Fantasy Football(ファンタジーフットボール)戦記

NFLのFantasy Football(ファンタジーフットボール)のほかMLBやNBAについて語ります

NFL カラー写真名鑑の2017年版は8月28日発売、昨シーズン全休のWattの次に表紙になるのは?

2017年08月20日 14時45分00秒 | NFL2017
ベースボールマガジン社が毎年発行している「NFL カラー写真名鑑」。先日、Amazonを覗いていたら2017年版は8月28日発売という予定が公開されていました(https://www.amazon.co.jp/dp/4583625243/)。
 
2016年シーズン前にTouchdown Proの突然の休刊があったため、NFLにまつわる日本語のYearbookはとうとうこれ一冊になってしまいました。昨年の発売直後にベースボールマガジン社がYearbookの刊行を継続してくれるか不安視する表現をしてしまいましたが、今期も発刊していただけるようで安心しました(といってもTouchdown Proの名鑑も、Amazonに発売日の予定まで公開していながら、発刊されないまま消えましたのでまだ安心はできません)。
 
さて筆者は2005年度版からこの名鑑を持っているのですが、以前も書いたように、この名鑑の表紙(の最大面積)に取り上げられる選手には、ここ数年はちょっとしたリスクがあるようです。折角なので12年分の写真も撮ってみました。

 
2016年は結局シーズンを全休したJJ.Wattでしたし(昨年原稿を書いた時点では、全シーズンお休みとは思いませんでしたが、やはり表紙の呪いなのでしょうか)、2015年のJimmy Grahamは芳しい成績を残せませんでした(2016年版には「不本意な移籍1年目」と表記してあります。2016年シーズンは持ち直しました)。
 
そして2014年版はRussell Wilson。Super Bowlには2年連続で出られましたが、大舞台で悲劇のInterceptを食らい、2年連続のSuper Bowl制覇を逃したのはご存知の通りです(2014年版と15年版の左右を間違えて並べましたが、写真を撮り直すのが面倒なのでこのままにしておきます)。
 
そして2013年版はRG III。2013年シーズンは、13試合に出場したもののRushingによるTDは「0」で、OROY(Offensive Rookie of the Year)を取った前シーズンから著しく成績を落としました。
 
2012年版のAaron Rodgersは、シーズン終了直後に当時のリーグ最高年俸で契約をしているので、ここから先は遡るのはやめますが、少なくとも直近の4シーズン分はよろしくないわけです。

もう一つの呪いでおなじみの「Madden NFL」(Wikipediaに「ゲームの表紙となる選手はケガで不本意な成績を残す」と書いてある)の方は、なんと2017年版はTom Bradyを表紙に取り上げているとのこと。これまでの経緯から表紙に取り上げられることを拒む選手がいる中で、しっかり要請にこたえたBradyの男気が勝つか、呪いが上回るのかは、シーズンが終わったころに分かるでしょう(なお、Bradyの場合、2017年シーズンはSuper Bowlに出られないだけで「呪いには勝てなかった」という扱いになるものと想像されます)。

ということで、既にベースボールマガジン社内で表紙デザインは出来上がっていることとは思いますが、誰を持ってくるかは気になるところです。

それから、昨年版のNFL カラー写真名鑑について書いた記事を読み直していて気が付いたのですが、Touchdown社のWebサイト(http://www.touchdown.co.jp/)がいつの間にか閉鎖されていました。以前は、このブログで同社の出版物にたくさんあった誤字や脱字/もっと言えば事実誤認をいろいろと揶揄した記憶がありますが、なくなってみると悲しいものです。

日本語で読める、NFL情報が減っていることは間違いありません。先日のBrady来日についても、日本での取り上げられ方はほんのわずかで、このあたりには危機感を持っております。終わりが暗くなりましたが、次回以降は直前に迫ってきたFantasy Draftに関わる情報いろいろまとめていくつもりです。

コメントを投稿