Fantasy Football(ファンタジーフットボール)戦記

NFLのFantasy Football(ファンタジーフットボール)のほかMLBやNBAについて語ります

【2018 Divisional Playoffs Highlights】いよいよ迫る決戦の日、KCとNOのSuperBowlに期待する訳

2019年01月20日 07時42分36秒 | NFL2018

日本では先週の日曜月曜の話なので、もうだいぶ前の話に感じますが、Divisional Playoffの4試合がありました。

結果は皆さんご存知でしょうから先に書いてしまうと、日本時間の1月21日月曜日5時過ぎからLAR@NOが、8時40分過ぎからNE@KCが予定されています。いよいよSuperbowlをかけた決戦ですね。

Colts vs. Chiefs Divisional Round Highlights | NFL 2018 Playoffs

IND@KCは、相変わらずPatrick MahomesとTyreek Hillが切れのある攻撃を見せました。リードされたINDがPunt Blockを決めたところが一番の見どころでしたが、KCの攻撃と前半にFirst Downを与えない守備でKCが押し切りました。

Cowboys vs. Rams Divisional Round Highlights | NFL 2018 Playoffs

DAL@LARはCJ.Andersonというデブの伏兵にDAL自慢のディフェンスが押し切られた展開。DEN時代にSuperBowlに勝利しているAndersonが、CARでCam Newtonに冷や飯を食わされたシーズン前半を払しょくするような活躍をしました。ちょっと怪我がちのTodd Gurleyも息を吹き返しています。DALはAmari CooperのTDが見せどころでしたが、試合中盤はLARの攻撃を止められませんでした。

Chargers vs. Patriots Divisional Round Highlights | NFL 2018 Playoffs

LAC@NEは、相変わらず血も涙もないNEの試合展開に、Phillip Riversの望みが前半で絶たれてしまいました。競った試合にしてくれないと、試合を見る気にもなりませんので、2Q途中で見るのをやめました。以前も言いましたが、筆者は特定のチームが王朝といわれるほどリーグ制覇が続いた時点でアンチに回ります。もちろんNEはその対象で(略。

Eagles vs. Saints Divisional Round Highlights | NFL 2018 Playoffs

PHI@NOは有利とみられたNOがPHIを追いかける展開。いや、こういう試合なら歓迎なんですよ。開始直後のインターセプト以降のPHIの攻撃は素晴らしい。Nick Folesの魔力はまだ健在で、「Carson Wentzいらね」という声も聞こえてくるほど。そして無事?今シーズン敗退したことで、PHIとしてはWentzで今後も行くことを表明したようですが、FolesでSuperBowlに再び行っていたらどうなっていたかは分かりません。

NOはMichel ThomasのTD Catchの素晴らしさに目を奪われました。解説にありましたが、あのスピードのパスを手だけで取らず、とっさに自分の胸を使うところが凄い。とはいえ、最後のインターセプトまでPHIに迫られる展開には、肝を冷やしたでしょう。

さて、今シーズンのFantasy Football Playoff Challengeについて説明しておきましょう(3年前の経過をまとめた記事を見ていただくと何をやっているかわかるはずです)。

これまで触れていませんでしたが、今年も例年通りちゃんとエントリーしていました(昨年の様子はこちらをご覧ください。そっか、昨年はNOのSuper Bowl一択で勝負をかけていたんだっけ)。

今シーズンはSuperBowlの組み合わせを予想して、2チームからいいとこどりをしています(SuperBowl出場選手は得点4倍のルールがあるので、この2チームからしか選手を選んでいません)。

KCとNOという組み合わせを見て「なんだ、第1シード同士じゃねえか」なんていわず、筆者の狙いを見てください。

今シーズンのFantasyの本チャンでお世話になりまくったMahomesとHillそしてTEにはTravis Kelceを登録するところから、今シーズンのPlayoff Challengeを始めました。ここにKareem Huntがいれば完璧でしたが、今シーズンはAFCから4人とNFCから4人と決めていたのでKCのRBとしてもう一人Damien Williamsを入れておきました。

そしてAlvin KamaraとThomasをチョイスし、KとDEFもNOとしました。これでWildcard時点でエントリーしておきまたが、2チームとも試合がないWildcardは無得点でした(そういうものなのです)。

