Fantasy Football(ファンタジーフットボール)戦記

NFLのFantasy Football(ファンタジーフットボール)のほかMLBやNBAについて語ります

RBとWRはどちらを先に指名すべきだった?ポジション別pointを前年と比べて分かった衝撃の事実

2017年02月26日 22時30分00秒 | Fantasy 2016

やっと2016年シーズンのポジション別総括が終了しました。 せっかくなのでここにももう一回貼りますね。

2016年シーズンのポジション別Fantasy Point DEF編RB編TE編K編QB編WR編

これからしばらくは、ポジションを横断的に見た比較をしてみます。RBとWRのどちらを先に指名したらいいのとか、QBは何巡目くらいで指名するのがいいのなんて話をします。

前シーズンのポジション別のPoint(各ポジションとも上位25位まで)を見ていて、気が付いたことがあります。

簡単に言えば、WRの獲得pointをRBの獲得pointが大きく上回っていたことと(25番目くらいでちょうど同じくらいになる)、TEの最高pointがWR/RBの25番目の選手とほぼ同じだったことです。試しにグラフを作って見たところ、衝撃の事実が判明しました。


2016年シーズンはRBとWRの成績に歴然とした開き(WRが悪い)があったのです。そしてTEもずっと継続してKとDEFを下回ったままでした。TEの方は一番人気で2015年シーズンに183.60pointを挙げたRob Gronkowskiが欠場したことだと推測できましたが、WRとRBの成績にこんなに差があるなんて。

だとすると、WR/RBのスロット(筆者のリーグは10人目の選手はWRまたはRBのどちらかを選んでいいという設定なのです)にはRBの選手を入れた方がいいことになります。自分がその週に先発させた選手がどれだけのpointを稼ぐかは予測できませんが、統計的にはそうなります(2016年シーズンはWRよりもRBの方がポイントを獲得できそうだから、RBを優先して選んだ方がいいという意味もちろんその週に高いPointを得るWRがFAや自チームのBenchにいるかもしれません)。

実は筆者は、なんとなくRBの方が点が伸びているんじゃないかと疑念を持ってシーズンを戦っていました。このあたりの数字にもっと早く気がつけばよかったのですが、ほかにFantasyを戦っていた皆さんは気づいておられたのでしょうか。

これがいつものことなら、ドラフト時点で悩む必要はありません。つまり、RBを1巡目で優先して指名するということですね。

いやまてよ、では2015年シーズンはどうだったんだろうという疑問が突然湧き上がってきました。つまり前シーズンもRB>WRならRBを含めた1番人気がWRのAntonio Brown(AB)になるわけがない。ということで2015年シーズンの結果で同じグラフを書いてみました。するとビックリ仰天です。

2015年シーズンは、1位のABが242pointを得ており、以下Julio Jones、Brandon Marshall、Allen Robinson、Odell Beckham Jr、DeAndre Hopkinsまでが210pointを超えています。つまり2016年シーズンはWRの成績がことごとく下がっているではありませんか。

その様子はグラフを見比べていただくと一目瞭然。つまり2015年シーズンに比べてWRの成績がごっそり下がって、RBの成績が急激に上がっているのです。これではWRよりもRBの方がpointを期待できますね。

RBについては、David Johnson(327.80point)とEzekiel Elliott(293.40point)が飛びぬけていました。それ以外にも9位までが200pointを超えていたわけですから、急激なポイントの伸びもうなづけます。筆者もLe'Veon Bellがpointを稼いでくれたおかげでほかのRBを擁する相手と対等に戦えたわけです。

これほどWRの成績が下降したわけはどこにあるのか分かりませんが、ちょっと表を作ってみました。各ポジションの上位10人までのポイントの平均値ですね。QBとRB、WRについては11位から20位までのポイント平均も別に書いています。

  2016年シーズン 2015年シーズン 差分
QB   1-10 304.39 315.93 -11.54
       11-20 255.43 260.17 -4.74
RB   1-10 241.56 191.41 50.15
       11-20 166.14 149.01 17.13
WR  1-10 183.57 210.16 -26.59
       11-20 141.29 157.73 -16.43
TE   1-10 116.88 136.28 -19.40
K     1-10 143.30 142.11 1.19
DEF 1-10 139.20 161.30 -22.10

これは例えば、RBの1-10なら、RBの上位1位から10位までの選手を選んでいれば、2016年シーズンは平均で241.56pointを獲得できていたという意味です。2015年シーズンは191.41pointですから前年比で50.15も伸びた(つまり上位得点のRBの価値が1試合平均で3point強も伸びた)ということです。つまり、2016年シーズンは成績上位のRBの成績がインフレ状態だったわけです。
 
