カオス≒混乱
混乱していませんか!
あらゆる選択肢の中で混乱を繰り返していませんか?白の方が正しいと思い選べば、正解が黒であったり。前回の選択が黒だったから選択したのに結果は白だった経験はよく有ることです。人生はこの繰り返しです。この薫欄を繰り返しながら、曖昧さ≒ファジーの選択を出来るようになります。臨機応変の対応が出来るのです。結果、これをもって絶対正解という物は無いのかもしれません。それが人生であり、対人関係でもあるのです。
固定観念
人生、対人関係に於いて白黒がハッキリついた方が、悩みもなくスッキリして生きやすいのですが、世の中はそうはいきません。矛盾だらけなのですから。その矛盾を受け止めて生きていかなければ、でないと人生が苦しくて仕方が無いのです。丁度、悩んでいるときは矛盾によりカオスの状態に入っています。
これは、成長する中で親から擦り込まれた固定観念が引き起こしています。親が良いと思うことを良いと思い、悪いと思うことを悪いと信じます。親がこれが正しいと言えばそれが正義であり、絶対の真実なのです。それ以外は間違いなので、絶対の悪なのです。疑う余地はありません。この固定観念を信念として、総てをこの物差しで判断します。
しかし、先程も言いましたように世の中は矛盾に満ちています。結果、カオス:混乱が起こり対人関係で悩み苦しむのです。
カオスで生きる
世の中は矛盾しているのです。自分らしい人生を歩みたい。でも、それを実践すれば、対人関係が壊れて嫌われてします。でも、関係性を維持するためには自分の意思を抑え込まなければならない。とても苦しい。
好きな人が出来た、でもその人には恋人がいる。諦めなくてはならないが、それでは辛い。奪ってでも恋人にしたい。しかし、それをすれば悪者になる。悪者にはなりたくない。どちらも諦められない。さぁ、どうする。このカオスの中で、私達は生きていくのです。これが人生です。
白黒付けて生きていけるのは子供だけです。世の中の矛盾してる世界に入ることにより、カオスを受け入れ、曖昧さを受け入れて大人になるのです。その中間点が「思春期」です。心の中のカオスの気持ちを受け止めて大人になります。
カオスを受け入れなくて、白黒、善と悪などの二者選択の生きようとすると対人関係に於いてトラブルを犯し、生きづらい人生が待っています。白黒だけで人生を送れるのは独裁者だけですので。
人それぞれです。人生はカオスで。カオスの中で生きていきましょう。