そしてDivisionalの結果はご覧の通り。この時点で228ポイントもの高得点を得られ22万人中1万人位くらいの地位につけられたのは筆者史上初です。

ThomasとHillが4試合に出た8チームのWRの中で、1位と2位の成績を上げていたことが効いたようです(Wildcardからこのメンバーでセットしていたので、Divisionalでは2倍付けになるのです)。

そして、この2チームが勝ち進んだため、Championship前の登録メンバーも同じまま。つまり、下のリストにある各選手がChampionshipで獲得したポイントは3倍になります。

ほかの方たちの登録状況を見てみましょう。

QBとTE、K、とDEFは選択肢が現実的に4つしかないので(もちろんDEF以外、控えの選手を選ぶことはできますが)、Kelceの人気がよくわかりますね(今シーズンのパフォーマンスからRob Gronkowskiよりもこちらを選ぶのも仕方ありません)。2人ずつ選択肢があるWRとRBの中で、Williamsの人気の低さがお分かりいただけるでしょう。

筆者のようにKCがSuperbowlに出ると予想しない限り、ほかに選択肢がいますから(例えばGurleyとか、前週最大ポイントを挙げたAndersonとか)これは仕方がない。

ということで筆者としてはKC vs NOのSuperbowlに期待します。この通りになったら筆者のPlayoff Challengeは、結構いいところまで行くと思いますよ。


 

2015年シーズンからアメリカンフットボールのFANTASY FOOTBALL を楽しんでいるトーマスといいます。NFLだけでなく、MLBやNBAについても語ります。

AFC東BUF バッファロー・ビルズ NFC東DAL ダラス・カウボーイズ
MIA マイアミ・ドルフィンズ NYG ニューヨーク・ジャイアンツ
NE ニューイングランド・ペイトリオッツ PHI フィラデルフィア・イーグルス
NYJ ニューヨーク・ジェッツ WAS ワシントン・レッドスキンズ
AFC北BAL ボルティモア・レイブンズ NFC北CHI シカゴ・ベアーズ
CIN シンシナティ・ベンガルズ DET デトロイト・ライオンズ
CLE クリーブランド・ブラウンズ GB グリーンベイ・パッカーズ
PIT ピッツバーグ・スティーラーズ MIN ミネソタ・バイキングス
AFC南HOU ヒューストン・テキサンズ NFC南ATL アトランタ・ファルコンズ
IND インディアナポリス・コルツ CAR カロライナ・パンサーズ
JAX ジャクソンビル・ジャガーズ NO ニューオリンズ・セインツ
TEN テネシー・タイタンズ TB タンパベイ・バッカニアーズ
AFC西DEN デンバー・ブロンコス NFC西ARI アリゾナ・カーディナルス
KC カンザスシティ・チーフス LAR ロサンゼルス・ラムズ
OAK オークランド・レイダース SF サンフランシスコ・49ers
LAC ロサンゼルス・チャージャース SEA シアトル・シーホークス

【2018 Wldcard Playoff Highlights】SEAに借りを返したDAL、INDとPHIの勝利で好取組のDivisionalに

2019年01月12日 08時35分58秒 | NFL2018
筆者は現在、録画したSEA@DALのWldcard Playoffの中継(NHK)を見ながら原稿を書いています。
 
Seahawks vs. Cowboys Wild Card Round Highlights | NFL 2018 Playoffs
 
NHKにさんざん「Disteny」とあおられまくったDALのあのプレイ(2006年シーズンのWldcard Playoff DAL@SEA $QでのFG未遂。皆さんご存知だと思うので以下略)から12年、DALがホームで借りを返すチャンスが回ってきたわけです。
 
今シーズン、defensive coordinatorに復帰したKen Norton Jr.の手腕なのか、見事にDefenceを立て直しPlayoffに返り咲いたSEA。しかしこの試合はDALの強力なDefenceの前に、なかなかRunが出ません。地元の理があり、Dak PrescottとEzekiel Elliott、そしてシーズン途中に加入したAmari Cooperという新Tripletsの威力は強力で、DALが4Qに入って逆転します。
 
