昨日の宮崎は、雨の1日でした。
3時半頃から、傘をさしての散歩に出掛けました。
(どのコースにしようかな・・・?) (八重川沿いの桜の様子を見て歩こう。)
下流に向かい、一つ橋をやり過ごすと桜の木が10本ほど並んでいます。
一昨日通った時からすると、10数輪開いています。蕾はむっちりと膨らんで、
おそらく明日の気候で、一気に開花するのだと思われます。(散歩が楽しみだなぁ。)
二つ目の橋を過ぎると、雨で少し流れの速い川には、いつもいた鴨たちの姿はありません。
(水が温み、どっかへ旅立ったんだろうか・・・。)
雨のせいか、川沿いには誰も歩いていませんでした。
と。遥か前方で、土手の左下の方から、おじいさんらしき人が、駆け上がってきて、
手に持っていた、白いレジ袋?を勢いよく川に投げ入れて、また土手を戻っていきました。
(川にゴミって・・・)
反射的に身がすくんで、立ち止まりました。(まさか?猫の子・・・)
「このまま進んじゃいけない!」確かに、何かがそう告げました。
「見てもいけない!」何かに言われるままに、後ろを向きました。
(えっ?もしも子猫だったら?いやいや、そんなはずない!)
(でもいまどき、ゴミをわざわざ川に捨てる人なんて、いる?!)
(近くに行って確かめる?もしも子猫だったら、どうするつもり?飛び込んで助けられるの?)
(もしも子猫だったら、このまま流れてどうなるの・・・)
だんだんと、背中が寒くなっていきます・・・。
そもそもが私の『妄想』かもしれませんが、確かめに近づくことは、出来そうにありません。
葛藤の末に、後ろを振り返らずに歩き出しました。
でも直感的に、私は「きっとそうなんだ!」と思っていました。
(ごめんね。ごめんね。)と泣きながら歩きました。
私には、川に浸かって助ける覚悟なんて、ありませんでした。
『妄想』であってほしいと思います。
このこ達の、成長を見守っていられる時間が、なんて有り難いことなんだろう・・・。
(何がこのこ達の幸せなんだろう?)などと思い惑わずに!(このこ達は、今で十分しあわせなんだ!)と思う事にします。