET 6で、DETがPoint after TDでKickを試みるがブロック Ford Field 尾崎 2015年のDEN@DET 2015/9/27 Week3 DEN 24 -DET 12 0:57:05 Matt Praterは2014年シーズン開幕時はDENの先発Kだったが、シーズン途中に解雇。同シーズン途中からDETに在籍
21 Russell Wilson 、Jimmy Graham(SEA)、Trey Flowers(NE) 4Q 12:55 SEA陣37ヤード付近からパスで19ヤード獲得 Gillette Stadium 2016年のSEA@NE 2016/11/13 Week10 SEA 31 - NE 24 1:43:49 NFL 2016カラー写真名鑑のNEのスケジュール欄に誤り
22 Devontae Booker、Matt Paradis(DEN)、Brian Cushing(HOU)、表記はJersey Numberのみ 2Q 6:53 DEN陣45ヤードの1st&10でBookerがゲイン Sports Authority Field at Mile High 2016年のHOU@DEN 2016/10/24 Week7 HOU 9 - DEN 27 0:47:59 このRussingで12ヤード獲得。この試合のHOUのQBは前年までDENにいたBrock Osweiler。つまり凱旋試合でした
23 Kyler Fackrell (GB)、Eli Manning、Bobby Hurt(NYG) 2Q 1:24 NYG陣40ヤード付近からの攻撃でManningがFackrell にSackされFumbleしてTO Lambou Filed(地面のGBマーク) 2016年のNYG@GB 2016/10/9 Week5 NYG 16 - GB 23 1:05:28 このシーズンはNYG@GBは2試合あるが、ここで述べているのはRSの試合。SackしたのはNYG陣39ヤードからの攻撃。Fumbleしたボールを拾ったのはKenny Clark
24 Jameis Winston 、Gosder Cherilus(TB)、David Irving(DAL)、CherilusはJersey Numberのみ 4Q 11:59 TB陣22ヤード、3rd&14からのWinstonのパスがINTされてTO AT&T Stadium 2016年のTB@DAL 2016/12/18 Week15 TB 20 - DAL 26 1:29:14 INTしたのはJeff Heath、ターゲットはAdam Humphries
25 Deshaun Watson(HOU)、Kevin Pierre-Louis(KC) 4Q 7:54 得点はKC 32 - HOU 20でHOU陣内31ヤード、3rd&4。Watsonがパスを投げられずSackされる NRG Stadium 久野 2017年のKC@HOU 2017/10/8 Week5 KC 42 - HOU 34 2:00:14 書籍162ページの写真でHOUのQBを「R.ウィルソン」とするミス。SackしたのはJustin Houston
26 Amari Cooper、Derek Carr(OAK)、Ron Parker、Eric Murray(KC) 1Q 0:49 敵陣46ヤードでCarrからCooperにパスが通ってTD Oakland Coliseum 久野 2017年のKC@OAK 2017/10/19 Week7 KC 30 - OAK 31  0:28:04 AC/DCがこの試合は猛威を振るう
27 Todd Gurley、Sammy Watkins(LAR)、Dante Johnson(SF) 3Q 1:02 2nd& Goalで1ヤード、そのあと続けて3rd&GoalでTD Levi's Stadium 久野 2017年のLAR@SF 2017/9/21 Week3 LAR 41 - SF 39 1:41:59 2nd down時にGurleyを止めたのはDeForest Buckner。続けてみると、確かに2ndと3rdは同じフォーメーション

全27話のうち一番情報量が少なかったのが19話。なにせBradyがRob Gronkowskiに3Qに17ヤードのTDパスを通したことしか書いてありません。相手チーム名も書いていないし写真が引き気味なので、特定が難しいのです。ただ尾崎アナのセリフがあるので、表記が誤っていなければ2015年シーズンということになりますね。

写真をよくを見るとゴールエリア内のデザインから、Gillette Stadiumであることが確認できました。そしてゲスト解説の森清之さんが「レギュラーシーズン中」と発言しているのでなんとなく想像が付きました。そう2015年シーズンのPlayoffではないかと。この年NEはPlayoffを地元で戦ったのはKC戦だけですから、ここではないかとあたりを付け、実際に確認できました。試合は、Playoff DivisionalのKC@NEだったわけです。

それ以外はだいたい選手名やJersey Numberなどから推測でました。2017年シーズンのもの(最後の3試合)はまだテレビで視聴した記憶が残っていましたので特定も容易でした。