この試合のキープレイは前半終了直前にありました。SEAの40歳キッカーSebastian JanikowskiがFG Attemptの際にけり足の左足ハムストリングを痛め、後半は欠場となったのです。日テレG+の中継を担当した近藤祐司氏は「40歳のハムストリングが悲鳴を上げた」という名言を残していますが、チームとしてはたまったものではありません。3QにSEAがTDを挙げた時は、Point after TDでKickを選択できず、Rushingでのポイント獲得となりました。
 
そして4Q、22-24とDALを追い詰めて迎えたSEAのKickoff。普通ならOnside Kickなわけですが、SEAの新人パンターMichael DicksonはOnside Kickは練習していなかったようで、キックが飛びすぎて万事休すとなりました。

この試合は4QのDALの2TDをほめるべきでしょう。Russell Wilsonの3Qの自らのTDに対抗心を燃やしたのか、PrescotteのRushingが光りました。これに対して残り2分を切ってから、Timeoutがない中での10点差から2点差まで迫ったSEAの追い上げにも執念を感じました。しかしKickerがいなかったSEAは無念の結末を迎えました。

12シーズンぶりに借りを返せたDALは、PHIがCHIに勝利したためDivisional PlayoffでLARと対決することになりました。DALがこの強力DEFを維持できればLARが勝つのも容易ではなさそうです。というか勢いでいうとDALの方が上かもしれません。

それもこれも流れを変えたのはCooper獲得でした。ほかのチームがドラフト1巡目を差し出すことを躊躇する中、勝負に出たDALがPlayoff進出という成果を出し、さらにはSuperBowl進出をうかがえるだけの勢いを手にしました。

KickerといえばPHI@CHIも、最後のFGが勝負を分けました。どうやら公式にはKickerのCody Parkeyのキックミスではなく、飛び込んだPHIのTreyvon Hesterが指先でボールに触れていたことになったようです。しかしこれでシーズンエンドとは、CHIにとっては残念な結末となりました。

Eagles vs. Bears Wild Card Round Highlights | NFL 2018 Playoffs

今シーズンのCHIは、全く下馬評に上がっていませんでしたが、12勝を挙げました。単にKahile Mack獲得効果だけでここまで行けるはずはありません。いろいろな要素が好転したのでしょう。

毎年1チームは出てくるSurpriseチームですが2018年シーズンはCHIだったといえるでしょう。しかしPHIのNick Folesの神通力、というよりもSuperBowl Championの意地の前に残念ながらの逆転負けとなりました。

IND@HOUはDeAndre Hopkinsが封じられたDeshaun Watsonの限界が見えた感があります。HOUの首脳陣は、Playoff前にちゃんと準備をしていたんでしょうかね。

これに対してOffence Lineに手を入れたINDでAndrew Luckがかつての輝きを取り戻しました。日テレG+の中継で途中流れていましたが、INDは開幕前にNFL.comのPower Rankingで32位の評価を受けていました。これを覆してのPlayoff進出、そして初戦勝利は首脳陣の能力として評価してよいでしょう。

Colts vs. Texans Wild Card Round Highlights | NFL 2018 Playoffs

LAC@BALはBALのPlayoff進出の立役者となったLamer Jacksonがピリッとしないまま。4Qの途中には地元ファンからBooingとJoe Flaccoへの交代を望む声が聞こえてきました。しかしBALとしてはJacksonで今後も行く決断をしたのでしょうね。Flaccoが出場することなく、LACに敗れ去りました。

 
Chargers vs. Ravens Wild Card Round Highlights | NFL 2018 Playoffs

これでDivisional PlayoffはIND@KCとLAC@NE、そしてPHI@NO、DAL@LARとなりました。筆者は、シーズン前の予想でLARとLACのSuperBowlを予想していますが、まだ両チームが残っています。Phillip RiversはSuperBowlにたどり着けるのでしょうか。

日本はこの週末が成人の日のため、Divisional Playoffはすべてリアルタイムで視聴できそうです。どうなりますやら。

2018年のQBランキングにはなぜ33人がいるの?Fantasy Point順位との差を見る

2019年01月05日 20時32分33秒 | NFL2018

Youtubeに「Ranking the NFL QB's from Worst to First」という動画があがっていました。シーズン終了時点で各チームのエースQB33人を順位付けしたものです。

