とどちゃんの縁側でひとり言・・・。

日々の生活の中で見たこと感じたことを記録していきます。

責任

2006-11-14 22:05:33 | 社会
先日、山形へ旅行に行った時の話だ。
ホテルに着き、早速お風呂に向かった私たち、私が浴場に行くとすでに他のお客さんも入ってました。
中年の女性と、若い女性二人、そして、その若い女性のお子さんらしき4,5歳くらいの男の子一人・・・。
私は、しつけのなっていない子供さん、と言うよりは躾のできない親は嫌いです。
この男の子も、お母さんが湯船に入るというのに「いやだ」と言って入らず、シャワーで遊んでいました。
湯船に向かってシャワーを撒き散らして・・・。
まあ、直接かかりませんでしたので、放っておいたのですが、そのお母さんも、中年の女性も、もう一人の(多分お母さんの姉妹と思われる)も皆さん洗面器も、椅子も片付けずに出て行きました・・・。
女風呂って本当にだらしないです。施設によっては最初から洗い場に洗面器と椅子が用意されている所もありますが、そういうところでも、最初に置いてあった通りにかたして出るのが常識でしょう。
まして、自分で所定の位置から持ってきたものであればなお更です。
お風呂場を見ただけでも、日本の女性が堕落しているのが解ります。
そして、食事の時、その家族は私たちのテーブルの後ろの席でした。
例の子供がおとなしくできるはずもなく・・・。
ものの5分も経たないうちに席を立ち、食堂で走り回っていました・・・。
驚いた事に、その一行は両家のお爺ちゃん、お婆ちゃんまで大人が総勢7人もいるのに、誰一人その子の面倒を見るものはいないのです・・・。
挙句の果てに、その子があまりにもウルサイからでしょうか?
「あっちで水槽の魚でも見てな」と言うのです・・・。
こんな、大人が7人もいて、一人の子の面倒が見れないのに子供を産む気になんてなれません・・・。
って、言うか・・・。
確かに少子化は深刻な問題ですけど、子供を作っちゃダメな人っているよなぁ・・・。と思います。
「そんな事ない、みんな始めは解らないのです。子供と一緒に成長するのです」という人もいますけど・・・。
無理ですって、第一に大人が子供で居たいのですから、大人になりたい何て思わないんですから、親何てそんな面倒くさいものになんて誰がなりますか。
友達の様な親何て親じゃありません。そんなもの子供が本心から欲しいと思っているのでしょうか?
ヤンキー先生が言っておりました・・・。
いじめが深刻化している現在、地域の大人も係わって子供の力になって欲しいと・・・。
今の子供たちを作っている大人たちに根本の原因はあるんですよ。
大体、自分の子供や孫の面倒もロクに見れない大人が、他人の子供なんて救えるはずが無い。
もう手遅れですよ。
大人がダメになった現在。母親が馬鹿になった現在、日本中の大人が全員「大人としての責任」の勉強をしないとますますひどくなる一方だと思います。
大人としての責任・自覚。親としての責任・自覚。
昔は早く大人になりたかった。大人は怖い存在だった。それでいいんですよ。
子供の目線に全てあわせる必要は無いんです。大人には大人の、子供には子供の世界がある。
理想論や感情論だけではどうにもなりません。
問題点はまず、その問題をとことん知り尽くさないと解決なんてできません。
よく知りもしないで、理想論や感情論を掲げるのは「逃げ」です。
目をつぶりたい事もちゃんと見なくちゃ何も解決しません。
ちゃんと見て、現実の状況から解決を見出すのが大人の仕事です。
コメント
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