今回筆者は、書籍「オードリーのNFL倶楽部」の内容をまず整理して、マッチアップを推測して、試合経過が書かれている米国サイトで照らし合わせました。選手の背番号はベースボールマガジン社のカラー写真名鑑が重宝しましたね。そういう意味では筆者がいつも使っているサイトやムックを総動員した格好です。こうして試合日(Week)と年号を確認出来ればGame Passの作業は単純です。

書籍を読んでから動画を見ておさらいすると、プレイの理解も進みます。ぜひ全話を読みながら、Game Passの動画と突き合わせてください。

あと最後にミスの訂正を。文芸春秋社の間違いをいろいろ突いた身としては、自身にも厳しくないといけません。

誤りは、2018年シーズンの対戦相手難易度を書いた記事にありました。表や計算結果に誤りはなかったのですが、目視で発見した「対戦相手難易度が一番低いチーム」を見付け損ないました。2018年シーズンの難易度が一番低いのはHOUです(TENが二番目に低いのも見落としてました)。修正箇所は本文に打消し線をつけた状態で修正しましたのでご確認ください。

2015年シーズンからアメリカンフットボールのFANTASY FOOTBALL を楽しんでいるトーマスといいます。NFLだけでなく、MLBやNBAについても語ります。

 

AFC東BUF バッファロー・ビルズ NFC東DAL ダラス・カウボーイズ
MIA マイアミ・ドルフィンズ NYG ニューヨーク・ジャイアンツ
NE ニューイングランド・ペイトリオッツ PHI フィラデルフィア・イーグルス
NYJ ニューヨーク・ジェッツ WAS ワシントン・レッドスキンズ
AFC北BAL ボルティモア・レイブンズ NFC北CHI シカゴ・ベアーズ
CIN シンシナティ・ベンガルズ DET デトロイト・ライオンズ
CLE クリーブランド・ブラウンズ GB グリーンベイ・パッカーズ
PIT ピッツバーグ・スティーラーズ MIN ミネソタ・バイキングス
AFC南HOU ヒューストン・テキサンズ NFC南ATL アトランタ・ファルコンズ
IND インディアナポリス・コルツ CAR カロライナ・パンサーズ
JAX ジャクソンビル・ジャガーズ NO ニューオリンズ・セインツ
TEN テネシー・タイタンズ TB タンパベイ・バッカニアーズ
AFC西DEN デンバー・ブロンコス NFC西ARI アリゾナ・カーディナルス
KC カンザスシティ・チーフス LAR(旧STL) ロサンゼルス・ラムズ
OAK オークランド・レイダース SF サンフランシスコ・49ers
LAC(旧SD) ロサンゼルス・チャージャース SEA シアトル・シーホークス
 

シーズン予想クイズの優勝者が決定、激戦を制し初代優勝者の称号を得たのは

2018年02月10日 22時40分00秒 | NFL2017
Super Bowl LIIも終わったことですし、シーズン予想クイズの結果を集計しましょうかね。
もしかしたら複数の方がが同じ得点で並ぶかもなんて思っていましたが、見事に一人だけ最高得点となった方がいましたので、初めての優勝者に決まりました。さっそく表をご覧いただきましょう(赤字が的中で1点、青字は0.5点。ただしSuper Bowlは赤字が2点で青字が1点です)。
 