「あれ32チームなのになんで33人を順位付けしたの?」という方も多いかと思います。筆者もそのうちの一人でしたが、ランキングを見て納得しました。

BALだけ2人のQB、つまりLamar Jackson(7試合)とJoe Flacco(9試合)をカウントしていたからですね。JacksonとFlaccoは挙げた勝ち星では圧倒的にJacksonが上なので、一人増えるが仕方ないと判断したのでしょう。

そうなると例えばRyan Fitzpatrickはどうなるという方がおいでになるかもしれませんが、Jameis Winstonの方が出場試合数もTD数も上ですので、原則一人となればWinstonを選ぶのが妥当です。

さて上の動画を見てない方にとってはネタバレになりますが、ここで挙げられた順位を下の表にまとめました。ここで大事なのは、このランキングとFantasy Pointが必ずしもリンクしていないということです。

例えば、このランキングで2位になったBreesは、どう考えてもチームがリーグ最高勝率を得たことで下駄をはかせてもらっています。Fantasy Pointが8位なのは、チームとしてRBを使う機会が増えたからでしょう。

Aaron RodgersはRussell Wilsonの上にいますが、誇れるのはINT数が少ないところくらい。TD数も少なく、GBファンの筆者としてもこの順位をすんなり受け入れていいのか迷うところです。

Fantasy的にいえば1位のポイントを獲得したPatrick Mahomesは別格として(MahomesをFantasyドラフトで指名していたことを自慢したいわけではないのですが)、2位はMatt Ryanで3位はBen Roethlisbergerという渋いQBが占めています。この二人はそれほどFantasyドラフトの指名順位が高いわけではなかったので、「お買い得」だったといえるでしょう。

そういう意味では、ホントに復活できるのか多くのNFLファンが半信半疑だったAndrew Luckや昨シーズンの好調を維持できたJared Goffなどが指名して正解だったQBといえるでしょう。

 選手TGSFP  選手TGSFP  選手TGSFP
1 Patrick Mahomes KC 16 427.08 1   12 Baker Mayfield CLE 13 244.10 17   23 Sam Darnold NYJ 13 173.40 27
2 Drew Brees NO 15 311.98 8   13 Kirk Cousins MIN 16 288.12 11   24 Lamar Jackson BAL 7 172.54 28
3 Philip Rivers LAC 16 287.02 12   14 Carson Wentz PHI 11 205.66 22   25 Eli Manning NYG 16 244.96 16
4 Andrew Luck IND 16 333.92 5   15 Cam Newton CAR 14 284.60 13   26 Joe Flacco BAL 9 139.10 31
5 Aaron Rodgers GB 16 314.58 7   16 Matthew Stafford DET 16 214.18 20   27 Case Keenum DEN 16 224.90 18
6 Russell Wilson SEA 16 306.42 9   17 Andy Dalton CIN 11 178.54 25   28 Nick Mullens SF 8 125.48 33
7 Jared Goff LAR 16 316.32 6   18 Dak Prescott DAL 16 300.90 10   29 Alex Smith WAS 10 145.00 29
8 Matt Ryan ATL 16 358.96 2   19 Mitchell Trubisky CHI 14 265.02 15   30 Ryan Tannehill MIA 11 142.96 30
9 Ben Roethlisberger PIT 16 349.86 3   20 Jameis Winston TB 9 202.78 23   31 Blake Bortles JAX 12 178.22 26
10 Tom Brady NE 16 281.30 14   21 Marcus Mariota TEN 13 179.42 24   32 Josh Allen BUF 11 213.06 21
11 Deshaun Watson HOU 16 338.70 4   22 Derek Carr OAK 16 219.76 19   33 Josh Rosen ARI 13 127.92 32

(表中「T」はTeam、「GS」は先発試合数、「FP」はFantasy Point、「順」はFantasy Pointの獲得順位です)

一方でFantasy Pointが伸びなかったのはTom BradyとRiversでしょうか。特にBradyはいろいろなところで衰えを指摘され始めています。Playoffの結果が芳しくないと、もしかして...なんてことがあるのかもしれません。

