Fantasy Football(ファンタジーフットボール)戦記

NFLのFantasy Football(ファンタジーフットボール)のほかMLBやNBAについて語ります

2016 Week07 CLEの今期6人目のQB Kevin Hoganて誰だっけ、そして映画「コンカッション」が日本で封切りに

2016年10月31日 00時05分00秒 | NFL2016
Cleveland Indiansがあと1勝でWorld Series制覇までこぎつける中、QBが次々に交代するCLE。前シーズンNBAを制したCavalieresも好調に新シーズンのスタートを切った一方で、Brownsは今期のNFLチームで唯一開幕から7連敗を喫し相変わらず苦しんでいます。Bye WeekのWeek13が限りなく遠いですね。
 
Week06では、前の試合で途中欠場したCody Kesslerが復活し、Terrell Pyrorに1回だけパスを投げさせただけのほぼ完投、336ヤードを投げ2TDを挙げました。TENに負けはしたものの、今後の成長に期待が持てる試合をしました。
 
しかしそれが2試合続かないのが今季のCLEですね。Week07の試合中に、Kesslerは脳震盪を発症します。代わって登板したのはCharlie Whitehurstではなく、CLEとしては今季6人目のQBとなったKivin Hoganでした。
 
このHoganもKessler同様、2016年ドラフトで指名されたばかりのルーキー(5巡目162位)。指名されたKCから9月に放出され、CLEのPractice Squad入りしていました。
 
そのHoganですが、いきなり28ヤード走って初TDを挙げるなど奮闘したもののチームを勝利には導けませんでした。そしてWeek08にはJosh McCownが復帰するもよう

Kesslerが脳震盪プロトコル中という理由のようですが、ではKesslerが復帰したらどうなるんでしょうね。いまさらMcCownに投げさせて目先にこだわっても、今シーズンに先はないのだから、ルーキーのどっちかに未来の先発として経験されるがよいとは思いますが。
 
さてデビューしたHoganですが、出身大学は Stanford。つまりAndrew Luckの後任QBだったのですね。Wonderlic TestではLuckを1点上回る38点を取るところが、さすが Stanfordといったところでしょうか。
 
そういえば、Wonderlic Testで48ポイントを取ったので有名なRyan Fitzpatrickは、不振でライバルのGeno Smithに先発を奪われたものの、Smithの怪我を受けリリーフ。相変わらずのSmithの間の悪さとFitzpatrickの悪運の強さを感じる展開ですが、結局SmithはACL断裂ということで、Fitzpatrickが先発QBの座に戻りました。
 
このままHoganがWeek08のNYJ戦に先発すれば、Wonderlic Testの高得点同士のQBによる頭脳戦?が繰り広げられるのかもしれません。FitzpatrickもHoganもPassingはいまいちなので、ここは期待しないほうがよいでしょう。あ、ちなみにTerelle PryorとTavon Austin、Kelvin BenjaminはWonderlic Testは7点だったそうです。なんかわかる気がしますね。
 
Stanford出身といえば、今期絶望のEddie Lacyの代わりにGBのRB役を任されたTy Montgomeryもそうでしたね。2011年から14年まで在籍なので、Hoganの1年先輩のようです。
 
筆者のドラフト2巡目指名のRB、Lacyの欠場は痛いですが、取りあえずFantasy FootballでもLacyの代わりにMontgomeryを獲得し、Week08に出場させることにしました。LacyがいなくてもGBにはRBが必要ですし、もう一人のRB、James Starksも出場が難しい中、Montgomeryを使う回数は増えるという読みです。さあどうなりますか。
 
おっと言い忘れるところでしたが、CLEはもう一人のルーキーQBと10月24日、つまりWeek7終了直後に契約していました。それがJoe Callahanですね。この人についてはルーキーQBの項でちょっとだけ触れていましたね。
 
