〈金色のちひさき鳥の形して銀杏散るなり夕陽の岡に〉【与謝野晶子】
今日のスケッチ例会は小金井の《江戸東京たてもの園》でした。皆は勇んで東京中から集められた名建築を描きましたが、建物の苦手な私は武蔵野の森の陽だまりで、2本並ぶ銀杏に最後まで残った「金の小鳥」を、「君死にたもうことなかれ」の歌人の歌を思い浮かべながら描きました。鉛筆デッサン60分、着彩30分、散策1万歩、身も心も空も澄み渡る初冬の散歩スケッチでした。
帰り道、綺麗さっぱり葉を散らして”バンザイ”する森の住人ペアを、サッともう一枚。