Cam Newtonはチームが前半好調でしたが、チームの失速と怪我で今一つでした。Carson Wentzもケガから復帰後は今一つの成績で、結局背中を痛めてNick Folesに先発を明け渡すことになりました。今年はさすがにないかと思いますが、もしFolesがまたチームをSuper Bowlに導いたら、Wentz不要論が巻き起こる可能性もあります。

Kirk Cousinsも鳴り物入りで移籍した割に、いまいちでしたね。Fantasy Pointも前半はよかったように思いますが、チームと同様右肩下がりだったような印象があります。

ということで筆者は既に、来シーズンのFantasyドラフトで指名するQBの評価を始めています。さすがにMahomesは上位で指名されそうなので、来シーズンも我がチームに抱えられる自信はありません。

とすれば、誰を指名するとよいのか。多くの方も来年はこのQBが延びると踏んでいるのではないでしょうか。あ、ほとんど答えを言っちゃっていますね。答えは来年の夏の、筆者のリーグのドラフトの時にお知らせしましょう。

2015年シーズンからアメリカンフットボールのFANTASY FOOTBALL を楽しんでいるトーマスといいます。NFLだけでなく、MLBやNBAについても語ります。

AFC東BUF バッファロー・ビルズ NFC東DAL ダラス・カウボーイズ
MIA マイアミ・ドルフィンズ NYG ニューヨーク・ジャイアンツ
NE ニューイングランド・ペイトリオッツ PHI フィラデルフィア・イーグルス
NYJ ニューヨーク・ジェッツ WAS ワシントン・レッドスキンズ
AFC北BAL ボルティモア・レイブンズ NFC北CHI シカゴ・ベアーズ
CIN シンシナティ・ベンガルズ DET デトロイト・ライオンズ
CLE クリーブランド・ブラウンズ GB グリーンベイ・パッカーズ
PIT ピッツバーグ・スティーラーズ MIN ミネソタ・バイキングス
AFC南HOU ヒューストン・テキサンズ NFC南ATL アトランタ・ファルコンズ
IND インディアナポリス・コルツ CAR カロライナ・パンサーズ
JAX ジャクソンビル・ジャガーズ NO ニューオリンズ・セインツ
TEN テネシー・タイタンズ TB タンパベイ・バッカニアーズ
AFC西DEN デンバー・ブロンコス NFC西ARI アリゾナ・カーディナルス
KC カンザスシティ・チーフス LAR(旧STL) ロサンゼルス・ラムズ
OAK オークランド・レイダース SF サンフランシスコ・49ers
LAC(旧SD) ロサンゼルス・チャージャース SEA シアトル・シーホークス

【2018 Week17 Highlights】上位に波乱なくそのまま順位決定、気分はもうPlayoffなので日程を整理

2019年01月04日 10時49分02秒 | NFL2018

2018年シーズン最終戦、Week17の結果です。今シーズンは全17週、全て載せましたが、来シーズンもこれをやるかはちょっと決めていません。せっかくなので、後世に見直すときのためにWeek17の試合の様子を淡々と貼っておきます。

結局のところ、Playoffに進出したチームは最終戦にすべて勝ちました(INDとPHIは最終戦に勝ったことで、Playoff進出を勝ち取りました。敗れたMINとTENはPlayoff圏外から去っていきました)。First Week Byeを争っていたチーム(KC、NE、LARのこと)は全て勝利し(既にホームアドバンテージを得ていたNOは敗れましたが順位に変動はありません、自力でその権利を勝ち取りました。

Jaguars vs. Texans Week 17 Highlights | NFL 2018 Jets vs. Patriots Week 17 Highlights | NFL 2018
Cowboys vs. Giants Week 17 Highlights | NFL 2018 Lions vs. Packers Week 17 Highlights | NFL 2018
Dolphins vs. Bills Week 17 Highlights | NFL 2018 Panthers vs. Saints Week 17 Highlights | NFL 2018
Raiders vs. Chiefs Week 17 Highlights | NFL 2018 Falcons vs. Buccaneers Week 17 Highlights | NFL 2018
Chargers vs. Broncos Week 17 Highlights | NFL 2018 Eagles vs. Redskins Week 17 Highlights | NFL 2018
Bengals vs. Steelers Week 17 Highlights | NFL 2018 Bears vs. Vikings Week 17 Highlights | NFL 2018
Cardinals vs. Seahawks Week 17 Highlights | NFL 2018 Browns vs. Ravens Week 17 Highlights | NFL 2018
49ers vs. Rams Week 17 Highlights | NFL 2018 Colts vs. Titans Week 17 Highlights | NFL 2018