映画「Draft Day」をご覧になった方は、CLEにCallahanというQBがいると聞くとにんまりするかもしれません(あの1巡目1位で指名されるはずだった、友達がいないQBの名前がCallahanでしたね)が、もちろん別人。こっちのCallahanはドラフトで指名すらされておらず、そもそもGBにドラフト外入団し、GBを放出されてからNOを経由してCLEに加入という、地味すぎる経緯でCLEにやってきました。
 
CallahanはCLEの7人目のQBとして登板することはあるのでしょうか。ちょっとそれはそれで見てみたい。
 
最後に、映画「コンカッション」が日本でも封切られましたね。都内では角川シネマ新宿で公開されたようですが、公開時間は12時40分からの1回だけだそうな。どれだけの集客ができるのか?コンカッションにWeek2はあるのか?経過がちょっと気になります。皆さんも見に行ってくださいね。
 
 
 

2015年シーズンからアメリカンフットボールのFANTASY FOOTBALL を楽しんでいるトーマスといいます。NFLだけでなく、MLBやNBAについても語りますのでよろしくお願いします。

AFC東BUF バッファロー・ビルズ NFC東DAL ダラス・カウボーイズ
 MIA マイアミ・ドルフィンズ  NYG ニューヨーク・ジャイアンツ
 NE ニューイングランド・ペイトリオッツ  PHI フィラデルフィア・イーグルス
 NYJ ニューヨーク・ジェッツ  WAS ワシントン・レッドスキンズ
AFC北BAL ボルティモア・レイブンズ NFC北CHI シカゴ・ベアーズ
 CIN シンシナティ・ベンガルズ  DET デトロイト・ライオンズ
 CLE クリーブランド・ブラウンズ  GB グリーンベイ・パッカーズ
 PIT ピッツバーグ・スティーラーズ  MIN ミネソタ・バイキングス
AFC南HOU ヒューストン・テキサンズ NFC南ATL アトランタ・ファルコンズ
 IND インディアナポリス・コルツ  CAR カロライナ・パンサーズ
 JAX ジャクソンビル・ジャガーズ  NO ニューオリンズ・セインツ
 TEN テネシー・タイタンズ  TB タンパベイ・バッカニアーズ
AFC西DEN デンバー・ブロンコス NFC西ARI アリゾナ・カーディナルス
 KC カンザスシティ・チーフス  LA ロサンゼルス・ラムズ
 OAK オークランド・レイダース  SF サンフランシスコ・49ers
 SD サンディエゴ・チャージャース  SEA シアトル・シーホークス

オデン(2007年NBA1巡目1位)がついに引退、去りゆく「10年に一人の逸材」に熱いさよならを

2016年10月30日 21時00分00秒 | NBA
NBAでPortland Trail Blazersなどに在籍した、Greg Odenが現役引退を発表しました。

NBAに興味がない方でも、毎年NBAシーズンが開幕して、年明け前くらいに2ちゃんねるに「オデン、今季終了」のスレッドが立ったのを見たことがあるかと思います。でも、このネタが使えるのはこれで最後になりました。オデン『これで終わりだ』 期待外れのNBA元ドラ1選手が現役引退へ」という見出しには悪意を感じますが。
 
OdenはNBAでは2007年のドラフト1巡目1位指名されました。NFLでは、2007年にOAKが1巡目1位で指名したJaMarcus Russellが、ここ最近の「最強のDraft BUST」という扱いを受けていますが、NBAでは同年にドラフトされたOdenがBUSTとしてよく取り上げられます。このときの2位が、得点王を取るKevin DurantであることもOdenの評価を悪くする理由になっています。
 
2007年当時のOdenの写真があったので貼ってみました。1988年生まれなのでこの時はまだ10代。圧倒的な威圧感がありますね。
 
入団前は「10年に一人の逸材」と言われたほど期待が高い選手でした。「巨体から想像もつかないクイックネスや跳躍力で、豪快なブロックやダンクをお見舞いする」というコメントが、Dunk Shootの選手名鑑に載っています。筆者が記憶していたのは「Bill Russellの再来」という評価です。攻撃よりもディフェンスにたけたセンタープレーヤーとして期待されていました。
 
