Week | Day | W/L | TEAM | 18年勝数 | 平均勝率 | 19年勝数 | 平均勝率 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | 2019/9/9 | ○31-17 | TB | 5 | 0.453 | 7 | 0.355 |
2 | 2019/9/16 | ○41-17 | CIN | 6 | 2 | ||
3 | 2019/9/23 | ○24-20 | PIT | 9.5 | 8 | ||
5 | 2019/10/8 | ○31-3 | CLE | 7.5 | 6 | ||
6 | 2019/10/14 | ○20-7 | LAR | 13 | 9 | ||
7 | 2019/10/21 | ○9-0 | WAS | 7 | 3 | ||
8 | 2019/10/28 | ○51-13 | CAR | 7 | 5 | ||
9 | 2019/11/1 | ○28-25 | ARI | 3 | 5.5 | ||
10 | 2019/11/12 | ●24-27 | SEA | 10 | 0.566 | 11 | 0.652 |
11 | 2019/11/18 | ○36-26 | ARI | 3 | 5.5 | ||
12 | 2019/11/25 | ○37-8 | GB | 6.5 | 13 | ||
13 | 2019/12/2 | ●17-20 | BAL | 10 | 14 | ||
14 | 2019/12/9 | ○48-46 | NO | 13 | 13 | ||
15 | 2019/12/16 | ●22-29 | ATL | 7 | 7 | ||
16 | 2019/12/22 | ○34-31 | LAR | 13 | 9 | ||
17 | 2019/12/30 | ○26-21 | SEA | 10 | 11 | ||
勝率 | 0.813 | 0.510 | 0.504 |
見ておわかりのように、前半に対戦した8チームの平均勝率は0.355でした。これならSFが開幕8連勝を飾れた訳も理解できるでしょう。前回書いたNEが前半に対戦したチームの平均勝率0.391をも下回っています。
しかしその分、後半に対戦した7チーム(SEAとは2回)の平均勝率はとんでもないことになっていて0.652。SFは後半戦の3試合で終盤に競り負けますが、対戦相手が非常に好調だったので致し方ないといえるでしょう。言い方を変えれば、これだけの相手と戦って3敗でしのげたために、First Round Byeと第1シードを獲得できたというわけです。
もしSEAとの最終戦で敗れて、GBも本拠地であるLambeau Fieldで戦っていたら、Super Bowlに進出していたのはGBだったかもしれません(何度でも言いますよ)。
ただ同じ13勝だったGBとSFの対戦相手の厳しさを、2019年シーズンの平均勝率で比較するとGBが0.453なのに対しSFが0.504でした。つまり強い相手と戦ったけど、勝敗は同じ13勝3敗だったSFの実力の方が、GBよりも上だったといえるかもしれません(もちろんChampionship Gameで戦う際には、こんな数字は関係ありません)。
では最後に、SFをSuper Bowlで破ったKCはどうだったのかを調べてみましょう。KCの2019年の対戦チームとそのチームが挙げた勝数(2018年と19年)はこうなります。
Week | Day | W/L | TEAM | 18年勝数 | 平均勝率 | 19年勝数 | 平均勝率 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | 2019/9/9 | ○40-26 | NYG | 5 | 0.457 | 4 | 0.512 |
2 | 2019/9/16 | ○28-10 | OAK | 4 | 7 | ||
3 | 2019/9/23 | ○33-28 | BAL | 10 | 14 | ||
4 | 2019/9/30 | ○34-30 | DET | 6 | 4 | ||
5 | 2019/10/7 | ●13-19 | IND | 10 | 7 | ||
6 | 2019/10/14 | ●24-31 | HOU | 11 | 10 | ||
7 | 2019/10/18 | ○30-6 | DEN | 6 | 7 | ||
8 | 2019/10/28 | ●24-31 | GB | 6.5 | 13 | ||
9 | 2019/11/4 | ○26-23 | MIN | 8.5 | 0.582 | 10 | 0.492 |
10 | 2019/11/11 | ●32-35 | TEN | 9 | 9 | ||
11 | 2019/11/19 | ○24-17 | LAC | 12 | 5 | ||
13 | 2019/12/2 | ○40-9 | OAK | 4 | 7 | ||
14 | 2019/12/9 | ○23-16 | NE | 11 | 12 | ||
15 | 2019/12/16 | ○23-3 | DEN | 6 | 7 | ||
16 | 2019/12/23 | ○26-3 | CHI | 12 | 8 | ||
17 | 2019/12/30 | ○31-21 | LAC | 12 | 5 | ||
勝率 | 0.750 | 0.520 | 0.502 |
ひとことで言うなら、前半戦は2018年よりも勝ち星を大きく伸ばしたチーム(BALとGB)と戦ったために厳しくなり、後半戦は2018年に好調だったチーム(LACとCHI)が不調だったおかげて楽になったというくらいでしょうか。
特に後半に2試合戦ったLACが、2018年シーズンの勢いを保てていれば、KCがFirst Round Byeを獲得することは難しかったかもしれません。
そう考えると、Patrick Mahomesが欠場した(前半と後半をまたぐ)2試合で1勝を挙げたことがKCにとって大きかったといえるでしょう。これもしつこいくらいに繰り返しますが、Matt Mooreが挙げた勝利はそれほど価値があるものだったのです。
2015年シーズンからアメリカンフットボールのFANTASY FOOTBALL を楽しんでいるトーマスといいます。NFLだけでなく、MLBやNBAについても語ります。
AFC東 | BUF | バッファロー・ビルズ | NFC東 | DAL | ダラス・カウボーイズ |
---|---|---|---|---|---|
MIA | マイアミ・ドルフィンズ | NYG | ニューヨーク・ジャイアンツ | ||
NE | ニューイングランド・ペイトリオッツ | PHI | フィラデルフィア・イーグルス | ||
NYJ | ニューヨーク・ジェッツ | WAS | ワシントン・レッドスキンズ | ||
AFC北 | BAL | ボルティモア・レイブンズ | NFC北 | CHI | シカゴ・ベアーズ |
CIN | シンシナティ・ベンガルズ | DET | デトロイト・ライオンズ | ||
CLE | クリーブランド・ブラウンズ | GB | グリーンベイ・パッカーズ | ||
PIT | ピッツバーグ・スティーラーズ | MIN | ミネソタ・バイキングス | ||
AFC南 | HOU | ヒューストン・テキサンズ | NFC南 | ATL | アトランタ・ファルコンズ |
IND | インディアナポリス・コルツ | CAR | カロライナ・パンサーズ | ||
JAX | ジャクソンビル・ジャガーズ | NO | ニューオリンズ・セインツ | ||
TEN | テネシー・タイタンズ | TB | タンパベイ・バッカニアーズ | ||
AFC西 | DEN | デンバー・ブロンコス | NFC西 | ARI | アリゾナ・カーディナルス |
KC | カンザスシティ・チーフス | LAR | ロサンゼルス・ラムズ | ||
OAK | オークランド・レイダース | SF | サンフランシスコ・49ers | ||
LAC | ロサンゼルス・チャージャース | SEA | シアトル・シーホークス |