なんでもないようなことが、シアワセなんだと思う。

こころにうつりゆくよしなしごとをそこはかとなくかきつけてゆきます。

境目のわからない自分に出くわす

2016-04-01 09:32:44 | Weblog

 

昨日の宮崎は、雨の1日でした。

3時半頃から、傘をさしての散歩に出掛けました。

(どのコースにしようかな・・・?) (八重川沿いの桜の様子を見て歩こう。)

下流に向かい、一つ橋をやり過ごすと桜の木が10本ほど並んでいます。

一昨日通った時からすると、10数輪開いています。蕾はむっちりと膨らんで、

おそらく明日の気候で、一気に開花するのだと思われます。(散歩が楽しみだなぁ。)

二つ目の橋を過ぎると、雨で少し流れの速い川には、いつもいた鴨たちの姿はありません。

(水が温み、どっかへ旅立ったんだろうか・・・。)

雨のせいか、川沿いには誰も歩いていませんでした。

と。遥か前方で、土手の左下の方から、おじいさんらしき人が、駆け上がってきて、

手に持っていた、白いレジ袋?を勢いよく川に投げ入れて、また土手を戻っていきました。

(川にゴミって・・・)

 

反射的に身がすくんで、立ち止まりました。(まさか?猫の子・・・)

「このまま進んじゃいけない!」確かに、何かがそう告げました。

「見てもいけない!」何かに言われるままに、後ろを向きました。

(えっ?もしも子猫だったら?いやいや、そんなはずない!)

(でもいまどき、ゴミをわざわざ川に捨てる人なんて、いる?!)

(近くに行って確かめる?もしも子猫だったら、どうするつもり?飛び込んで助けられるの?)

(もしも子猫だったら、このまま流れてどうなるの・・・)

だんだんと、背中が寒くなっていきます・・・。

そもそもが私の『妄想』かもしれませんが、確かめに近づくことは、出来そうにありません。

葛藤の末に、後ろを振り返らずに歩き出しました。

でも直感的に、私は「きっとそうなんだ!」と思っていました。

(ごめんね。ごめんね。)と泣きながら歩きました。

 

私には、川に浸かって助ける覚悟なんて、ありませんでした。

『妄想』であってほしいと思います。

 

 

このこ達の、成長を見守っていられる時間が、なんて有り難いことなんだろう・・・。

(何がこのこ達の幸せなんだろう?)などと思い惑わずに!(このこ達は、今で十分しあわせなんだ!)と思う事にします。

 

 

 

 

 

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする