ポニー。

今日は、東伊豆町の稲取に行ってきました。
目的は母の女学校（！）のお友達が約40年前に（！）始めた喫茶店に久しぶりに伺うこと。



ポニーという昭和の香りのする喫茶店です。稲取は古くからの温泉街で開店した当時はホテルのバンドマンや仕事明けの芸者さんなどでにぎわったのだそうです。
今では、昔からのお客様やご近所の方などほぼ常連さんの集う場所。ここがなくなったら困るという方がほとんどです。



旧知を温め当時の成績表まで登場し、たのしいひと時が過ごせました。



こちらはその常連のお向かいのラーメン屋さんの煮卵。お土産にいただきました。この色はなかなか家庭ではできません。
味がしっかり染み込んださすがプロの味でした。


地域の方に親しまれる、そんなカフェを私もめざしたいという思いを新たにした一日でした。

なつめ。

お隣の庭のなつめが実をつけ始めました。

もう少しすると赤らみ始め、少しりんごのような味がします。

無花果もそうですが、このなつめや、ぐみなど昔はたっぷりざるに入れてご近所からいただいて食べていたものです。

最近はおしゃれなフルーツに押されていますが、隣のおじいちゃんいわく「なつめは三粒食べれば元気になる。」らしく現に漢方薬として使われているんですね。薬膳料理にも欠かせないもので、参鶏湯にも使われています。

先人は偉大です。

無花果。

今日も、朝採れの無花果をいただきました。

新鮮なままいらしたお客様に食べていただこうと、ワンコインケーキプレートに載せて。

東京からいらしたお客様にもとても喜んでいただきました。

残りは赤ワイン煮にします。フレッシュの優しい甘さとはまたちがった甘さが引き立ちます。

こちらは次回のワンコインプレートに、メインのケーキの傍らに添えましょう。

無花果のタルト。

地物の無花果です。形は不ぞろいですが味はばっちり。

こうして生のままタルトに載せて焼けば多少の不ぞろいはなんの問題もありません。



アーモンドクリームとの相性もばっちりです。



こちらは夏にたくさんいただいて冷凍しておいた地物のブルーベリーのスコーンです。

ざっくりと切りっぱなしのスコーンは、上品な英国風とは一味違うニューヨークスタイル。

甘さ控えめでヘルシーです。

あまちゃん。

今日の放送のあまちゃんと水口を見ていたら、思い出しました。

「探偵物語」の松田優作と薬師丸ひろこ。

大好きだったんです、この映画。



特にこの場面。

なんか感慨深いです。