ニックネーム得点応援AFC東AFC北AFC南AFC西AFC WildCardAFC ChampNFC東NFC北NFC南NFC西NFC WildCardNFC Champ勝者敗者
ど*******4.5SFNEPITHOUOAKINDDENNEOAKDALDETTBSEAGBATLDALTBNEDAL
ま*******5.5SFMIAPITHOUKCNEOAKNEKCPHIGBNOSFDALSEADALSFSFKC
R*******8.0LARNEPITTENKCHOUOAKNEPITNYGGBATLLARNYGSEANYGLARLARNE
G**(修正)4.5WASNECININDKCBUFDENNEKCDALGBATLARIWASSEADALGBKCGB
D*******4.0SEANEPITHOUOAKTENKCPITOAKNYGGBATLSEATBARIGBSEASEAPIT
B*******5.5DENNEPITTENDENKCOAKNEDEN NYGGBNOSEADALLARDALSEADENSEA
m*******5.0NYJNEPITTENKCHOULACNEKCNYGGBATLSEATBARIATLSEAATLKC
s*******5.0DENNEPITTENDENHOUOAKNEDENDALGBNOARITBLARGBARIGBNE
A*******4.0ATLMIACINTENKCHOUINDTENKCPHIDETATLARICARTBATLTBATLTB
c*******6.5GBNEPITTENOAKDENKCNETENNYGGBNOARIPHICARNYGGBGBTEN
ま*******6.5GBNEPITTENOAKINDKCNEOAKDALGBATLSEADETARIGBSEAGBNE
フ*******5.5ATLNEPITTENOAKDENKCNEOAKDALGBATLSEANYGCARDALATLATLOAK
A*******7.0GBNEPITTENOAKHOUINDNEPITDALGBATLSEANYGCARGBATLGBNE
F*******3.5OAKNEBALTENOAKPITDENNEOAKDALDETCARSEANYGGBDALSEAOAKDAL
n*******3.5ATLNEPITTENOAKCINKCOAK NYGGBATLSEADALTBATL ATLOAK
c*******8.5PHINEPITTENKCCINLACPITTENPHIGBCARSEAARILARPHIGBPHIPIT
k*******4.0PITNEPITINDOAKHOUKCNEOAKNYGDETATLSEAGBNONYGNOOAKNYG
H*******6.0ARINEPITHOUOAKBALKCNEOAKDALGBATLARINYGSEADALARIARINE
U*******6.5SEANEPITTENOAKHOUDENNETENNYGGBNOARIDALSEANYGGBNYGNE
c*******8.0SFNECINTENOAKPITKCNEOAKPHIGBTBSEAMINATLGBATLNEGB
S*******5.5GBNECINTENOAKBALKCNEOAKDALGBATLSEADETSEAGBARIGBNE
M*******7.0GBNEBALHOUDENBUFBALNEHOUDALGBNOARIATLSEADALGBGBNE
トーマス2.5GBNEPITTENOAKBALHOUPITOAKDALGBTBARINYGSEADALGBGBOAK
Lindys5.0GBNEPITTENOAKKCLACNEPITDALGBATLARITBSEADALGBNEDAL

はい、ご覧の通り、優勝者はPHIファンのc********の数と本当の文字数は一致しておりませんさんでした。ファンなので希望的観測もあったかと思いますが、PHIのSuper Bowl勝利を今回の全回答者の中で唯一的中させたのはお見事でした。

このクイズではSuper Bowl勝者を当てると、NFC Championship出場でもあるわけなので自動的に3ポイントをゲットできます。しかしそれなら、NEのAFC Championshipの出場とSuper Bowl敗戦を的中しても3ポイントをゲットできます。つまり、Super Bowl勝者を的中させただけでは優勝できるわけではありません。優勝したc*******さんは、KCのAFC西地区の優勝などほかの予想でも的中しているから、優勝できたとお考え下さい。

惜しくも僅差で優勝を逃した方の中にはNEのSuper Bowl勝利を予想されていた方もいました(下から5行目のSFファンの方)。最後のBradyのHail Maryが通って、2ポイントコンバージョンも決まって、OTでNEが勝っていれば、本クイズの優勝者も変わっていました。つまりこのクイズも紙一重で優勝者が入れ替わるスリリングなものだったということですね。

優勝したc*******さんには公約の通り、「オードリーのNFL倶楽部」とPHIのグッズを郵便でお送りします。bloggoonejpthomas8088@gmail.comまで送付先をお知らせください(ただし期限は2月いっぱいとさせてくださいね)。

そのメールにはクイズに回答したときのハンドルネーム(c*******)も書いて賞品のご送付先の住所とお名前をお教えください。プライバシーを気にされるのであれば郵便局留めでお送りします。ご本人しか知らないハンドルネームが正しく書かれていることで、本人認証とさせていただきます。

表をよく見ると、筆者は最低得点。NFCの予想が全滅というのはあまりに酷い。これじゃあ2017年シーズンのFantasyの戦績が悪かったのも仕方ありません。来シーズンは各チームの戦力分析からしっかりやります。

2015年シーズンからアメリカンフットボールのFANTASY FOOTBALL を楽しんでいるトーマスといいます。NFLだけでなく、MLBやNBAについても語ります。