一方、WRは2016年シーズンに軒並み成績を下げています。Brandon Marshall、Allen Robinson、DeAndre Hopkinsといった2015年シーズンに200pointを超えていた選手たちの成績下降が効いていますね。ABにしても40point下がっています。つまり結果論ではありますが、2016年シーズンはドラフトで優秀なRBを獲得できていたら前年以上にpointが伸びたということですね。
 
もちろん、2016年の成績がこのまま2017年シーズンにも引き継がれるわけではないのですが、これほどポジションで明暗が分かれたのであれば、2017年シーズン前のドラフトではWRとRBのバランスをどう考えるかちょっと試案のしどころになりました。まだ2017年シーズンの指名選手を決めるには気が早いですが、WRの復権はあるのでしょうか
 
このお話、TEやDEFの成績降下やQBの指名順位の最適化など分析の甲斐がありますので、次回以降に続きます。

2015年シーズンからアメリカンフットボールのFANTASY FOOTBALL を楽しんでいるトーマスといいます。NFLだけでなく、MLBやNBAについても語りますのでよろしくお願いします。

AFC東BUF バッファロー・ビルズ NFC東DAL ダラス・カウボーイズ
MIA マイアミ・ドルフィンズ NYG ニューヨーク・ジャイアンツ
NE ニューイングランド・ペイトリオッツ PHI フィラデルフィア・イーグルス
NYJ ニューヨーク・ジェッツ WAS ワシントン・レッドスキンズ
AFC北BAL ボルティモア・レイブンズ NFC北CHI シカゴ・ベアーズ
CIN シンシナティ・ベンガルズ DET デトロイト・ライオンズ
CLE クリーブランド・ブラウンズ GB グリーンベイ・パッカーズ
PIT ピッツバーグ・スティーラーズ MIN ミネソタ・バイキングス
AFC南HOU ヒューストン・テキサンズ NFC南ATL アトランタ・ファルコンズ
IND インディアナポリス・コルツ CAR カロライナ・パンサーズ
JAX ジャクソンビル・ジャガーズ NO ニューオリンズ・セインツ
TEN テネシー・タイタンズ TB タンパベイ・バッカニアーズ
AFC西DEN デンバー・ブロンコス NFC西ARI アリゾナ・カーディナルス
KC カンザスシティ・チーフス LA ロサンゼルス・ラムズ
OAK オークランド・レイダース SF サンフランシスコ・49ers
SD サンディエゴ・チャージャース SEA シアトル・シーホークス
 

ABもJJもOBJも好成績ではあったが---2016年シーズンのポジション別Fantasy Point(WR編)

2017年02月25日 15時00分10秒 | Fantasy 2016

2016年シーズンのポジション別Fantasy Pointを振り返る企画もついに最終回までこぎつけました。DEF編RB編TE編K編QB編と来て、ついにWR編の今回で完結です。

上位25選手の表も最後になりました。表中のRankというのはドラフトの順位で、POSはWRとして登録されている中で何番目の人気だったか、そしてALLは全体で何位の人気だったかを示しています。

 PassingRushingReceivingMiscFumFantasyRank
NoPlayerTeamYdsTDIntYdsTDYdsTDFumTD2PTLostPointsPosAll
1Mike EvansTB-----132112-2-208.10WR1227
2Jordy NelsonGB-----125714--1207.70WR815
3Antonio BrownPIT---9-128412---201.30WR11
4Odell Beckham Jr.NYG---9-136710--1195.60WR22
5T.Y. HiltonIND-----14486-1-182.80WR2144
6Julio JonesATL-----14096---176.90WR33
7Davante AdamsGB-----99712-11171.70WR73251
8Brandin CooksNO---30-11738---168.30WR1635
9Michael ThomasNO-----11379--2163.70WR68239
10Doug BaldwinSEA151-2-11287---159.60WR2245
11Michael CrabtreeOAK-----10038-1-150.30WR3391
12Amari CooperOAK-----11535-2-149.30WR1328
13Tyrell WilliamsSD-----10597---147.90WR35102
14Rishard MatthewsTEN-----9459--1146.50WR69240
15Tyreek HillKC---26735936--1138.00WR35102
16Jarvis LandryMIA---17-11364-12137.30WR1736
17Larry FitzgeraldARI---5-10236--1136.80WR2871
18Terrelle PryorCLE41--21110074-1-136.44WR79262
19Demaryius ThomasDEN-----10835-12136.30WR1429
20Kelvin BenjaminCAR-----9417--1134.10WR2561
21Emmanuel SandersDEN---4-10325---133.60WR3080
22Julian EdelmanNE---57-11063-12132.30WR1841
23Golden TateDET---4-10774-11132.10WR2975
24Mike WallaceBAL---31-10174-1-130.80WR57181
25Dez BryantDAL101---7968--1130.00WR510
 
