今日は新聞記事について、、です。
小学校高学年の頃から新聞を読むのが日課になっています。
きっかけは、小学5年生の時の学級新聞でした。
当番で毎日作成する事になり、2人1組で担当します。大きくは書く係、印刷する係りの分担だった気がします。
今でこそコピー機が当たり前、PDFでメール送信が当たり前の時代になりましたが、
当時はインクで刷るタイプ…あれって何て言うんだろう?と調べたら、「謄写版」というそうです。
原紙に鉄筆で筆圧強く書いて、謄写版に挟んで、わら半紙に印刷する。
私の時は、その次のバージョン?で、ボールペン原紙にボールペンで書くという代物でした。
間違ったら修正液で補修して、結構な手間と時間がかかっていたように思います。
A5サイズ?ハガキサイズ?くらいの謄写版に、チューブ型のインクを出して、コロコロローラーで1枚1枚印刷する…という方法で作成していました。
ローラーで刷る時にガリガリ音がするので、通称「ガリ版印刷」と言うそうです。
そう言えば、「ガリ版持ってきてー」とかよく言ってたなぁ。。。
いやはや、時代ですねぇ。
私は原紙に書く作業も、印刷も、その工程を含め、学級新聞を作ることが好きでした。
しかし苦戦するのが、題材集めです。
学校やクラスのニュース以外に、時事ネタを入れるようにとの先生からの指示で、それから毎日、新聞を読むのが日課になりました。
ネットニュースが主流になった今も、
ニュースの信憑性という意味で新聞は事実に基づいた記事であると信じています。
そして、新聞社のデジタル配信も、
移動の時に読めるので便利な機能であると共に、
自分の興味のある分野を登録しておくと、
目につきやすいように関連記事にマークしてくれるので、大事な記事を見落とす心配がなくなります。
でも、逆にその分大事な記事以外を見落とす可能性もあります。
なので、私はデジタルより紙面で読む方が好きです。
全ての記事をくまなく読んでいる訳ではないのですが、
新聞の両面を大きく開いて、斜め読みした時に、
自分の目に飛び込んでくる記事…
大きな見出しの物もあれば、小さなコラムものもあり、
それが知識として増えていくのは面白いと思っています。
その時の気分にもよるし、その時の自分の関心事にも関心があるとでも言いましょうか。。。
ついでに下段にある広告や書籍の案内も結構見てます
これまでの人生において、新聞記事で助けられた事が何度もあり、
私の"その時の関心事"が、後の何かにつながる…そんな偶然がいくつもあるのです。
小さな村の小さな取り組みの記事を読んだ時、
弟が連れてきた友達が、偶然にもその村の出身で、その取り組みの事を話すと、
「何で知ってるんですか??」と嬉し驚きしてくれた事。
ある方のお子さんについての記事を印象深く読んでいると、数日後ノーベル賞を受賞されたり。
あ、見た!読んだ!な事が以外と多いのです。
その見た!読んだ!の記事をおぼろげで記憶するのは結局役に立たない事に気がつき、
ある時から記事をスクラップにして、自分の感想を一言つけるようにしました。
社会人になってからは、日経も加わったので、スクラップの量も増え、
10年後、20年後振り返った時にこんな時代だったよね、この時こんな事感じていたんだ、とちょっとした楽しみに。
新聞の一面を飾る、若しくは、見出しのフォントを大きく太くする、これが主なヘッドラインニュースになると思いますが、
私の場合のヘッドラインニュースは、私の目に入ってきたトピックス。
と言う事で、先日の私のヘッドラインニュース、スクラップ記事について、、、
「法テラス費用 1人親免除へ」
…そっかぁ。。。
概要は、中学生以下の子供を育てる1人親に対し、法テラスが立て替えた弁護士費用などの支払いを免除するというもの。
養育費未払いなどの訴訟で生じる費用負担がなくなり、1人親が子育てに使う資金を確保しやすくなる。
だそうです。
最近法テラスのCMをよく見るようになりましたね。
万が一、弁護士さんの力が必要になった時には、法テラスに申請する事で、立て替えてくれ、中学生以下の1人親においては費用免除になるというお知らせです。
多くの人は訴訟案件など抱える事がないと思いますが、
もしそうなった時も費用を理由に諦める事なく、毅然と立ち向かえる事ができますね。
私は、これまで2回、法テラスのお世話になりました。
1度目は離婚訴訟の時。
2度目は、、、
1度目の法テラスの返済が終わらないうちに、2度目の訴訟をしなければならなくなり…
離婚訴訟が終わった時、気持ちは楽になったものの、法テラスの返済を続けている間は完全に終わった感がなく、
2度目の法テラスの支払いを完済した時に、ようやく全てが終わった、、、と気持ちの区切りがつきました。
頑張って返済してきたけど、、、
こういう人がいての今だという事で、少しは役に立ったと思っておこう。。。
「1人親が子育てに使う資金を確保しやすくなる。」
シングルマザーの生活困窮問題は、現代社会の深刻な問題です。
いろんな補償、制度が設けられています。
ただ、私はことごとく対象者に該当せず、
法テラスはじめ、銀行の教育ローン、国の教育ローン、様々なところに助けてもらって乗り切ってきました。
会社に勤められた事、健康な身体で働き続けられた事に感謝です。
1人で3人育てるの大変なのよ。。。
ついこぼした弱音に、兄が一言。
"自分で選んだんやろ"
…そうでした。
そうですよ。そうですとも。
頑張るしかないやん!
悔しいけど、奮起させてくれた兄にも感謝です。
でも、行き詰まったときは、各種相談窓口に頼る事、
いろんな制度を調べて申請する事も大事です。
必ず誰かが手を差し伸べてくれると思いますし、
そんな世の中であると信じています。
〜つながる つなげる〜
いつも偉いなぁと感心するばかりです。なおとも