とうとのひとり言:TKN心理サロンブログ

カウンセラーを目指す方々や
悩みを抱えた方々に「悩みのカラクリの謎解き」です。

【心理カウンセラーになるために】第28回:求められるカウンセラー

2023-06-26 10:00:00 | 日記
求められるカウンセラー

悩みを抱えた人達が求めているカウンセラーはどんな人でしょう?
日頃の日常生活で悩み苦しんでいる人達が、気軽に相談できるカウンセラーが、求められるカウンセラーです。確かに、心に深い傷を持っている方々には、公認心理士、臨床心理士、精神科医師の方々により、カウンセリングを受け入院や投薬の治療が必要となります。でも、「親子問題」「夫婦問題」「恋愛問題」「嫁姑問題」等々、で悩んでいる方に必要とされるカウンセラーでしょうか?夫の浮気問題で悩んでいる人が病院へ行き、カウンセリングを受けながら、診断して貰い薬を処方して貰う事がベストでしょうか?

身近なカウンセラー

苦しい心の声を聴き受け止めてくれる「身近なカウンセラー」が求められます。今起きている辛い、哀しい、悔しい等々の話を聴いて欲しい!今、置かれている状況を何とか乗り越えたいと思っている人達が、世の中には大勢居られます。眼を瞑って石を投げれば当たるぐらいです。この世の中に、悩みの無い人は居られません。多かれ少なかれ持っているのです。その悩みを聴いてもらい、相談できるカウンセラーを捜し求めています。時には、アドバイスを欲しいと願っています。以前でしたら、人生の先輩達に相談すれば良かったところがあります。しかし、自分の経験からのアドバイスですので、クライエントの立場になっていません。結果、お節介になる事が多々あります。人生経験だけではダメなのです。そこに心理学・カウンセリングの裏付けが必要です。

心の居場所:コンビニカウンセラー

TKN心理サロンは、悩みを抱え苦しんでいる人達の「渡り鳥たちが羽を休める:心の居場所」です。
社会生活の中で傷ついた羽のまま飛べば、やがて落ちてしまいます。恥ずかしがらずに降りて来て、羽を癒やし、力を付けて、再び目的地に飛んでいって貰う事を目的にしています。そして、自分たちの足で歩けるようになった人達が、今度は悩みを抱えた人に対して相談に乗れるようなカウンセラーの養成を目指しています。悩み苦しんでいる人達が、気楽にカウンセリングが受ける事が出来る居場所がたくさん必要です。コンビニに行くような感じでカウンセリングに来ること出来る「心の居場所」を作れるカウンセラーが求められています。コンビニと言えば軽く感じるかもしれませんが、コンビニにはそこに必要なものが何でもありも目的を果たして帰ります。また、コンビニはお客さんのニーズをリサーチし求めているものを提供します。コンビニにフラッと入るだけで、ワクワクしたり、知らないものに触れ、興味が湧き、何処か元気になり元気になり、店を出て行きます。
正しく、悩みを抱えた人が気楽にカウンセリングに来られるカウンセリングルームがコンビニと同じなのです。クライエントが求めているものを提供できる、コンビニカウンセラーが求められているのです。






【心理カウンセラー資格・悩みの謎解き:無意識の恐怖】

2023-06-19 09:00:00 | 日記
無意識の中の恐怖

カウンセリングを進めていくと、無意識の中でクライエントが抵抗を始めることがあります。専科講座で「箱庭療法」がありますが、この時も謙虚に現れることがあります。箱庭は受講生もクライエント役になり箱庭を置きます。当然、箱庭には自分自身が現れます。無意識の中の気付いていない自分が現れます。特に、恐怖が関連していることに気付くと、抵抗が現れます。無意識の中の恐怖に囚われていて、それ以上、知る事、見ること、認める事が怖くなるのです。受講生は自分を知ること、受け入れる事を目指していますが、恐怖が邪魔して本当の自分を知ることに抵抗します。

恐怖に留まる

自分を知ることは恐怖に繋がります。幼いときに身につけた恐怖が自分らしく生きる事を認めません。自分らしく生きる事は信頼したい人に嫌われる思い、見捨てられる思いから生まれた恐怖があります。例え、苦しくても見捨てられる拒絶されるよりも、この恐怖に留まる方が安心と思い込んでいます。恐怖に留まることは危険です。恐怖は恐怖を生み、現実の世界での対人関係で強化します。カウンセリングに於いても、恐怖にぶつかれば抵抗が始まります。態度では「恐怖を乗り越えて、自分らしくいきます」と言いながら、実際そのタイミングに来れば、恐怖に立ち向かわない理由付けを探し続けます。恐怖に留まることが問題と分かっていながら、恐怖に留まるのです。

恐怖に挑む勇気

自分を知ることはカウンセリングでは大切なことです。ただ、知ることは恐怖に繋がります。でも、恐怖に留まっている限り、自分らしい人生は手に入りません。恐怖は幼い頃に刷り込まれた恐怖です。恐怖を乗り越えるために頑張ってきましたが、失敗して強化をされたものです。つまり、過去に経験した事で、今起きた恐怖ではないのです。過去に縛られず、今を、自分らしく生きる事が大切です。恐怖に挑む勇気が必要です。誰しもが恐怖に挑むのは怖いものです。恐怖を乗り越えてこそ手に入る幸せがあります。自分らしく生きる為に、恐怖に挑みましょう!