2016年シーズンでFantasy pointを最も稼いだWRはMike Evansで208.10でした。WRとしては12番目の人気でしたし、それほどのサプライズではありません。

筆者がドラフト1巡目で指名したAntonio Brown(AB)が7ポイント差の3位で200pointを獲得していました。ABが最終戦のWeek17に出場していたら、たぶん最高Pointだったでしょう。この二人に怪我から復活してPoint数で2位となったJordy Nelsonを加えた3選手が200point超のWRでした。
 
ドラフトで1巡目が予想されたOdell Beckham Jr.(OBJ)もJulio Jones(JJ)も上位につけています(それぞれPoint数は4位と6位)。WRの中でこれくらいの成績を残せたのであれば、上位で指名したオーナーとしても納得と言えるのではないでしょうか。
 
ただABをWeek17以外の全試合で先発させた筆者としてはちょっとだけ不満がありました。もう少しコンスタントにポイントを稼いでほしかったのです。グラフの通り、成績にムラがありますね。たしかにWRって相手チームのカバーの考え方やCBの能力によってpointが上下するもの。仕方がないと思っていたのですが、ここで興味深い記事を発見しました。

この記事は、QB、RB、WR、TEの4ポジションについて、出場した試合数のうち同じポジションの10位までに入ったかどうかと、1ゲームあたり10point以上(QBは18point以上)を稼いだかをまとめています。つまりFantasy上の選手の安定性(consistency)をランキング化したものです。

これのWR編を見てわかるのは、ABの不安定さ。10point超の試合は9試合ありましたが、WRでその週の上位10人には入れたのは5回だけ。つまりいい時と悪い時の波が大きかったと言えるのです。こんなもん、シーズン前のドラフトで予測できるわけがないので、選手選定の条件にはなりませんが、出場したら安定してPointを挙げてくれる選手がほしくなるのは人情というものです。

そういう意味で考えると、今期のEvansは出場した試合の半分でWRの上位10人に名を連ね(これは相対的に相手チームのWRよりも高い成績を残せる可能性が高いという意味です)、10試合で10point超。獲得Pointだけでなく、安定性も高かったということでしょう。JJも怪我さえなければ、ほぼ同様の成績を収められていたはず。ATLのSuper Bowl出場にも大きな役割を果たしました。

さて、2016年シーズンのサプライズだったWRは、WRとして7位のPointを挙げたDavante Adams(WRの中で73番人気)、新人ながら1000ヤードRecievingを突破したMichael Thomas(68番人気)、そしてRishard Matthews(69番人気)、Terrelle Pryor(79番人気)あたりでしょうか。

Adamsは12TDを挙げ、14TDのNelson同様、Aaron Rodgersの復調によりPointが伸びました。しかし第2レシーバーのRandall Cobbもいるだけに、指名は難しかったのではないでしょうか。

Terrelle PryorはWRとして1000yardを突破以前にも書きましたが、高い運動能力を持っておりCam NewtonがWRをやっているようなもの(体格はほぼ同じ)です。QBとしてNFL入りしたもののOAKではその職務を全うできず、2015年シーズンからCLEでWRとなりました。

そして2016年シーズンに開花しました。CLEの先発WRの座を獲得しただけでなく、たまにQBのポジションでスナップを受け、Rushingしたり、Passを投げたりすることもありました。こういう選手がいると、次のプレイで何があるか楽しみになりますね。2016年終了後は無制限フリーエージェントとなったようですが、来シーズンのQBがどうなるかわからないCLEでは、いざというときの場つなぎができる選手として使い出がありそうです。本人も残留を望んでいるようですが、CLEのやることはよく分からないので、推測はしないでおきましょう。

最後に人気が高かったのに、上の表に入る成績を残せなかったWRも何人かいました。一人目はA.J. Green。以前の記事でも挙がっていましたが、4番人気で32番目の成績というのは残念です。怪我で6試合を欠場し、チームも不振でした。DeAndre Hopkins(5番人気で36番目)とAllen Robinson6番人気で28番目)も過去に書いた通りで、QBの不振に足を引っ張られました。

