とうとのひとり言:TKN心理サロンブログ

カウンセラーを目指す方々や
悩みを抱えた方々に「悩みのカラクリの謎解き」です。

【心理カウンセラー資格・悩みの謎解き:こころの病院】

2024-02-26 12:00:00 | 日記
こころの病院

風邪を罹れば、病院に行きますよね。悩みが出来た時にはカウンセリングルームへ行くことになります。その道の専門家のところへ、当然ですよね!でも、風邪と悩みではみんなの対処法が違うのです。風邪に罹り、咳が出て熱が出ると、とても苦しいので仕事を休んでも病院に行き治療をします。当たり前のことです。でも、悩みの時は違います。みんな気づかない顔をします。苦しくて、悲しくて、食事ものどを通らず、寝ることも出来ない状態でも、なかなかカウンセリングを受けません。自分ではどうしょうもなくなって、始めてカウンセリングをカウンセリングを受ける事を考えます。



後回し

やっとその気になりカウンセリングを依頼されるのですが、カウンセリングは病院とは違って、完全に予約制です。飛び込みカウンセリングは受けれません。じっくりとクライエントの悩みを約1時間じっくりと聴きます。一日に何人もカウンセリングは出来ません。その環境の中でやっと予約が取れても仕事があるからこの日は都合が悪いとか、今すぐできないのかと、自分の都合だけを押してこられます。時には、時間と共に少し落ち着いたからカウンセリングをキャンセルする方も居られます。悩みは病気みたいに大きな症状が現れにくいものです。でも、こころは叫んでいます「助けてくれ~!」と。先送りをすればするほど、こころは傷つきます。

こじらす

風邪に罹ったときはみんなどうしますか?ともかく治すために仕事や用事を後回しにして、病院にかかります。悩みを同じです。こころが咳をして、熱を出し、悲鳴を上げているのです。その事に気づいてください。風邪もほっとけばこじれて、大変なことになります。悩みも同じです。ほっとけば悩みも複雑に絡み合い取り返しのつかないことになってしまいます。悩みを軽く見ないでください。最悪は「死」につながる恐ろしいものなのです。(年々自殺者が増え続けています。)風邪も初期ならば、すぐに治ります。悩みも初期の間ならば立ち直りも早いのです。病気ならば、病院に行くように、悩みに気づいたらカウンセリングを受けに行きましょう。 









【心理カウンセラー資格・悩みの謎解き:性善説】

2024-02-19 12:00:00 | 日記
性善説

私たちは、クライエントに対しては必ず「性善説」を前提にしてカウンセリングを行います。それでないと「信頼関係」は生まれてきません。たとえ「うそ」があっても、それは「こころの傷」が言わせているとして捉えます。嘘を付かなければならない「心の叫び」が潜んでいます。嘘の奥に隠された真実を聴き、受け止める事が必要です。もともと「性悪」の人間など、居ないと思います。生活環境の中で、生きていくために、傷付かないようにするために、身につけてしまった「性格」と言ってもいいかもしれません。



性善説の裏に

悩みを抱えて来られるクライエントは、特に「性善」です。真面目故に、傷つき、裏切られ、苦しみ、悲しみ、悩みます。「相手を傷付ける位ならば、自分が傷つく方がいい。」と思うぐらいの人たちです。優しすぎる位です。優しさ故に、傷つき易いのです。少しぐらい、自分の為にわがままを言っていいいのですが?難しいのが現実です。いっぱい裏切られ、騙され、傷ついています。傷ついても、傷ついても、相手に嫌われないように「いい人」を演じ続けます。とても悲しいことです。しかしながら、これだけ傷つき苦しんでいる人が、本人も気づいていなところで、人を裏切り、傷つけている事に、気づいていない時があります。これもひとえに、今までに傷つきすぎたのです。真面目に頑張った分だけ、その反動が現れます。特に、その人にとって優しいく接してくれる人に対して、嘘を付いたり、裏切ったりします。「自分にとって、怖い人、ひけめを感じる人、委縮する人」には、一生懸命嫌われないように尽くします。約束事にも一生懸命守ります。自分の事を犠牲にしてでも!傍目から見ても、大変なぐらいに!ところが「自分にとって優しい人、許してくれる人、かばってくれる人、守ってくれる人」には、わがままです。約束も平気で破ります。「許してくれる」と、甘えています。「仏の顔も二度三度」です。初めは許してくれて、大目に見てくれても、優しい人も人間です。裏切られれば傷つきます。その人の事を信用しなくなります。そして相手にしなくなります。


裏切らない


私たちは、知らない間に「敵」を作り出しています。カウンセリングの中でも起きます。クライエントとの間で、「約束事」を決める事があります。シッカリ守るクライエントの方が大多数ですが、ときに約束を破るクライエントが居られます。電話一本、メール一本入れるだけで、事情が分かり、その前後策が、クライエントと共に打てるのですが(気持ちよく)、勝手に自分に都合の良い解釈をして、約束事を破ります。私たちは、「約束事」をその人が破っても、一切責めません。その人たちの「自己責任」「自己成長」を願っていますので、その人の判断を重要視します。約束を破ったことを伝えると、もともと善良な人ですから「謝り」行動を変化させていかれますが、この状態では成長がありません。自分で気づいて、行動を起こし、責任を取る事が大切なのです。約束を破ったままでしたら、今度何かあった時に、カウンセリングに来ずらくなります。もともと人は「善人」です。約束を破るから、「ルール」が必要になります。「ルール」があるから、生き辛くなります。この悪循環を断ち切りませんか!信用してくれる人を「裏切らない」!実行しましょう!









