ラジヘリ空撮

空撮用マテリアルの開発状況に係る情報発信や、現場での出来事及び、日常の情報発信を致します。

新しい充電システム

2012-11-05 20:04:42 | マテリアル
近年・・・巷では、マルチコプターや電動ヘリコプターで撮影作業を行う事が多くなっているようだ。

時代の流れとでも言おうか?・・・それは、弊社とて例外ではない。


近年、それらに使用されている、モーターやバッテリーは日々進化しており、その性能には
目を見張るものが有る。


当然、モーターなどは一時期よりも更に高出力化の一途を辿り、バッテリーも高容量・高放電タイプが
主流になっている。


当然パワーも上がり、カメラを2台積んだり高地でフライトさせたりしても困る事が無くなった。




処が弊社では・・・それら高性能バッテリーを充電する為の、良いマテリアルが
なかなか見付からなかったので、撮影前の長時間に渡る充電作業には少々困っていた。


その上・・・おびただしい数量のリポバッテリーを準備するのは経済的に難しいのである。



通常弊社では、6000mAh程度のバッテリーを1フライトで4本使用する。

ペイロードにも因るのだが・・・カメラを2台積んだ状態で約10分のフライト時間である。


その状態で、1日8フライトさせるとすると・・・当然32本ものバッテリーが必要となる。

事実・・・景観用の撮影と測量用の撮影を行う場合には、1日8フライトも珍しくないのである。


上記の理由から・・・弊社では、最低32本のバッテリーを常時用意しているのだが・・・。


このバッテリーの管理が、また大変なのである。


そんな訳で、何か良い充電システムが無いかな~?と探していた処、最近になって、
新しい充電システムを構築する事が出来たので、ご紹介したいと思う。



この新しい充電システムは、1台の充電器と安定化電源が1セットになっていて、2本のリポバッテリーを
同時に急速充電する事が出来る。

その上軽量コンパクトで、持ち運びにも便利。

少々手前味噌なのだが、この上なく使い勝手が良い。


この新しい充電システムのお蔭で・・・現場で充電しながらでも撮影作業が可能になった。

暑い時期などは・・・流石に満充電したリポバッテリーを持ち運ぶのは、流石に気が引けますからね~

千里浜海岸へ

2012-11-05 00:00:01 | 出張
先日、千里浜海岸の近くへ撮影に出かけた。

朝の内は、そこそこの天気であったが天気予報通り、時間の経過とともに少しづつ雲が出始めた。


こりゃ~早めに撮影を終わらせないと・・・少々不味そうな予感が。


空には、厚くて黒い雲が・・・。

撮影中・・・その雲間からお日様が出たり入ったりで、絞りが決められない。


絞りだなんて・・・今時オートで決められないの?と、言われてしまいそうだが・・・。


我々の使用している八セルブラットと言う中盤カメラは、オートで露出を変える事は出来ないのだ。

従って・・・この様な天候の時は苦労する事もしばしばである。

しかし、・・・決して安もののカメラを使っている訳では無いので・・・念の為。


その後何とか撮影を終わらせて、ヘリを着陸させると・・・程なくして雨が・・・。


機材の片づけもそこそこに、現場を後にした。


案の定・・・帰る途中に、結構な降りになってきた。

どうも・・・ギリギリセーフだった様だ。


時間が有ったので・・・帰り道の序でに千里浜海岸へ。



そこも雨が降り始めていたが、砂浜を走ってみた。

少し走ると、漁師の皆さんが網を引いていた。



それにしても・・・自然のままで良くこんな砂浜が形成されたものだと感心する。



こんな砂浜が・・・何キロも続いているのだ。