【心理カウンセラーになるために】第27回:カウンセラーとコンサルタントの違い

2023-06-12 10:00:00 | 日記
カウンセラーとコンサルタント

カウンセラーとコンサルタントの区別がつかいない方が結構居られます。何となくは分かるけれども、違いが分からないと。確かに、カウンセラーとコンサルタントは業種としては同じ「相談業務」のカテゴリーに入ります。でも、方向性が違うので実際の処は棲み分けが出来ていますが、街の中では混在しています。ブライダル、エステ、ファンデーション、塾・・・等々には両方とも居ます。特にカウンセラーと名乗った方がソフトに聞えるのでカウンセラーと名乗っている方が多く居られます。カウンセラー養成体験講座の時にこの違いを説明する為に、学校までの道案内で説明をしています。

コンサルタント

学校への道案内として、地下鉄30番出口からの地図や動画をHPで案内をしています。本来ならばスタッフが30番出口に立って「こちらですよ」と案内をすれば誰も道に迷わないで学校に到着できます。すぐ見えるところのありますから。でも、スタッフに案内をさすことはしません。開校以来のテーマとしてやり続けています。でもこの時、道に迷っている方に対して、こちらですよと言って、手を取り学校まで案内するのが「コンサルタント」です。楽ですよね、道に迷わなくて済むのですから。でも、帰るときはどうするのですか?次に来るときはどうするのですか?その都度、連れて行ってとなります。これでは自律にはなりません。依存の道しかないのです。何時まで経っても、人に依存して人生を生きるしかないのです。優しいようですが却って自律の目を潰してしまいます。

カウンセラー

もし、私の前を道に迷って人が居ても私は声を掛けません。冷たいですよね。でも道に迷えって言っているわけではありません。迷いながらも学校に到着できたら、迷った分だけ世界が広がるのです。そして、自分で来れたと言う自信から、次のステップアップに繋がるのです。TKN心理サロン「カウンセラー養成講座」の勉強は30番出口から始まっています。端から見ればカウンセラーは冷たいかもしれません。自分の力で答えを見つけて、自律して貰えるお手伝いをするのがカウンセラーなのです。






【心理カウンセラー資格・悩みの謎解き:幸せの種蒔き】

2023-06-05 10:00:00 | 日記
幸せの種

幸せの種を蒔けば、幸せになる!不幸せの種を蒔けば不幸せになる!当たり前のことです。ならば、幸せの種を一杯蒔けば良いのです。その幸せの種からやがて芽が出て、幸せの花が咲き、そして幸せの種が産まれます。幸せの種は何倍にも増えていきます。幸せの花が一面に咲く花園が産まれます。幸せの花に囲まれ、見るもの、触れるもの、感じるもの、対人関係に於いても幸せに感じることが出来ます。素敵なことですよね。

不幸せの種

不幸せの種を蒔けば、同じように不幸せの花が咲き、不幸せの種が増えていきます。見るもの、触れるもの、感じるもの、対人関係も不幸になります。相手の顔色を見て相手が気に入るように合わし、相手が喜ぶように振る舞います。嫌われないように、怒られないように、傷つけられないように、見捨てられないように、自分の心に重たい蓋をし、自分自身に嘘を付き、人生を生きていきます。相手が私を苦しめている。相手さえ変れば、私の思い道理にさえなってくれれば良いのにと、相手のせいにして責任転換をします。これを繰り返し、不幸せの種を強化して、自分で自分の不幸せを世界に浸ります。苦しく哀しいことです。

同じ種

幸せの種と不幸せの種の違いは何でしょう?右と左、1か0、白と黒、天と地程違いがあるのでしょうか?本当はないのです。総て、「幸せの種」なのです。その幸せの種をどの様に咲かせるかによって変るのです。地面≒土台(自分自身)が幸せであるか、不幸せであるかの違いです。自分自身のベースが「不幸せ」ならば、いくら幸せの花が咲いても、その花を不幸せとしか思えないのです。常に、人と比べて自分の幸せを判断していれば、総てが不幸せとしか思えないのです。幸せ不幸せは周りの環境で作られるのではなく、人と比較をして自分で考えて不幸を作りだしているだけなのです。勿体ないことです。
幸せは、人と比べて感じるものではなく、自分自身の判断基準で決まるものなのです。如何に、今起きてることを「幸せ」と感じ思えるか!大いに、幸せを感じましょう!