Lawrence North High School時代からチームメイトのMike Conleyとともに脚光を浴びたOden。NBAがこの年から選手に大学に行かずにNBAに入団することを禁じたため、Conleyとともにオハイオ州立大(OSU)に進みます。
 
そうオハイオ州立大といえば以前このブログで書いたようにフットボールも盛んで、NFLのTerrell PryorやErekizil Eriotなどの出身校ですね。バスケットボールも有力選手を輩出しており、先輩にはDallas MavericksのThree J'sの一人だったJim JacksonやMilwaukee Bucksで2000年代に活躍したMichael Reddなどがいます。
 
入学直後の2006-7年シーズンに、Ohio State BuckeyesはNCAA Tournamentで準優勝を飾ります。Odenは早々にEarly EntryしてTrail Blazersに1巡目1位で指名されたのですが、右膝の状態が芳しくなく、9月に手術を受け1年目は全休。2年目から本格出場を目指しました。
 
2008年シーズンのBlazersは、若手選手を中心にした再編成が功を奏し、充実したラインアップでした。Brandon RoyがPGを務め、LaMarcus AldridgeがPF、Channing FlyやNicolas Batum、Steve BlakeにRudy Fernandez、Martel Websterまでいる。そこにOdenがセンターとして加わると、このチームはえらいことになるかもと期待したのです。
 
しかし、Odenは怪我に苦しみ2008年シーズンは61試合に出たものの、2009年は21試合に出てシーズンアウト。このころから「オデン、今季終了」がNBA好きの方々の冬の風物詩となりました。英文のWikiによると、2009年は12月5日、2010年は11月9日、2011年は12月9日にシーズンエンドとなります。特に最後の2シーズンは試合にも出場しないまま、2011-12年シーズン終了後にTrail Blazersを馘になります。
 
この間、Blazersも2008-09年シーズンから3シーズン連続でPlayoffには出るものの初戦敗退。毎年、シーズン序盤で消えるOdenとともにチームは勢いを失い、2013-14年シーズンのDamian Lillardの入団までは低迷します。筆者の期待も徐々にしぼんでいったことを記憶しています。
 
Odenは結局通算で、7回の手術を受けたとのこと。それでも、腐ってもドラ1。2012-13年シーズンはけがの回復に努めたOdenが行きついたのは、2013-14年シーズンのMiami Heatでした。
 
当時、インサイドが手薄、だけどサラリーキャップがいっぱいのHeatにとって、働けるかわからないけどちょっとだけ可能性のある選手に見えたのでしょう。2014年1月になってからですが、2009年12月以来4年ちょっとぶりに試合に出場しました。このシーズンはその後23試合に出場しますが、9.2分の出場時間、2.3リバウンド2.9ポイントは厳しいですね。
 
このシーズンまでNBA Final 2連覇を飾っていたHeatですが、同シーズンは前年のFanalの屈辱に燃えるSan Antonio Spursにいいところなく敗れます。OdenもNBA Finalに初出場したものの、5試合のうちの2試合、わずか3分の出場にとどまりました。
 
2015年シーズンは中国の上海でCBAに参加したOdenですが、2016-17年シーズンが始まった直後の10月28日、選手としての引退を発表します。
 
毎年、今年こそはと期待されつつ、怪我でシーズン前半に消えたOden。Heatに移籍が決まったときは、純粋なセンターがいないチームで実力を発揮してくれるものと期待したものです。しかし、やはり昔の切れ味は戻らなかったようですね。あの顔でまだ20代なのに、残念な引退です。
 
ちなみに高校~大学で共に過ごしたConleyはMenphis Grizzlies一筋で10シーズン目を迎え、リーグ史上最高額の5年1億5300万ドルの契約を手にしました。タイトルもなくAll Sterの出場経験もないのに、選手需給とリーグの年俸枠拡大の恩恵を最も受けた選手と言われています。Conleyの通算成績を見る限り、試合にしっかり出続ける重要さを痛感しました。
 
