Ferrari 553F1 (1954年)
代表ネロウゴリーニ
Tec.dsnアウレリオランプレディ
18位ウンベルトマグリオ―リ(伊)
2位フロイランゴンザレス(爾)
-位ピエロタルフィ(伊)
8位ジュゼッペファリーナ(伊)
4位モーリストランティニアン(仏)
3位マイクホーソン(英)
15位ローベルマンゾォン(仏)
25位アルベルトアスカリ(伊)
フェラーリ553F1は、スクーデリアフェラーリが1954年のF1世界選手権で使用したF1カーである。
通称スクアーロ(Squalo)。
F1世界選手権はF2規定で2年間行われたのち、
1954年からエンジン排気量を2,500ccとして仕切り直しされた。
フェラーリは500F2で成功した直列4気筒エンジン路線を継続し、
発展型の625F1と553F1を開発した。
553F1の新設計シャーシは燃料タンクを両サイドに配置しており、
丸みを帯びたボディ形状から鮫(スクアーロ)というニックネームが付けられた。
553は先ず1953年最終戦伊GPに553F2(2,000cc)として先行投入された。
車名の553は500F2の1953年バージョンを意味する。
1954年は2,500ccのF1マシンとなって登場したが、出走7回中5回リタイアし、
目ぼしい成績は最終戦スペインGPでのマイクホーソーンの優勝のみだった。
シーズン後半には625F1のシャーシに553F1のエンジンを載せたもの、
625F1のエンジンブロックに553F1のエンジンヘッドを組み合わせたもの、
スポーツカー用735エンジンのクランクケースを使用したものも登場した。
ドライバータイトルは
18位ウンベルトマグリオ―リ0勝(2P)
2位フロイランゴンザレス1勝(25P)
-位ピエロタルフィ(0P)
8位ジュゼッペファリーナ0勝(6P)
4位モーリストランティニアン0勝(17P)
3位マイクホーソン1勝(25P)
15位ローベルマンゾォン0勝(4P)
25位アルベルトアスカリ0勝(1P)