せっかくなのでPlayoffの日程を示しておきましょう。なお時間はすべて日本時間ですのでお間違えなきよう。


AFC WildCard


NFC WildCard

IND@HOU 2019/1/6 6:35 SEA@DAL 2019/1/6 10:15
LAC@BAL 2019/1/7 3:05 PHI@CHI 2019/1/7 6:40


AFC DIVISIONAL PLAYOFFS


NFC DIVISIONAL PLAYOFFS

INDまたはLAC@BALの勝者 @KC*1 2019/1/13 6:35 CHIまたはSEA@DALの勝者 @LAR*2 2019/1/13 10:15
HOUまたはLAC@BALの勝者 @NE*3 2019/1/14 3:05 PHIまたはSEA@DALの勝者 @NO*4 2019/1/14 6:40


AFC CONFERENCE CHAMPIONSHIPS


NFC CONFERENCE CHAMPIONSHIPS

*1の勝者 vs *3の勝者 2019/1/21 8:40 *2の勝者 vs *4の勝者 2019/1/21 5:05


SuperBowl LIII

AFC Champion @ AFC Champion 2019/2/4 8:30 Mercedes-Benz Stadium in Atlanta

この6チームは2勝もしくは3勝すればSuperBowlに到達します。第53回スーパーボウルに駒を進める2チームを決める10試合、どういう悲喜劇が待っているのでしょうか。

2015年シーズンからアメリカンフットボールのFANTASY FOOTBALL を楽しんでいるトーマスといいます。NFLだけでなく、MLBやNBAについても語ります。

AFC東BUF バッファロー・ビルズ NFC東DAL ダラス・カウボーイズ
MIA マイアミ・ドルフィンズ NYG ニューヨーク・ジャイアンツ
NE ニューイングランド・ペイトリオッツ PHI フィラデルフィア・イーグルス
NYJ ニューヨーク・ジェッツ WAS ワシントン・レッドスキンズ
AFC北BAL ボルティモア・レイブンズ NFC北CHI シカゴ・ベアーズ
CIN シンシナティ・ベンガルズ DET デトロイト・ライオンズ
CLE クリーブランド・ブラウンズ GB グリーンベイ・パッカーズ
PIT ピッツバーグ・スティーラーズ MIN ミネソタ・バイキングス
AFC南HOU ヒューストン・テキサンズ NFC南ATL アトランタ・ファルコンズ
IND インディアナポリス・コルツ CAR カロライナ・パンサーズ
JAX ジャクソンビル・ジャガーズ NO ニューオリンズ・セインツ
TEN テネシー・タイタンズ TB タンパベイ・バッカニアーズ
AFC西DEN デンバー・ブロンコス NFC西ARI アリゾナ・カーディナルス
KC カンザスシティ・チーフス LAR ロサンゼルス・ラムズ
OAK オークランド・レイダース SF サンフランシスコ・49ers
LAC ロサンゼルス・チャージャース SEA シアトル・シーホークス

Playoff到達はJackson一人だけ!2018年ドラフト1巡目QB5人の成績をおさらい

2019年01月03日 07時44分57秒 | NFL2018

Baker Mayfieldが2018年シーズン最終戦のWeek17のCLE@BALで27本目のTDパスを決め、 Peyton ManningとRussell Wilsonが持っていた、ルーキーシーズンでのTDパス記録を更新。新記録を樹立しました。

この日のMayfieldは3INTながら3TDを挙げて、ついにルーキー新記録に到達しました。BALとしては新記録達成を許しながらも、最後にINTを決めてPlayoff進出を決めて、面目を保ったというところでしょうか。そういう意味では両チームにとって望ましい試合結果だったと言えそうです(他意はありません)。