今回は事実の羅列に走ってしまいましたが、筆者は長年Odenに大きな期待を抱き続けてきました。残念ではありますが、OSUでコーチの道を歩もうというOdenには、ぜひ次のステップで道を切り開いてほしいと願ってやみません。
 
 

2015年シーズンからアメリカンフットボールのFANTASY FOOTBALL を楽しんでいるトーマスといいます。NFLだけでなく、MLBやNBAについても語りますのでよろしくお願いします。

AFC東BUF バッファロー・ビルズ NFC東DAL ダラス・カウボーイズ
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 NE ニューイングランド・ペイトリオッツ  PHI フィラデルフィア・イーグルス
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AFC西DEN デンバー・ブロンコス NFC西ARI アリゾナ・カーディナルス
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2016 Week07 McManusのおかげで連敗脱出、順位も5位に急浮上で目指せPlayoff

2016年10月25日 22時50分00秒 | Fantasy 2016
今週は勝利したので、さらっと結果だけ書いちゃいます。先週は忙しいから土曜日まで更新しなかったのに、現金なもんですね。自分でもそう思います。ポイントは70点台でしたが。
 
グラフを見ていただくとわかりますが、昨日のSNFが始まる前時点では15ポイントくらいの差をつけて優勢でした。これならMNFの前に勝負がつくと思ったら、SEA@ARIでDavid Johnsonが走る走る。4QのARIの攻撃が終わった時点ではまだ15ポイントくらいでしたが、SEAが勝負を決められずまさかの延長戦。
 
そのあと大変なことが続けざまに起こったのは皆さんご存知の通りですが、その分JohnsonのRushingが伸びました。SNFが終わった時点で2ポイント弱、相手にポイントで負けていたのです。
 
筆者がMNFではK(DENのMcManus)とDEF(HOU)を持っていました。つまりHOUがDENを小得点に抑えればDEFでポイントが稼げるし、DENが優勢ならKがPATまたはFGでポイントを稼ぐということ。McManusが試合に出てくれればどちらかで2ポイントは得られるだろう、いわゆる「両面待ち」状態でした。
 

結果、McManusが9ポイントを稼いでくれたので、ぱっと見は大勝に見えますけど。最後までハラハラしたWeek07でした。
 
さてLacyがIR入りしてしまいました。筆者にとってのドラフト2巡目の離脱は痛いですが、代わりに誰を取るか考えています。とりあえずWaiverで一人出したけど、どうなるかなあ。これは取れたらお知らせします。
 

あとEifertがいよいよWeek07で復帰しました。まだ本調子じゃないようだけど、これから取り返してね。

おかげさまでリーグ内の順位は5位に浮上。といっても3勝4敗は団子状態なので、まだまだ先は見えません。
 
 
 

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2016 Week06 EliとWareを先発させていれば勝っていた?采配ミスで4連敗し8位に後退

2016年10月22日 21時30分00秒 | Fantasy 2016
 
今回記事掲載が遅れたのは、仕事が忙しかっただけで、Week06も負けて4連敗になったからではありません。ただ、あまりにひどい結果だったので、簡単に書きます。

これまでの2週は「自分もいいスコアを出していたのに僅差で負け」だったのであきらめがつきました。ところが、Week06 は

得点は63.00対85.58の大敗なのに、なんとわがチームのBenchは64.32ポイントも挙げている。つまり筆者の采配ミスなのです。
 
でも、Week05の@GBであんなボロボロだったEli Manningが403ヤード、3TDをBALから挙げるなんて予想できなかったでしょ。Jamaal Charlesが復帰したKCのSpencer Wareで131ヤードも走って1TDを獲得するなんて試合前にわかるわけがないないでしょ。


KCと対戦するOAKのCarrとQBがスランプで攻め手のないNYJのForteをひっこめて、上の二人を起用していれば勝てていました。いやもちろんこれは結果論でしかありません。とはいっても、BenchのポイントをSterterが下回る経験は凹みますね。
 