AFC東BUF バッファロー・ビルズ NFC東DAL ダラス・カウボーイズ
MIA マイアミ・ドルフィンズ NYG ニューヨーク・ジャイアンツ
NE ニューイングランド・ペイトリオッツ PHI フィラデルフィア・イーグルス
NYJ ニューヨーク・ジェッツ WAS ワシントン・レッドスキンズ
AFC北BAL ボルティモア・レイブンズ NFC北CHI シカゴ・ベアーズ
CIN シンシナティ・ベンガルズ DET デトロイト・ライオンズ
CLE クリーブランド・ブラウンズ GB グリーンベイ・パッカーズ
PIT ピッツバーグ・スティーラーズ MIN ミネソタ・バイキングス
AFC南HOU ヒューストン・テキサンズ NFC南ATL アトランタ・ファルコンズ
IND インディアナポリス・コルツ CAR カロライナ・パンサーズ
JAX ジャクソンビル・ジャガーズ NO ニューオリンズ・セインツ
TEN テネシー・タイタンズ TB タンパベイ・バッカニアーズ
AFC西DEN デンバー・ブロンコス NFC西ARI アリゾナ・カーディナルス
KC カンザスシティ・チーフス LAR(旧STL) ロサンゼルス・ラムズ
OAK オークランド・レイダース SF サンフランシスコ・49ers
LAC(旧SD) ロサンゼルス・チャージャース SEA シアトル・シーホークス

映画「羊の木」公開記念、RamsのRobert Woodsはなぜ中退したUSCを卒業したのか

2018年02月10日 12時50分00秒 | NFL2017
巷では、「羊の木」なる映画が公開されているようですね。筆者は、最近よく見かけてちょっとだけ気になっている木村文乃が出演していること以外は、この映画にあまり関心が持てなかったのですが、「羊」の「木」という言葉が目に留まりました。そういえば「LAR」(Rams)に今シーズン、「Robert Woods」がいたっけ。
 
以前、宮下奈都さんの「羊と鋼の森」が 2016年の本屋大賞を取ったときもちょっとした原稿を書いたので、こういうチャンスを逃してはいけない。ということで、今回はWoodsについて調べてみました(ナイツの塙みたいですが)。
 
2017シーズンのLARの躍進の理由は、前回の記事でHC(Sean McVay)とPlayer Of the Yearを獲ったAaron DonaldとTodd Gurley、そしてOLを中心にまとめました。そしてもう一つ、シーズン前にWR陣を整備したことも上げられます。
 
2017年 Rec Yds Yds/Rec Long TD      2016年 Rec Yds Yds/Rec Long TD
Todd Gurley 64 788 12.3 80 6   Kenny Britt 68 1002 14.7 66 5
Cooper Kupp 62 869 14.0 64 5   Tavon Austin 58 509 8.8 43 3
Robert Woods 56 781 13.9 94 5   Lance Kendricks 50 499 10.0 44 2
Sammy Watkins 39 593 15.2 67 8   Todd Gurley 43 327 7.6 33 0
Tyler Higbee 25 295 11.8 38 1   Brian Quick 41 564 13.8 65 3
 
2017年シーズンと16年シーズンのLARのRecieving上位5人を並べてみましたが、見事に変わっていますね。
 
2016年のリーディングレシーバーだったKenny Brittは2017年シーズンはCLEを経由してNEに移籍、先日のSuper Bowlにも登録されていました(出場はなかったようです)。Tavon AustinはWRというよりRBとリターナーの役割に代わりました。Brian QuickはWASに移籍しましたね。
 
その一方で、Leading ReceiverになったのはルーキーのCooper Kupp。そしてBUFから獲得したWoodsとSammy Watkinsが好成績を残しました。
 
Receivingでチーム最多TDを挙げたのはWatkinsでしたが、Woodsも十分に働きました。Week10のHOU戦ではTorry Holtが14年前に挙げて以来となる171ヤードを1試合で稼ぎました。Gurleyを加えて600ヤードを捕ってくれるレシーバーが4人もいればJared Goffの成績も上がりますし、得点も伸びます。
 
こうした改善もあって、2017年シーズンのLARの得点は平均29.9でリーグトップでした。前シーズンが平均14.0でリーグ最下位だったことを考えると大躍進ですね。ひつじのショーン(Shaun the Sheep)ではなく「羊のSean」がCoach of the Yearを獲ったのも改めてうなづけます。
 
と、普通ならここまで書いて終わりにするところですが、最後に今回記事を書くのにあたって参照したWikipediaのRobert Woods (wide receiver)そのリンク先の記事に書いてあったエピソードを紹介します。
 
