祖母が中一の秋に亡くなり、祖父が翌年の春に亡くなった。両親がいたけれど、私は人生の選択を迫られていた。100%私がどんなに悪い事をしても守ってくれる人が居なくなった時。「どうする!?」その気持ちだけが私を動かした。そうだね。あの時から私は一人だったのだと思う。祖母が死んで、...
両親は高校進学を望んだ。でも私はこの家をどうしても出たかった。当時の私に居場所が無かったから。とにかく一日も早く自立したかった。そんな時にかかってきた電話が私の運命を左右することになる・・・。
それは、私が小1の時に一度だけ言った言葉を覚えてくれていたDrからの電話だった・・・。「とどちゃん。看護師になりたいって言ってたよねぇ?今も変わってないかな?」この電話がなければ今の私は存在しない。
本当にありがたい事だと思う。それと同時に、自分は孤独ではないと解った。必ず誰かが見てくれている。一生懸命なら尚の事・・・。
まぁ・・・この後、そんな見てくれてる人達に支えられて、看護師をしながら高校に通うという・・・今では絶対できないであろう事をやっちゃったりする。夜勤もやったしね。月10回深夜勤とか。5時半から9時過ぎまで定時制行って、その後深夜とかやったなぁ。今は死ぬと思う。(笑)
今振り返れば、物凄く愛されてたんだなぁって思う。でも、その愛に今応えているかなぁ?最終目標だった助産師は諦めちゃったしなぁ。とか、色々思う40代。今考えてる事は平等の医療。物凄く悩もうと思ってます。