Poncoの ぴろ~・ぶっく 

枕元においたノートに
日々の生活で感じたことを
好き勝手に綴りたい・・・・。

羽衣

2008年09月10日 | Weblog
旧友のKちゃんと旅をして
おそろいで、買った麻のストール。

その大判のストールに
二人とも、惹かれた。
上質の麻100%である。
輝く白ではなく、淡く灰色がかっている。
我々は、年齢的には、十分、大人だ。
それで、納得のお値段。

そんなところだろうか?
翌日から、二人とも愛用した。
同じものなのに、使い方が
まったく違う。
雰囲気も、まったく違う。

暑い夏、この麻のストールは
大活躍してくれている。
今日も、つかった。
陽射しよけに広げて羽織る。
長さと幅があるので、着物の袖みたいにもなるし、
首にまいて、肩にも、纏う。
私は、「なんだか、ビルマの竪琴に
出てくるお坊さんみたい・・。」と自分で思う。
本当に暑いと、こういう素材と大きさが
ものをいう。
クーラーがきつくて、つらいスーパーでは
寒さを和らげてくれる。
手放せない。

クシャクシャとシワをよせて首にまきつけ
垂らすと、チェニックにもよく合う。
無造作にバックに放り込んだり、
汗をかいたり、その時によって酷使している。

洗って干す。
山が透けてみえる。
谷戸を渡る風に、揺れる。
「羽衣」って、こんな感じなのかな?
と、無心に眺めてみた。