さて、2018年シーズンが終わって、ほかも含めてドラフト1巡目ルーキーQBの戦績をまとめて見たくなりました。以前、Week05が終了した時点でドラフト1巡目ルーキーQBについてまとめた記事を書いたのですが、その時にもう一人は言及するのみで表に入れていませんでした。

その選手とはLamar Jackson。Joe Flaccoの控えとして、その時点でもたまにスナップを受ける立場を務めていましたが、ほとんどパスを投げることはありませんでした。NOのTaysom Hillもそうですが、たまにパスは投げるものの、原則ダイレクトスナップを受けて突っ込むというRB的なプレーがほとんどでした(「アイシールド21」の泥門デビルバッツが神龍寺ナーガ戦で仕掛けたアレを思い出しますね)。

しかしJacksonはFlaccoの負傷欠場を受け、Week11以降の7試合に先発します。そしてチームはその間6勝1敗を挙げ、シーズン終盤に失速したPITを叩き落としてPlayoffに到達したことはご存知の通りです。特に2017年シーズン最終戦で悲劇に見舞われていただけに、John Harbaughにとっても最良の選択でした(たぶん2年連続でPlayoffを逃していたらHarbaughは進退を問われていたでしょう)。

そして気が付くと、ほかの4人がPlayoff進出を逃した中(まあドラフト上位で新人QBを指名するのは、一般的に再建中のチームが多いのですが)、Playoffに進出できたのはJacksonだけ(もちろんFlaccoの欠場があったからですが)。ということで前回はなかったJacksonも加えた、2018年NFLドラフト1巡目QBのまとめをしてみました。

選手チームドラフト大学#生まれ年齢身長体重試合先発勝敗
Baker Mayfield CLE 1巡目1位 Oklahoma 6 1995/4/14 23 185cm 97kg 14 13 6-7-0
Sam Darnold NYJ 1巡目3位 USC 14 1997/6/5 21 190cm 102kg 13 13 4-9-0
Josh Allen BUF 1巡目7位 Wyoming 17 1996/5/21 22 196cm 107kg 12 11 5-6-0
Josh Rosen ARI 1巡目10位 UCLA 3 1997/2/10 21 193cm 98kg 14 13 3-10-0
Lamar Jackson BAL 1巡目32位 Louisville 8 1997/1/17 21 188cm 96kg 16 7 6-1-0

年齢とか体格とかは表のとおりですが、Jacksonは一応全試合に出場しています。ただ本格的なQB役になったのはBye Week明けのWeek11からですね。

勝率はJacksonの6勝1敗が光っています。それまで4勝5敗のチームを復活させたわけですから、「Jackson先発が成功だった」ことは否定できないでしょう(RG III先発という選択肢もあったわけですから)。

選手チームYdsCmpAttCmp%TDTD%IntINT%RateRuYRuTDLostPointsP/GS
Baker Mayfield CLE 3725 310 486 63.8% 27 5.6% 14 2.9% 93.7 131 - 3 244.10 18.78
Sam Darnold NYJ 2865 239 414 57.7% 17 4.1% 15 3.6% 77.6 138 1 2 173.40 13.34
Josh Allen BUF 2074 169 320 52.8% 10 3.1% 12 3.8% 67.9 631 8 2 213.06 19.37
Josh Rosen ARI 2278 217 393 55.2% 11 2.8% 14 3.6% 66.7 138 - 5 127.92 9.84
Lamar Jackson BAL 1201 99 170 58.2% 6 3.5% 3 1.8% 84.5 695 5 4 172.54 24.65*

シーズン通しての成績はというと、Baker Mayfieldがほかを圧倒していますね。Josh Allenは途中怪我を負ったため11試合の先発でしたが、Sam DarnoldとJosh RosenはMayfieldと同じ13試合で先発しています。そう考えるとパス成功率やTD数、パッサーレイティングの高さはダントツですね。

もちろんCLEには若手のタレントがひしめいているという事情もありますが、これだけの成績を残してくれるならドラフトでMayfieldを全体1位で指名した甲斐があったというものです。

それからAllenとJacksonが似たタイプであることも表から見えますね。パスだけでなくRushingも絡めてくるなら、Fantasyポイントも伸びてきます(Pass成功でQBが得るのは通常4ポイントで、Russingなら6ポイント)。