【心理カウンセラー資格・悩みの謎解き:自分軸・相手軸・共生軸】

2024-02-12 12:00:00 | 日記
共生軸

私達は、決して独りで生きていくことは出来ません。どんなに強い人でも、誰かと関わっていかないと生きていけないのです。誰かと関わるからこそ、存在感を感じ、心の安定が図れます。ひとり旅をすればよく分かります。普段、挨拶をしない人でも旅先で見知らぬ人「おはよう」と声を掛けます。それに対して、返事があれば心が「ホッと」するのです。お互いが助け合ってこそ、人生です。お互いが我を出せばぶつかり合います。お互いが相手のことを思いやり、時には自分の思いを少し抑て相手を立ててみる事をお互いが行なえば、お互いが嫌な思いをせず対人関係がスムーズに行き、幸せな思いで過ごせるんですけれどね。自分軸や相手軸で生きると苦しいことばかりになります。



自分軸

自分軸はとても大切です。イニシアチブを持って人生を生きなければ意味がありません。自分自身の価値観、夢、希望、意思がなければブレてしまい流された人生になります。しっかりとした自分軸が必要です。但し、自分軸を優先しすぎるとトラブルが発生します。自分軸の思いが強すぎてしまうと、社会生活の中で相手に迷惑を掛けます。緊急時には特に起きやすくなります。初めは相手も融通して合わせてくれますが、度重なると相手も自分軸を持っていますから「仏の顔も二度三度」になってきます。当事者は、自分軸で周りが見えなくなっています。やはり、緊急時に於いても、相手のことを思いやる共生軸が必要となります。

相手軸

相手軸は対人関係に於いて大切です。相手の気持ちを思いやる事は重要です。相手が何か問題を抱えたとき、思いを察し喜ぶこと、助かることをサポートすることは、社会性の中では必要な事です。ただ、思いやりすぎて自分軸を無くしてしまっては問題です。優しい人ほど自分の事をさておいて他人の為に力を注ぐ方がいます。これは誰の人生を歩んでいるのでしょうか?相手の顔色を見て、相手を喜ばす事をしていませんか?罪悪感を感じていませんか?相手軸を優先すると自分軸が消えてしまいます。自分軸と相手軸のバランスが必要です。自分軸をしっかりと持ち、相手軸の事も考えながら調整が出来る共生軸が大事です。人間は共生の動物です。








【心理カウンセラー資格・悩みの謎解き:ONとOFF】

2024-02-05 12:00:00 | 日記
切り替え

社交の顔とプライベートの顔を使い分けているかどうか。これが使い分けれなければ対人関係でトラブルが発生します。私達には表の顔と裏の顔が必要です。嘘の私と本当の私です。時にはどちらが本当の私か、混乱して分からなくなることがあります。何故、混乱するのか?人に嫌われたくないからです。特に親にです。親に嫌われないように親が喜ぶ、望む姿を演じます。自分の本音を隠し。これが日常化しどちらが本当の私かが、分からなくなってきます。無意識のうちに人に嫌われない自分を日常化し、対人関係を行なっています。気を緩めれば、本音の顔が出てきては困るので、常に気を張って社会生活を送っています。



「ONとOFF」

この切り替えがなかなか難しいものです。日常生活の中で、臨機応変に切り替えできれば良いのですが、時には「ON」になりっぱなしの時があります。常にスイッチが入りっぱなしで、仕事をしてそしてそのまま、プライベートにまで持ち込んでいる方が、多く居られます。猪突猛進、走れる所まで突っ走ってい、息切れしてしまいます。息切れしてからでは、回復に時間がかかります。当然、相手の人にも当たり前の如く要求します「私が頑張っているのに、何故あなたは頑張らないの」傍から見れば大きな迷惑です。ひとりでむきになっているのですから!これでは対人関係も悪くなります。相手には相手のペースがあります。お互い旨く絡み合えるからこそ、物事がスムーズに行きます。

心の休憩所

旨く「ONとOFF」を使い分けませんか?弓も、引きっぱなしでは弦が伸びきってしまい、何の役にも立ちません。また使わなければ、弦が硬くなり引くことが出来ません。適度なバランスが大事です。普段の生活の中で「あぁ、力が入っているな!」感じたら、少し「フゥ」っと力を抜いてみませんか!息を吐くだけで充分です。出来れば力が入っている部分に気づいてください。そこに自分のテーマが潜んでいます。どんな時に、その場所に力が入るのか?どんな人に会ったら?どんな言葉に?どんな環境に?そして過去に体験したことに?どこか、繋がってきますよ!私達には心の休憩所が必要です。そこでは、本当の自分に戻れる。気を抜くことが出来る。本音が出せる。心をリセットできる場所が必要です。貴方にはありますか?本来は家庭なのですけれど。