とうとのひとり言:TKN心理サロンブログ

カウンセラーを目指す方々や
悩みを抱えた方々に「悩みのカラクリの謎解き」です。

【心理カウンセラーになるために】第7回:優しさと優れてる

2022-09-29 10:11:29 | 日記
優しさ

カウンセラーにとって「優しさ」はとても重要です。

クライエントの傷ついた心を優しく包み込み、傷を癒やす為には「優しさ」はとても重要です。それも、表面上の優しさでなく、こころの奥にある傷を包み込み優しさが必要です。

心に染み入る優しさがクライエントの心を開きます。

しっかりと受け止められたと言う安心感から。

誰もが、がさついて手で心に仕舞い込んだ傷を触られたくはありません。

心の痛みを分かり優しく包んで欲しいのです。

カウンセラーにはこの優しさが必要です。


優れている


「優れている」

これも「優しい」と同じ漢字が使われます。

同じ「優」でも、意味が変ります。

カウンセラーは「優れている」との思いは禁物です。

カウンセリングをする側に立っていますのでクライエントに対して「優」位に立っている錯覚があります。

治してあげたいとの思いから起きることです。

カウンセラーが何処かで見返りを求めているからです。

承認欲求


私達は幼い頃から「承認欲求」に敏感です。

認めて貰えて初めて、存在感を持ち、自我を創って行きます。

その為には認めて貰わなければなりません。

認めて欲しい人=親に認めて欲しいのです。

評価を貰えれば、愛されて幸せになります。

その為に、親の望む姿を目指します。

逆に、評価を貰えなければ、愛されないのです。

「評価が貰えなければ、ダメの子だ」と罪悪感を生み出します。

結果、対人関係に於いても評価を貰えなければ意味がなくなります。

カウンセリングに於いても。

カウンセリングにおいて、結果=評価が出ないと怖いのです。

これが罪悪感として、心に棲みつきます。

罪悪感から、正しい答えを出さなければならない。

その為には、クライエントより優位な立場に立って応えようとします。

カウンセラーは自分の中に「罪悪感」が有ることを認め、受け入れる事が必要です。


https://cocorotkn.com/2022/09/29/kindness-_-excellent/





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【心理カウンセラーになるために】第6回:共感と同感

2022-09-26 09:00:00 | 日記
カウンセラーの基本


カウンセラーの基本中の基本「共感」

言葉では簡単です。

共に感じればいいのですから。

又、理論で理解をする事も出来ます。

クライエントの気持ちを汲むです。

でも、修得する事は永遠のテーマです。

カウンセラーは共感が上手く出来ず悩みます。

共感が上手く出来ず悩みに苦しみます。

悩み苦しみを繰り返している内に、自然と共感が出来るようになります。

出来たと喜んでいる内に、又出来なくなり悩み苦しみます。

この繰り返しをして「共感」が深まります。


同感



表面上の共感が同感です。

いま、クライエントの悩んでいる思いを

同じように感じ取る状態です。

クライエントが悲しければ「悲しい」

クライエントが怒っていたら「怒っている」

クライエントが嬉しければ「嬉しい」です。

間違いなくクライエントの気持ちを感じています。

でも、これはクライエントが今、感じている事を受け止めただけです。

表面上の気持ちを「リンク」した状態です。

この感情の奥に隠されている「心の叫び」を共感できるかです。



共感



共感はクライエントの思いにシンクロできた状態です。

共感はクライエントも気付いていない

本当に分かって欲しい思い、感情を受け止める事になります。

哀しみの奥に隠された「憎しみ」が有るかもしれません。

怒りの奥に隠された「哀しみ」が有るかもしれません。

笑顔の奥に隠された「怒り」が有るかもしてません。

そして、隠され色々な思いの更の奥に隠された

「分かって欲しい」「受け止めて欲しい」などの思いが隠されています。

この思いを受け止める事が「共感」に繋がります。

共感力を高めるためには、経験がとても大切です。

失敗を繰り返し、カウンセリングを経験する事により共感力は磨かれます。

カウンセラーの感性を磨きカウンセラー自身が自分自身を知り、受け止める事がとても大切です。

自分自身を拒否している部分がシンクロして、クライエントの思いを拒否します。

自分自身を受け止めた分だけ、クライエントの気持ちを共感できます。

https://cocorotkn.com/2022/09/26/empathy-_-sympathy/





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「3Dマンダラアートワークショップを終えて」

2022-09-25 16:07:02 | 日記
3Dマンダラアートワークショップ


3Dマンダラアートワークショップが修了しました。

ワークショップが始まるなり3Dパズルとの格闘です。

3Dパズルに先ず色を塗ります。完成品をイメージしてパズルに色を塗るものの各部品が各部品が何処に来るのか分からず、戸惑いながらのペインティング!これが完成時に色々と各自に影響を与えます。

木製の3Dパズル故に、力加減で割れてしまうので四苦八苦しながら勧めなければならない上に、組み立て図通りに進めているのにパーツが裏表になったり、取り付け忘れが出てくるものの気づくのが、完成が近づき完成品が動かないとに初めて気付きに、分解して作り直しでした。

ここにもカウンセリングが顔が出てきます。

完成しなければならない。

パーフェクトに動かなければならない。との思いから自分の葛藤が始まります。

「他者評価」「完璧主義」「罪悪感」「見捨てられる恐怖」・・・等々。顔が出てきます。これは「内言ワーク」中にも出てきていました。

誰に対する評価なのか?大きなテーマです!