AllenとJacsonの先発試合当たりのFantasyポイント(表のP/GS)がMayfieldよりも高いのは、このためではないかと思います(ただしJacksonの先発試合当たりのFantasyはシーズン全試合のFantasyポイントを先発した7試合で割っているため、ちょっと高めについています。ほかの選手は出場試合数と先発試合数が等しいか1試合違い)。

このブログはFantasy Footballを楽しむためのものですから、2018年シーズンの結果だけ見れば、2019年のFantasyドラフトで指名するならMayfieldかJacksonということになります。

ただ現時点で、CLEとNYJ、ARIが2019年シーズンは新HCの下で戦うことを決めています(HCの進退については、この後で執筆します)。この3チームが来シーズンはまた違った戦いをするとなると、QBにとっても大きな変化となります。それぞれの選手がどのように研鑽を積んで、来シーズンを迎えるかに期待しましょう。

もちろん筆者もFantasyドラフトで誰を指名するかという視点で、選手を見ております。

2015年シーズンからアメリカンフットボールのFANTASY FOOTBALL を楽しんでいるトーマスといいます。NFLだけでなく、MLBやNBAについても語ります。

AFC東BUF バッファロー・ビルズ NFC東DAL ダラス・カウボーイズ
MIA マイアミ・ドルフィンズ NYG ニューヨーク・ジャイアンツ
NE ニューイングランド・ペイトリオッツ PHI フィラデルフィア・イーグルス
NYJ ニューヨーク・ジェッツ WAS ワシントン・レッドスキンズ
AFC北BAL ボルティモア・レイブンズ NFC北CHI シカゴ・ベアーズ
CIN シンシナティ・ベンガルズ DET デトロイト・ライオンズ
CLE クリーブランド・ブラウンズ GB グリーンベイ・パッカーズ
PIT ピッツバーグ・スティーラーズ MIN ミネソタ・バイキングス
AFC南HOU ヒューストン・テキサンズ NFC南ATL アトランタ・ファルコンズ
IND インディアナポリス・コルツ CAR カロライナ・パンサーズ
JAX ジャクソンビル・ジャガーズ NO ニューオリンズ・セインツ
TEN テネシー・タイタンズ TB タンパベイ・バッカニアーズ
AFC西DEN デンバー・ブロンコス NFC西ARI アリゾナ・カーディナルス
KC カンザスシティ・チーフス LAR(旧STL) ロサンゼルス・ラムズ
OAK オークランド・レイダース SF サンフランシスコ・49ers
LAC(旧SD) ロサンゼルス・チャージャース SEA シアトル・シーホークス

フッター

2015年シーズンからアメリカンフットボールのFANTASY FOOTBALL を楽しんでいるトーマスといいます。NFLだけでなく、MLBやNBAについても語ります。

AFC東 BUF バッファロー・ビルズ NFC東 DAL ダラス・カウボーイズ
MIA マイアミ・ドルフィンズ NYG ニューヨーク・ジャイアンツ
NE ニューイングランド・ペイトリオッツ PHI フィラデルフィア・イーグルス
NYJ ニューヨーク・ジェッツ WAS ワシントン・フットボール・チーム
AFC北 BAL ボルティモア・レイブンズ NFC北 CHI シカゴ・ベアーズ
CIN シンシナティ・ベンガルズ DET デトロイト・ライオンズ
CLE クリーブランド・ブラウンズ GB グリーンベイ・パッカーズ
PIT ピッツバーグ・スティーラーズ MIN ミネソタ・バイキングス
AFC南 HOU ヒューストン・テキサンズ NFC南 ATL アトランタ・ファルコンズ
IND インディアナポリス・コルツ CAR カロライナ・パンサーズ
JAX ジャクソンビル・ジャガーズ NO ニューオリンズ・セインツ
TEN テネシー・タイタンズ TB タンパベイ・バッカニアーズ
AFC西 DEN デンバー・ブロンコス NFC西 ARI アリゾナ・カーディナルス
KC カンザスシティ・チーフス LAR ロサンゼルス・ラムズ
LAC ロサンゼルス・チャージャース SF サンフランシスコ・49ers
LV ラスベガス・レイダース SEA シアトル・シーホークス