WRは、RushingだけでなくReceivingの能力がポイントに絡んでくるRBとは異なり、Rushingの要素はほとんど考えなくてよいですTyreek HillとPryorを除く)1000yardをRecieveした選手は上の表だけで20人いますから、あとはTDをどれだけ増やせるかでpointが変わってきます。例えばLeading ReceiverのT.Y Hiltonは1448yardを獲得しながら6TDだったため、WRとしては5番目のpointでした。

だとするとドラフト時に選手を決めるときに、前年のTD数などTDに関われる能力に注目するとよいかもしれません。2016年シーズンで予想外の好成績だったAdamsやThomas、Matthewsのほかに、Michael Crabtreeなどはまさに、獲得ヤード数の割にTDを多く稼いでポイントを挙げています。

表に入っていない選手では、Kenny Stills(9TD)、Sterling Shepard(8TD)、Anquan Boldin(8TD)なども同様です。もちろんTD数は本人の能力だけ決まるものではないことはわかったうえでですが、一つの考え方として参考にしてみてください。

2015年シーズンからアメリカンフットボールのFANTASY FOOTBALL を楽しんでいるトーマスといいます。NFLだけでなく、MLBやNBAについても語りますのでよろしくお願いします。

AFC東BUF バッファロー・ビルズ NFC東DAL ダラス・カウボーイズ
MIA マイアミ・ドルフィンズ NYG ニューヨーク・ジャイアンツ
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AFC北BAL ボルティモア・レイブンズ NFC北CHI シカゴ・ベアーズ
CIN シンシナティ・ベンガルズ DET デトロイト・ライオンズ
CLE クリーブランド・ブラウンズ GB グリーンベイ・パッカーズ
PIT ピッツバーグ・スティーラーズ MIN ミネソタ・バイキングス
AFC南HOU ヒューストン・テキサンズ NFC南ATL アトランタ・ファルコンズ
IND インディアナポリス・コルツ CAR カロライナ・パンサーズ
JAX ジャクソンビル・ジャガーズ NO ニューオリンズ・セインツ
TEN テネシー・タイタンズ TB タンパベイ・バッカニアーズ
AFC西DEN デンバー・ブロンコス NFC西ARI アリゾナ・カーディナルス
KC カンザスシティ・チーフス LA ロサンゼルス・ラムズ
OAK オークランド・レイダース SF サンフランシスコ・49ers
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RodgersとRyanの全データーーー2016年シーズンのポジション別Fantasy Point(QB編付録)

2017年02月19日 16時35分00秒 | Fantasy 2016

本記事は、「序盤好調なRyanをFAで獲得しない愚策---2016年シーズンのポジション別Fantasy Point(QB編)」の付録編です。Aaron RodgersとMatt Ryanという、Fantasy Pointで1位、2位だった二人のレギュラーシーズン全試合のStatsをまとめたものです。

まずRodgersから。

WKGame
Date
OppResultGGSCompAttPctYdsAvgTDIntSckSckYRateAttYdsAvgTDFUMLostFan
Point
12017/9/11@ JAXW 27-2311203458.81995.9201095.14164.01----23.56
22017/9/18@ MINL 14-1711203655.62135.91153370.73299.713117.42
32017/9/25DETW 34-2711152462.52058.54024129.35224.40----26.40
4Bye  ----------------------0.0------------0.00
52017/10/9NYGW 23-1611234551.12595.8220065.05153.00----15.86
62017/10/16DALL 16-3011314273.82947.0111090.8372.302112.46
72017/10/20CHIW 26-1011395669.63265.830223102.2273.501123.74
82017/10/30@ ATLL 32-3311283873.72466.540323125.566010.00----33.84
92017/11/6INDL 26-3111264360.52976.9313894.86437.20----26.18
102017/11/13@ TENL 25-4711315160.83717.32254679.83279.01----27.54
112017/11/20@ WASL 24-4211264163.43518.630220115.033311.001029.34
122017/11/28@ PHIW 27-1311303976.93138.02000116.76264.30----23.12
132017/12/4HOUW 21-1311203066.72097.02019108.93165.301115.96
142017/12/11SEAW 38-1011182378.324610.73019150.83-6-2.00----21.24
152017/12/18@ CHIW 30-2711193161.32528.10042787.03196.30----11.98
162017/12/24MINW 38-2511283873.73479.140439136.62136.51----37.18
172017/1/1@ DETW 31-2411273969.23007.74015126.010424.20----34.20
   TOTAL161640161065.744287.340735246104.2673695.5484380.02