それはBUFに在籍していた2016年5月に、WoodsがUniversity of Southern California(USC)を卒業したときの学位授与式でのスピーチについて。NFLの選手になってからもWoodsはUSCの授業に毎春出席し、2016年に晴れて卒業したのです。大学を中退したプロスポーツ選手が、大学を卒業する例は米国ではよくありますね。
 
そのスピーチでWoodsは15歳のときに亡くした、2歳上のお姉さんOliviaについて話しています。
 
 
 
リンクした記事にはWoodsのスピーチの大半が文字で書いてありましたので、英語が得意でない筆者にも、なぜWoodsが4年もかけて大学を卒業したかを理解できました。そして記事の最後、そしてWoodsのスピーチの最後の言葉に純粋に感激しました。こういう時にしっかり取材をして記事を書き、動画も残している懐の深さは米国ならではですね。

映画がなければ筆者はこのWoodsのエピソードにたどり着けなかったわけですから、映画製作に携わった方とその広告をテレビ欄に載せていた某新聞に感謝しています。ということで、同映画の告知サイトのURLをリンクしておきますが、筆者にはこの映画を見に行く予定はいまのところありません。

2015年シーズンからアメリカンフットボールのFANTASY FOOTBALL を楽しんでいるトーマスといいます。NFLだけでなく、MLBやNBAについても語ります。

AFC東BUF バッファロー・ビルズ NFC東DAL ダラス・カウボーイズ
MIA マイアミ・ドルフィンズ NYG ニューヨーク・ジャイアンツ
NE ニューイングランド・ペイトリオッツ PHI フィラデルフィア・イーグルス
NYJ ニューヨーク・ジェッツ WAS ワシントン・レッドスキンズ
AFC北BAL ボルティモア・レイブンズ NFC北CHI シカゴ・ベアーズ
CIN シンシナティ・ベンガルズ DET デトロイト・ライオンズ
CLE クリーブランド・ブラウンズ GB グリーンベイ・パッカーズ
PIT ピッツバーグ・スティーラーズ MIN ミネソタ・バイキングス
AFC南HOU ヒューストン・テキサンズ NFC南ATL アトランタ・ファルコンズ
IND インディアナポリス・コルツ CAR カロライナ・パンサーズ
JAX ジャクソンビル・ジャガーズ NO ニューオリンズ・セインツ
TEN テネシー・タイタンズ TB タンパベイ・バッカニアーズ
AFC西DEN デンバー・ブロンコス NFC西ARI アリゾナ・カーディナルス
KC カンザスシティ・チーフス LAR(旧STL) ロサンゼルス・ラムズ
OAK オークランド・レイダース SF サンフランシスコ・49ers
LAC(旧SD) ロサンゼルス・チャージャース SEA シアトル・シーホークス

フッター

2015年シーズンからアメリカンフットボールのFANTASY FOOTBALL を楽しんでいるトーマスといいます。NFLだけでなく、MLBやNBAについても語ります。

AFC東 BUF バッファロー・ビルズ NFC東 DAL ダラス・カウボーイズ
MIA マイアミ・ドルフィンズ NYG ニューヨーク・ジャイアンツ
NE ニューイングランド・ペイトリオッツ PHI フィラデルフィア・イーグルス
NYJ ニューヨーク・ジェッツ WAS ワシントン・フットボール・チーム
AFC北 BAL ボルティモア・レイブンズ NFC北 CHI シカゴ・ベアーズ
CIN シンシナティ・ベンガルズ DET デトロイト・ライオンズ
CLE クリーブランド・ブラウンズ GB グリーンベイ・パッカーズ
PIT ピッツバーグ・スティーラーズ MIN ミネソタ・バイキングス
AFC南 HOU ヒューストン・テキサンズ NFC南 ATL アトランタ・ファルコンズ
IND インディアナポリス・コルツ CAR カロライナ・パンサーズ
JAX ジャクソンビル・ジャガーズ NO ニューオリンズ・セインツ
TEN テネシー・タイタンズ TB タンパベイ・バッカニアーズ
AFC西 DEN デンバー・ブロンコス NFC西 ARI アリゾナ・カーディナルス
KC カンザスシティ・チーフス LAR ロサンゼルス・ラムズ
LAC ロサンゼルス・チャージャース SF サンフランシスコ・49ers
LV ラスベガス・レイダース SEA シアトル・シーホークス