11月に行ないます、「人生脚本セミナー」に繋がることになりました。


人生脚本セミナー


思っていた完成品に成らなかった生徒も多々出ましたが、それも私として受け止める事もとても大切なことです。

ワークは修了しましたが、ワーク後が大切です。ワークを通して促された「気付き」を日常生活の中で深めていくことが重要です。これで終わりではなく、ここからがスタートです。

https://cocorotkn.com/2022/09/25/workshop/

https://cocorotkn.com/wp/wp-content/uploads/2022/09/IMG_7316.mov




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【心理カウンセラーになるために】第5回:クライエントの可視化

2022-09-22 10:19:01 | 日記
悩みの迷路



クライエントは悩みに振り回されています。

色々な問題が次から次に起こり、

悩みの迷路にはまり込み、ぐるぐる巡っています。

本当の悩みの問題点が見えなくなっています。

カウンセラーは、クライエントの悩みを聴き

悩みを整理していきます。

クライエントが、何に悩んでいるのかをしっかりと認識して貰います。

カウンセリングに於いて、重要な作業です。

その結果、クライエントは現実を見つめ直すことが出来ます。



勝手な言い分



クライエントの中には、悩みからの逃避をしていることがあります。

現実を知れば、苦しいからです。

でも、この現実を知ることにより、悩みの迷路から脱出が出来ます。

例を挙げれば

夫が不倫をして、奥さんにばれ攻められ、

浮気相手からも攻められているとします。

カウンセリングに来れば、攻められている苦しみを訴えます。

そこで言い訳が出てきます。

奥さんに対し、俺に対して優しくない、

仕事で疲れて帰ってきているのに家事の手伝いをしろという、

俺に対して求めるばかりで、俺の気持ちを分かってくれない。

浮気相手に対しては

部下なので親切に指導していたら、

相手が俺に好意を抱いてきた。

何かにつけて頼ってきて、構っている間に関係を持ってしまった。

奥さんからは攻められ、離婚まで発展してきている。

分かれていることは考えていない。

浮気相手には言い寄られたのだから、切ることは迷っている。

「どうすれば、いいでしょうか?」と言うカウンセリングがります。



悩みの可視化



話を聴けば、問題点はハッキリ見えます。

クライエントの言い訳ばかりです。

でも、クライエントは自分が被害者なのだと訴えています。

自分の好意を正当化して

自分が加害者であることを認めたくないのです。

その為のも、事実を分かって貰うために

現実の可視化が必要なのです。

何も、クライエントを悪者にして責める訳ではありません。

カウンセラーはその事実を

肯定も否定もせず、しっかりと受け止め

クライエントが起した問題点を認識して貰い、

何故、こんな問題を起こした原因を探っていき

カウンセリングを進めていきます。

仕事業の問題でも同じ事が言える場合があります。

知らない間に、トラブルの原因を創りだしている事があります。

この時も問題意識が有りませんので、

現実を可視化し、その上で

問題を起こしてしまう、

根本的な悩みの原点を見つけ改善することが必要です。

カウンセラーは決して、クライエントの表面上の問題点だけに

振り回されように注意が必要です。


https://cocorotkn.com/2022/09/22/visualization_meditation/





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【心理カウンセラーになるために】第4回:心を汲む

2022-09-19 09:00:00 | 日記
心を汲(く)む


クライエントの心を汲むということは、とても重要なことです。

無意識の中に閉じ込めた思いを分かって欲しいと訴えています。

「思いを分かって貰えた」との思いから絡み合った心が、解れていき、救われたと感じ、癒やされます。

クライエントは「心を汲んでくれる」人を捜し求めています。

その役割を果たすのが、心理カウンセラーなのです。


心を汲めなければ傷つける


クライエントの心を汲めるかどうかは、カウンセラーにとって、とても重要なことです。

折角、クライエントが苦しい思いをして、心を開いてくれてもカウンセラーがそれに応えられなければ、

却って、クライエントを傷つける事になります。

「やっぱり、分かってくれないのね!」と、心を閉ざします。

カウンセリングは失敗に終ります。

心を汲むためには


心を汲むのは、とても難しいことです。

心を汲む≒心の寄り添う

カウンセラーはクライエント自身では無いのですから無理があります。

同じ悩みの経験をしていませんから、クライエントに100%寄り添うことは無理です。

クライエント自身ではないからです。

でも、「as if=あたかも我が身に起きた如く感じる」はできます。

もし、私が同じ立場に置かれれば、どの様に感じ、捉え、悩むか!

決して、同じ気持ちにはなりませんが、少しでも、心に寄り添うことができます。

クライエントは、少しでも寄り添ってくれる感じ取れば、一人ではないと安心できます。

カウンセラー中心療法を創られた「カール・ロジャーズ」が言っています。

「私は貴方自身と同じようにはなれません。ただ、貴方の隣に立ち一緒に歩むことしかできません」

私のことを分かってくれた。との思いから、心開き、歩み出します。

「辛かったなぁ。よく頑張ったね」のカウンセラーの一言で「救われた」と感じ取ります。

この一言に、「心を汲む」が含まれています。

ただ、この一言は、カウンセラーの力量に左右されます。

とても、難しい一言です。


https://cocorotkn.com/2022/09/19/counselor_school_drawing_the_heart/







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