この下はMatt Ryanです。

WKGame
Date
OppResultGGSCompAttPctYdsAvgTDIntSckSckYRateAttYdsAvgTDFUMLostFan
Point
12017/9/11TBL 24-3111273969.23348.620312112.63103.30----24.36
22017/9/18@ OAKW 35-2811263476.539611.63117131.5------------27.84
32017/9/26@ NOW 45-3211203066.72408.020215113.25234.60----19.90
42017/10/2CARW 48-3311283775.750313.641322142.04143.50----35.52
52017/10/9@ DENW 23-1611152853.62679.51021798.4331.00----14.98
62017/10/16@ SEAL 24-2611274264.33358.031425102.8122.001121.60
72017/10/23SDL 30-3311223464.72738.01131787.0382.70----13.72
82017/10/30GBW 33-3211283580.02888.230211129.5294.50----24.42
92017/11/3@ TBW 43-2811253473.534410.140219144.7200.002127.76
102017/11/13@ PHIL 15-2411183354.52678.11121278.7------------12.68
11Bye  ----------------------0.0------------0.00
122017/11/27ARIW 38-1911263476.52697.921325106.14153.80----18.26
132017/12/4KCL 28-2911223464.72978.7112790.03237.70----16.18
142017/12/11@ LAW 42-1411182864.32378.530217126.6------------21.48
152017/12/18SFW 41-1311172373.928612.42010144.51-1-1.00----19.34
162017/12/24@ CARW 33-1611273381.82778.420421121.8294.501019.98
172017/1/1NOW 38-3211273675.03319.24018139.9221.00----29.44
   TOTAL161637353469.949449.338737235117.1351173.3042347.46

詳しくは、序盤好調なRyanをFAで獲得しない愚策---2016年シーズンのポジション別Fantasy Point(QB編)」をお読みください。

2015年シーズンからアメリカンフットボールのFANTASY FOOTBALL を楽しんでいるトーマスといいます。NFLだけでなく、MLBやNBAについても語りますのでよろしくお願いします。

AFC東BUF バッファロー・ビルズ NFC東DAL ダラス・カウボーイズ
MIA マイアミ・ドルフィンズ NYG ニューヨーク・ジャイアンツ
NE ニューイングランド・ペイトリオッツ PHI フィラデルフィア・イーグルス
NYJ ニューヨーク・ジェッツ WAS ワシントン・レッドスキンズ
AFC北BAL ボルティモア・レイブンズ NFC北CHI シカゴ・ベアーズ
CIN シンシナティ・ベンガルズ DET デトロイト・ライオンズ
CLE クリーブランド・ブラウンズ GB グリーンベイ・パッカーズ
PIT ピッツバーグ・スティーラーズ MIN ミネソタ・バイキングス
AFC南HOU ヒューストン・テキサンズ NFC南ATL アトランタ・ファルコンズ
IND インディアナポリス・コルツ CAR カロライナ・パンサーズ
JAX ジャクソンビル・ジャガーズ NO ニューオリンズ・セインツ
TEN テネシー・タイタンズ TB タンパベイ・バッカニアーズ
AFC西DEN デンバー・ブロンコス NFC西ARI アリゾナ・カーディナルス
KC カンザスシティ・チーフス LA ロサンゼルス・ラムズ
OAK オークランド・レイダース SF サンフランシスコ・49ers
SD サンディエゴ・チャージャース SEA シアトル・シーホークス

序盤好調なRyanをFAで獲得しない愚策---2016年シーズンのポジション別Fantasy Point(QB編)

2017年02月19日 16時30分00秒 | Fantasy 2016

2016年シーズンのポジション別Fantasy Pointを振り返る企画は第5弾まできました。DEF編RB編TE編K編に続いてQB編です。

QBについては、既にシーズン終了直後「2016年シーズンのQB成績を振り返る、Fantasyでは誰を主力にすべきだったのか」という記事を書いています。この記事とは違う視点で書いてみるつもりです。

まずお約束の上位25選手の表から。表中のRankというのはドラフトの順位で、POSはQBとして登録されている中で何番目の人気だったか、そしてALLは全体で何位の人気だったかを示しています。

