ときの備忘録

美貌録、としたいところだがあまりに顰蹙をかいそうなので、物忘れがひどくなってきた現状にあわせてこのタイトル。

さらば、勝負下着

2012-11-12 | 砂時計
勝負下着を身に着けることがある。
私の場合の勝負下着とは、若い子たちのいうところの勝負下着とは違い、
本来の体型を矯正するための、ボディシェイパーの類の下着である。

今回、この下着を引っ張り出してきたのは、ハレの席に列席するため。
会社で年に一度あるレセプションに出るため、何を着ようか?
と悩んだ末、今回はパンツをチョイスした。
36サイズのパンツのヒップ、太ももはどうにか収まったものの、ウエストがかなりきつい。
これは下着で矯正するしかないな、と取り出した次第なのである。
スカーレット・オハラのようにメイドさんのいない私は、夫の手を借りて下着を引っ張りあげ、どうにか肉襦袢を下着に納めた。
胃の辺りは、まさにボンレスハム状態。
これでは、おそらくお昼の豪華なお料理もおいしくいただけないかも・・と一抹の不安はよぎるが
ま、料理より何より、今回はこのスタイルで行くと決めたんだから、どうにかじっと我慢の子でいよう。
ファッション評論家ピーコさんの名言がよみがえる
「ファッションは勇気と我慢よっ!」

かくして、おいしそうなお料理を前にして、控えめながらもすべてを平らげた私。
胃で消化されたものが、すんなりと腸へ進んでいかないのを感じながら、家路を急いだ。
家に帰って、下着を脱いで初めて人間らしさを取り戻した気分である。
はぁ~~~~~~
もう、勝負下着などに頼るまい。
どうどうと自分の自然なボディラインで勝負できるように、身体をひき締めよう。
さらば、勝負下着。

そう、決心したのもつかの間、プチぎっくり腰が再来した。
シェイプアップのための運動は、またも見送り。
決意がゆらぐよなぁ。。。

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