Fantasy Football(ファンタジーフットボール)戦記

NFLのFantasy Football(ファンタジーフットボール)のほかMLBやNBAについて語ります

Fantasy Football(ファンタジーフットボール)で変わった観戦スタイル---Fantasy講座その3

2016年12月27日 22時30分00秒 | Fantasy講座
しばらく更新できなかったFantasy Football(ファンタジーフットボール) 講座ですが、今日その魅力を伝えるちょうどいいサンプルがあったので3回目の更新です。

  1. Fantasy Football(ファンタジーフットボール)を理解する
    1. Fantasy Football(ファンタジーフットボール)についてありがちな誤解を解消する 
    2. Fantasy Football(ファンタジーフットボール)のチーム編成とポイントの換算
    3. Fantasy Football(ファンタジーフットボール)で変わった観戦スタイル←今ここ
  2. Fantasy Football(ファンタジーフットボール) の実際
    1. ドラフト(シーズン前)
    2. レギュラーシーズンの各週
    3. FAとトレード
    4. プレイオフ
    5. おまけの楽しみ方
  3. Fantasy Football(ファンタジーフットボール)で勝利するために必要なこと
    1. 筆者の作戦(ドラフト、シーズン中、FA) 
    2. ベテランのノウハウ
 
本日(2016年12月26日、米国時間)のWeek16 MNF(Monday Night Football)であるDET@DALは、筆者の属するリーグで大きな意味がありました。シード2位の89ersさんとシード3位のMizo All Giants Teamさんの決勝進出がかかっていたのです(前にも書いた通り、Fantasyの最終戦はWeek17なのです)。
 
前日までの2チームのポイントは82.18対90.26。そして89ersさんに残っていたのがDez Bryantで、Mizo All Giants TeamさんにはJason Wittenがいました。
 
実はこの試合が始まった時点で、DALのHome Field Advantage(つまりNFC第1シード)が確定しており、DALは本気で戦わなくてもよいことになっていました。そうなると主力で怪我人がでないように、ほどほどに戦う可能性があります。
 
ただFantasyで当該チームの選手を抱えているオーナーにとって、選手の本気度はたいへんな問題になります。なにせいつも稼いでくれるはずのポイントを挙げてくれないわけですから。特に前日までの戦いで8ポイントほど負けていた89ersさんにはBryantの働きぶりは大問題でした。
 
ということで、自分はByeWeek(先週負けたので)にもかかわらず、DET@DALで両チームの上げるポイントを仕事中に数回チェックしていました。
 
主力を欠場させてもよかったDALですが、フルで選手を使いました。ElliotもPrescottも、そしてBryantもWittenも普通に出場しています。そして前半終了直前にBryantが挙げたTDで、両チームの得点は逆転しました(なんかBryantの片手が相手CBのFacemaskにかかっているような気もしますが、その後ワンハンドキャッチを決めたので良しとしましょう)。このままいけば、89ersさんが劇的な逆転で、決勝進出です(上のグラフの右のほう、現地時間で10:00PMあたりに赤い丸がある)。
 
ところがそのあととんでもないプレイが。なんとPrescottからトスを受けたBryantがパスを投げて(Bryantって左利きだったんですね)、Wittenがエンドゾーン内でキャッチ。10ヤードのパスレシーブTDです。この瞬間にどうやら両チームのポイントがまた逆転していたようなのです(上のグラフの右のほう、現地時間で11:00PMあたりで青い線が赤い線を少しだけ上回っている)。QBとWRならよくあることですが、WRとTEの同時得点はめったにないことです。このままだとMizo All Giants Teamさんが決勝進出となりますね。
 
TDの場合、パスを投げた選手には4ポイントと25ヤードにつき1ポイントが入りますから、このプレイでBryantが得たのは4.4ポイント。TDパスを受けた選手には6ポイントと10ヤードにつき1ポイントですから、Wittenが得たのは7ポイント。このプレイで生じたポイント差で逆転していたわけです。
 
ところがさらに次のDALの攻撃で、Bryantは19ヤードのパスを受けてTDを挙げます。このプレイでBryantが挙げたのは6+1.9=7.9ポイント。ここで89ersさんの再々逆転です。最後のポイントは105.58対99.56。6.02ポイント差ですからほぼTD1回分ですね。つまり最後のBryantのTDが決まっていなければ、今回の89ersさんとMizo All Giants Teamさんの勝敗はひっくり返っていたわけです。
 
そしてもう一つ。Week16でBryantが挙げたポイント23.40は、今シーズンの同選手の最多ポイント。下にBryantのポイント推移グラフを貼りますね。シーズン途中に欠場していたこともあるBryantが、最後の最後でチームに貢献したのです。

 
昨年のリーグで準優勝だった89ersさんは今シーズンのドラフト順位は9位で、その1巡目に獲ったのがBryantでした。まさに1巡目の面目躍如ですね。このあたりも因縁を感じます。
 
どうでしょう。面白くありませんか?MNFの戦いがアジアの片隅でこんなドラマを生んでいたなんて。特定のチームを応援するだけでなく、NFL観戦スタイルそのものが変わる感覚を少しご理解いただけたのではないでしょうか。
 
ここまでで何が言いたかったかというと、Fantasyを始めたことで筆者のNFLの見方が変わりました。
  • 自分のチームの選手を現実のチームを超えてチェックするようになった(対戦相手チームのキープレーヤーもチェックします)
  • 選手の成績をFantasy Pointで見るようになった(QBの場合、PassingでTDする4ポイントより、RushingでTDした6ポイントがうれしい)
  • 興味のないチームが戦うTNFとMNFを見るようになった(このためにGame Passが不可欠になりました)
応援していないチームの選手をチェックするようになった話をもう少し補足しましょう。

ここまで本ブログをご覧になってきた皆さんはお気づきとは思いますが、筆者はGBとDENを応援しながらNFLを見ています。ただ、極端に特定のチームに肩入れすると、チームの不振によりシーズン途中で観戦意欲が薄れることがあるので、あまり偏った見方はしないようにしています。

それがFantasyを始めたことで、特定のチームが勝てばいいという感覚がさらに減りました。例えば今期の主力にしたBellとBrownがいたPITや、CarrとCooperがいたOAKの結果はとても気になりました。

それ以外にも、NYJ(Forte)やCIN(Eifert)など自分が先発させた選手がいるチームの成績も気にします。つまりGBやDENの試合以外にも、ほかのチームの得点と選手の成績を細かく気にするようになったわけです。

自分のチーム内の選手に注ぐ視線は厳しくなります。ドラフトではGBのLacyとDENのSandersを指名していましたが、Lacyは怪我でほぼシーズンアウトですし、Sandersも期待したほどスコアが伸びないので先日Waiverに放出しました。KのMcManusもBye Weekのときに獲ったGostkowskiが好調だったため途中で放出しました。

その一方で自分のチームの選手が活躍してくれると、GBやDENが負けた週でも慰めになりますね。

それからGame Passを使って、普段は見ないチームで活躍する選手をチェックするようになりました。新たに選手を獲得しようとしたときに、どんなプレイをしていたか、すぐに確認できます。

もちろんGame Passで試合観戦の機会が増えたため(それまではNHKのBS中継だけだった)、知らない選手に目を付ける機会が増えました。例えば第1週終了直後にFAで獲ったWareは、試合を見て目を付けた選手の一人でした。

ということで、ようやく「Fantasy Footballを理解する」の3話が終わりました。もう2016のレギュラーシーズンが終わっちゃうので次はいつなのかわかりませんが、折に触れて話を続けるようにします。

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