 PassingRushingReceivingMiscFumFantasyRank
NoPlayerTeamYdsTDIntYdsTDYdsTDFumTD2PTLostPointsPosAll
1Aaron RodgersGB44284073694---24380.02QB219
2Matt RyanATL4944387117----22347.46QB20159
3Drew BreesNO52083715202----4332.32QB446
4Andrew LuckIND424031133412---25307.70QB752
5Kirk CousinsWAS49172512964----3300.28QB17138
6Dak PrescottDAL36672342826----4286.88QB21160
7Matthew StaffordDET432724102072---12279.78QB19154
8Tyrod TaylorBUF30231765806---22270.92QB18147
9Blake BortlesJAX390523163593201-26270.10QB1198
10Derek CarrOAK393728670----53268.48QB12110
11Russell WilsonSEA421921112591141-12268.06QB331
12Andy DaltonCIN42061881844----3260.64QB13123
13Marcus MariotaTEN34262693492----5259.94QB16136
14Philip RiversSD4386332135-----5258.94QB1072
15Tom BradyNE355428264----1-258.56QB549
16Jameis WinstonTB409028181651---36256.10QB15134
17Cam NewtonCAR350919143595---22254.26QB117
18Ben RoethlisbergerPIT38192913141---32252.16QB855
19Carson PalmerARI4233261438----14243.12QB650
20Joe FlaccoBAL43172015582---43242.48QB25186
21Eli ManningNYG40272616-9-----4224.18QB968
22Alex SmithKC350215813453--24223.78QB22172
23Sam BradfordMIN387720553-5---5220.88QB31225
24Carson WentzPHI3782161415027--23212.98QB33244
25Colin KaepernickSF22411644682---13200.44QB29215

前にも言いましたが、Fantasy PointではRodgersがダントツで、Ryanが2番手。この二人は1試合平均で20pointを超えるため、自分のFantasyチームに入れておきたい選手でした。

ただRodgersは人気が高い(QBでは2番目)ので、2巡目くらいには指名される率が高いです(筆者のリーグでは3巡目)。RBやWRなどで有力選手を取りたい中、この順位をQBの指名に使うのはためらわれます(そこがFantasyの面白さなんですけどね)。

だったら、Ryan取っておけば正解じゃん、と思うかもしれませんが、Ryanが今季ここまで活躍するなんて予想できなかったでしょ。以前の記事で「ようやく一皮むけかけた優等生」と書きましたが、ここまでの飛躍は想像できませんでした。

筆者のリーグ(参加者10人)でRyanはドラフトで指名されていませんでした(つまり150番目でも選ばれなかった)。せっかく作ったので、RodgersとRyanのポイント推移グラフを貼ります。

あまりいいグラフになりませんでしたね。それでも見えるのは、RyanがWeek02までの2試合で50ポイントを(Week04までで100pointを)超えていたこと。ここに気が付いていれば、FAにいるうちに獲得する手はあったということです(筆者のリーグでは3週目にFAからピックされていました)。

各Weekでグラフの20.0pointを超えていれば及第点ですから、序盤のRyanの勢いの凄さは把握できたはずです(せっかくなので上のグラフを作るために作った、RyanとRodgersのレギュラーシーズンStatsをこちらに載せておきます)。

ドラフト前に人気があったのは、Rodgers以外はCam Newton(QBで1番目)でありRussell Wilson(3番目)でした。前シーズン好成績を残し、自分で走ってもTDできる(Passingでは1TDが4pointですがRussingなら6pointになる)。そんな選手が期待を集め、上位で指名されるわけです。

今期はこの二人は、あまり走らなかったのと、故障などの影響でポイントは伸びていません。特にNewtonは、2015年シーズンのRussingによるTDが10だったのに半減したのは残念でした。

つまり、前年の実績だけでは裏切られる場合が多いということ。新シーズンの好不調の波を毎週チェックしながら、ほかの好調なQBに目を配り続けなくてはいけません

ドラフトで指名したQBをBye Week以外はスタメンで使い切りたいというのが人情でしょう。しかし、その年に機能しているQBを見つけて、早めに切り替えるという機動的な運用が必要ではないでしょうか。

以前DEF編で2チームをシーズン中に確保して、相手に応じて使い分ける戦略を提示しました。QBもBye Weekや突然の怪我に備えて2人体制にするのが一般的なはず、だとすると先発でないもう一人は硬直化させてはいけません。

筆者はどうだったかというと、先発QBはDerek Carrを指名。序盤の働きぶりはよく(4試合で83point超)、5巡目に指名した価値はあったと思っています。

ただ控えに据えたEli Manningが今一つ。ここにもう少しポイントを期待できる選手をシーズン途中からでも獲れていれば、いくつかの試合で勝敗が変わっていたかもしれません。