ということで、Week07から出直しです。といっていたらなんとLacyがやばいことに。このあたりは詳しくはWeek07で書きます。

なお筆者は本業が11月中旬まで忙しいので、それまでは更新頻度が下がることをあらかじめお伝えしておきます。毎週の結果はちゃんと書きますけどね。
 
 

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2016 Week05 Gabbertに代わりKaepernick出陣へ、CLEにはWhitehurstが今季5人目のQBに

2016年10月16日 22時25分00秒 | NFL2016
まず先に、この写真を見て気が付くことはありませんか。富野由悠季(当時は富野喜幸でしたが)が“皆殺しの富野” と呼ばれるきっかけの一つとなった「伝説巨人イデオン」の主人公、ユウキ・コスモです。

金色(茶色にも見える)の上着に、赤い髪、そしてヘルメットに入らないかもしれないアフロヘア。そう、Colin Kaepernickを思いきり連想させるじゃないですか。

筆者がKaepernickのアフロがヘルメットに収まるかと疑問を呈したところに、友人が引っ張り出してきたのがコスモ君。まさか1980年放映のアニメが36年後の49ersを予測していたなんて。
 
強引なネタフリですみません。
 
Week05を終えて、4連敗で1勝4敗となったSFがいよいよKaepernickをQBとして先発させることになりました。結果を出せないBlaine Gabbertに業を煮やしたチームの決断だけではなく、AFNJapanに書いてあるように、以前結んだ契約の見直しが先発復帰の背景にあるようです。
 
2014年シーズン以降Kaepernickが不振に陥った背景には、Rushingを織り交ぜたスタイルからPassing中心に変更するようチームから要請されたことがあるとされています。それ以外にも、14年10月にはヘッドフォン問題(NFLの独占スポンサーはBoseなのに、試合後の会見でBeats by Dr Dreのヘッドホンを着用してとがめられえた)で罰金を科されるという問題が発生し、ロッカールームでもヘッドフォンを外さない、唯我独尊的なキャラクターに非難の声が漏れ始めました。単に音楽好きだっただけかもしれませんが、あの事件を境にKaepernickが下り坂になったような印象があります
 
2014年シーズン前はJim Harbaugh体制が健在でしたし、Kaepernick自身もSFの攻撃を率いる意欲は満々だったはず。まさか2年後に、Chip KellyがHCになっている未来図は描けなかったでしょうし、彼の契約に影響を及ぼしたとされる当時の有力選手、つまりMichael CrabtreeもAlex BooneもAldon SmithもMike Iupatiも、みんなチームから出ていきました

選手の期待度やチーム力が短時間で上下するNFLの厳しさといえばそれまでですが、この2年のうちにKaepernickを取り巻く環境も、SFに対する評価も大きく変わりました。
 
足かせとなっていた契約を見直したことで、チームは怪我のリスクにおびえることはなくなったはず。もちろん、Kaepernickには自分の将来がかかっています。Kaepernickは、Alex Smithからレギュラーを奪い取り、そのままSuper Bowlまで駆け上がった勢いを取り戻せるのでしょうか。
 
もう1チーム気になるのはClevelandです。もちろん、Playoffでも絶好調(World Seriesまであと2勝になりました)IndiansのことではなくBrownsのことですね。
 
Week05はTom Bradyが復帰したNEの肩慣らしの場とされて見事な惨敗を喫しましたが、この試合ではQBが3人出場する事態となりました。
 
まず先発QBのCody Kesslerが Dont’a Hightowerに自陣1ヤード地点で強烈なヒットを食らい(こぼれたボールはエンドゾーン内を転がりそのままアウトオブバウンズにでたためSafetyに)、わき腹を痛めて退場
 
今期CLEの5人目のQBとして、Charlie Whitehurstが出場しました。しかしそのWhitehurstも4Qにひざを痛め、3:57を残してTerrelle PryorにQBとしての出番が回ってきました。
 
Week03に続きパスを投げたPryorですが、残念ながら3回スナップを受けただけで1st Downを獲得できず攻撃権を手放しました。ここでTDを取れていれば、今後の展開が変わっていたかもしれません。