例えばDak PrescottやMatthew Staffordなどは、ドラフト当時はあまり人気がなかった選手。すぐに先発にしなくても、控えに入れて様子を見ることはできたはずです。もちろん調子がよければ、あるいは対戦相手の状況次第で、先発を交代させてもいいでしょう。

Fantasyはドラフトの結果がすべてではありません。対戦相手によっては20pointの獲得なんてよくあるQBは、人材難のTEとは事情が違います。うまく運用すればドラフトで希望選手を引けなくても、ポイントの上積みは可能ではないでしょうか。筆者の来シーズンの課題もここにあります。

2015年シーズンからアメリカンフットボールのFANTASY FOOTBALL を楽しんでいるトーマスといいます。NFLだけでなく、MLBやNBAについても語りますのでよろしくお願いします。

AFC東BUF バッファロー・ビルズ NFC東DAL ダラス・カウボーイズ
MIA マイアミ・ドルフィンズ NYG ニューヨーク・ジャイアンツ
NE ニューイングランド・ペイトリオッツ PHI フィラデルフィア・イーグルス
NYJ ニューヨーク・ジェッツ WAS ワシントン・レッドスキンズ
AFC北BAL ボルティモア・レイブンズ NFC北CHI シカゴ・ベアーズ
CIN シンシナティ・ベンガルズ DET デトロイト・ライオンズ
CLE クリーブランド・ブラウンズ GB グリーンベイ・パッカーズ
PIT ピッツバーグ・スティーラーズ MIN ミネソタ・バイキングス
AFC南HOU ヒューストン・テキサンズ NFC南ATL アトランタ・ファルコンズ
IND インディアナポリス・コルツ CAR カロライナ・パンサーズ
JAX ジャクソンビル・ジャガーズ NO ニューオリンズ・セインツ
TEN テネシー・タイタンズ TB タンパベイ・バッカニアーズ
AFC西DEN デンバー・ブロンコス NFC西ARI アリゾナ・カーディナルス
KC カンザスシティ・チーフス LA ロサンゼルス・ラムズ
OAK オークランド・レイダース SF サンフランシスコ・49ers
SD サンディエゴ・チャージャース SEA シアトル・シーホークス

BryantよりもTuckerを讃えよう---2016年シーズンのポジション別Fantasy Point(K編)

2017年02月14日 00時10分00秒 | Fantasy 2016

2016年シーズンのポジション別Fantasy Pointを振り返る企画の第4弾。DEF編RB編、そしてTE編に続いて、今回はK編です。

Kについてはさらっと行きましょう。Matt BryantかJustin Tuckerを選んでいれば大成功。それ以外でも、130ポイントのSebastian Janikowskiくらいまでが及第点といったところでしょうか。

 PATFG MadeFantasyRank
NoPlayerTeamMade0-1920-2930-3940-4950+PointsPosAll
1Matt BryantATL56-12796170.0K21229
2Justin TuckerBAL27-4101410161.0K8107
3Dustin HopkinsWAS36-121273144.0K18206
4Caleb SturgisPHI30-121274143.0K27265
5Wil LutzNO4917983139.0--
6Adam VinatieriIND44-37107139.0K12161
7Matt PraterDET31-104107138.0K19208
8Dan BaileyDAL46-9873133.0K7101
9Nick NovakHOU221121183133.0K20217
10Cairo SantosKC36-81562133.0K587
11Stephen GostkowskiNE46-9792131.0K176
12Steven HauschkaSEA29-111381130.0K482
13Sebastian JanikowskiOAK37196103130.0K11152
14Graham GanoCAR31-49143127.0K379
15Brandon McManusDEN32-91073125.6K9121
16Mason CrosbyGB44161351124.0K10132
17Jason MyersJAX29-73107124.0K26261
18Josh LamboSD42-7136-120.0K23242
19Chandler CatanzaroARI4315663112.0K277
20Ryan SuccopTEN3914683111.0K30295
21Nick FolkNYJ24-121032109.0K25254
22Chris BoswellPIT36-2811-99.0K696
23Dan CarpenterBUF401854199.0K24243
24Roberto AguayoTB32-5134-98.0K16203
25Mike NugentCIN23-995-92.0K13164
 
2016年シーズンのポイントリーダーであるBryantは、チームの好調を受けてPoint After Touchdownを56本も決めました。Bryantのポイント経過を見ると、きれいにポイントがそろっています。

最低でも6Pointを稼いでくれるのですから、Fantasyオーナーにも心強い存在です。ATLは勝敗こそ11勝5敗でしたが、TDを稼ぎFGレンジまで連れて行ってくれるオフェンスの恩恵を受けた好スコアでした。
 
2位のTuckerは5Pointを獲得できる50ヤード超のFG(50ヤード以下は一律3Point)を10本決めたのと、Field Goalsの成功数が一番多かった(39回中38回成功!)ことで年間ポイントが伸びました。
 
筆者は2015年シーズンに引き続き自チームのKにBrandon McManusを指名しましたが、これはMilehighのおかげで50ヤード超のFGが多いだろうという読みからでした。しかし、挙げた50ヤード超のFGは月並みの3本。これでは、そもそもロースコアの戦いを好むGary KubiakのチームのKを選ぶ必然性はありません
 
実際Bye Weekのときに獲ったStephen Gostkowskiが着実にスコアを伸ばしてくれるので、後半はそちらに乗り換えました。
 
ドラフトでの順位を見ると、1位からGostkowski、Chandler Catanzaro、Graham Gano、Steven Hauschka、Cairo Santosという、優勝候補チームのKに期待が集まっていました。まあこれが順当ですね。

来シーズンは筆者も、下手なことを考えずに、得点力がありそうなチームのKを選ぶようにします。といっても、これがシーズン前に分かればFantasyでは苦労しないわけですが。
 
シーズン開幕前にそれほど下馬評が高くなかったATLのBryantは、Kとしては21番目、全体で229番目の人気でした。シーズン前にATLのオフェンス陣のブレイクを予測できない限り、この選択はできません。
 
ATLは2016年シーズン、全チームでトップの540点を挙げています。これならBryantのスコアが伸びるのは分かりますね。途中からBryantにKを変更したオーナーさんは多かったのではないでしょうか。

一方、TuckerのいるBALがシーズン全体で獲得したのは343点。これは真ん中よりも下です。こうしたチームの中でFGをほとんどミスせず、50ヤード越えを10本も決めて見せた、Tuckerの健闘を評価したいところです。

2015年シーズンからアメリカンフットボールのFANTASY FOOTBALL を楽しんでいるトーマスといいます。NFLだけでなく、MLBやNBAについても語りますのでよろしくお願いします。

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CIN シンシナティ・ベンガルズ DET デトロイト・ライオンズ
CLE クリーブランド・ブラウンズ GB グリーンベイ・パッカーズ
PIT ピッツバーグ・スティーラーズ MIN ミネソタ・バイキングス
AFC南HOU ヒューストン・テキサンズ NFC南ATL アトランタ・ファルコンズ
IND インディアナポリス・コルツ CAR カロライナ・パンサーズ
JAX ジャクソンビル・ジャガーズ NO ニューオリンズ・セインツ
TEN テネシー・タイタンズ TB タンパベイ・バッカニアーズ
AFC西DEN デンバー・ブロンコス NFC西ARI アリゾナ・カーディナルス
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フッター

2015年シーズンからアメリカンフットボールのFANTASY FOOTBALL を楽しんでいるトーマスといいます。NFLだけでなく、MLBやNBAについても語ります。

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MIA マイアミ・ドルフィンズ NYG ニューヨーク・ジャイアンツ
NE ニューイングランド・ペイトリオッツ PHI フィラデルフィア・イーグルス
NYJ ニューヨーク・ジェッツ WAS ワシントン・フットボール・チーム
AFC北 BAL ボルティモア・レイブンズ NFC北 CHI シカゴ・ベアーズ
CIN シンシナティ・ベンガルズ DET デトロイト・ライオンズ
CLE クリーブランド・ブラウンズ GB グリーンベイ・パッカーズ
PIT ピッツバーグ・スティーラーズ MIN ミネソタ・バイキングス
AFC南 HOU ヒューストン・テキサンズ NFC南 ATL アトランタ・ファルコンズ
IND インディアナポリス・コルツ CAR カロライナ・パンサーズ
JAX ジャクソンビル・ジャガーズ NO ニューオリンズ・セインツ
TEN テネシー・タイタンズ TB タンパベイ・バッカニアーズ
AFC西 DEN デンバー・ブロンコス NFC西 ARI アリゾナ・カーディナルス
KC カンザスシティ・チーフス LAR ロサンゼルス・ラムズ
LAC ロサンゼルス・チャージャース SF サンフランシスコ・49ers
LV ラスベガス・レイダース SEA シアトル・シーホークス