そして、残り29秒で回ってきた最後の攻撃は、20ポイントの差をつけられていたこともあって、負けているチームなのに屈辱のKnee Down。これはWhitehurstが務めています。何ともやり切れない試合の終わり方でした。
 
どうやらWeek06はKesllerが先発するもよう。Whitehurstも結局プレイに参加できていたので、Pryor先発という最終手段は発動しないようです。それでも、二人とも完調とは言えず何が起こるかわからない状態です。
 
No.
Player  Age G GS QBrec Cmp Att Cmp% Yds TD TD% Int Int% Y/A Rate
5 Cody Kessler 23 3 3 0-3-0 54 81 66.7 529 2 2.5 1 1.2 6.5 87.9
13 Josh McCown 37 1 1 0-1-0 20 33 60.6 260 2 6.1 2 6.1 7.9 80.4
10 Robert Griffin 26 1 1 0-1-0 12 26 46.2 190 0 0 1 3.8 7.3 55.0
15 Charlie Whitehurst 34 1 0   14 24 58.3 182 1 4.2 1 4.2 7.6 78.8
17 Terrelle Pryor 27       4 8 50.0 40 0 0 0 0 5.0 64.6
  Team Total   5   0-5-0 104 172 60.5 1201 5 2.9 5 2.9 7.0 79.1
 
見ての通り、Kesslerの残している成績は先輩方とそれほど大差はないですが、今は修行の時期。チームがいつ勝つかなど考えず、経験を積み上げていくべき時でしょう。先発WRとして5試合に出場しているPryorですが、6人目のQBを登板させないために、今のCLEにはいないとちょっと困る、貴重な人材として重宝されそうです。
 

2015年シーズンからアメリカンフットボールのFANTASY FOOTBALL を楽しんでいるトーマスといいます。NFLだけでなく、MLBやNBAについても語りますのでよろしくお願いします。

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 CIN シンシナティ・ベンガルズ  DET デトロイト・ライオンズ
 CLE クリーブランド・ブラウンズ  GB グリーンベイ・パッカーズ
 PIT ピッツバーグ・スティーラーズ  MIN ミネソタ・バイキングス
AFC南HOU ヒューストン・テキサンズ NFC南ATL アトランタ・ファルコンズ
 IND インディアナポリス・コルツ  CAR カロライナ・パンサーズ
 JAX ジャクソンビル・ジャガーズ  NO ニューオリンズ・セインツ
 TEN テネシー・タイタンズ  TB タンパベイ・バッカニアーズ
AFC西DEN デンバー・ブロンコス NFC西ARI アリゾナ・カーディナルス
 KC カンザスシティ・チーフス  LA ロサンゼルス・ラムズ
 OAK オークランド・レイダース  SF サンフランシスコ・49ers
 SD サンディエゴ・チャージャース  SEA シアトル・シーホークス

フッター

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MIA マイアミ・ドルフィンズ NYG ニューヨーク・ジャイアンツ
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NYJ ニューヨーク・ジェッツ WAS ワシントン・フットボール・チーム
AFC北 BAL ボルティモア・レイブンズ NFC北 CHI シカゴ・ベアーズ
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CLE クリーブランド・ブラウンズ GB グリーンベイ・パッカーズ
PIT ピッツバーグ・スティーラーズ MIN ミネソタ・バイキングス
AFC南 HOU ヒューストン・テキサンズ NFC南 ATL アトランタ・ファルコンズ
IND インディアナポリス・コルツ CAR カロライナ・パンサーズ
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TEN テネシー・タイタンズ TB タンパベイ・バッカニアーズ
AFC西 DEN デンバー・ブロンコス NFC西 ARI アリゾナ・カーディナルス
KC カンザスシティ・チーフス LAR ロサンゼルス・ラムズ
LAC ロサンゼルス・チャージャース SF サンフランシスコ・49ers
LV ラスベガス・レイダース SEA シアトル・シーホークス